みなさん、こんにちは!
今回は前回のゆっくりハリー・ポッター 第十五弾でご紹介した
「もっとゆっくり行けませんか?」 can we go more slowly? の応用編です。
と、その前に、前回の引用文の復習です♪
前回ご紹介したのは、、、
HARRY POTTER and the Philosopher's Stone by J.K. ROWLING、第5章
魔法使いの銀行で、Hagridが、カートを運転するGriphookに、次の金庫へ向かうように依頼するシーンより~
He turned to Griphook. 'Vault seven hundred and thirteen now, please, and can we go more slowly?'
ー彼(Hagrid)はGriphookのほうを向いて言った。「次は金庫713までお願いします、それから、(今回は)もう少しゆっくり進んでもらえませんか。」ー
今回は黄色の部分を応用します♪
ちなみに、この疑問文はwe(私たち)が主語になっていますので、カートを運転するGriphookのことも含めて
カートにのる全員を指しています。
Can we ~? は
自分と一緒にいる人を含めて”(私たち)~していいですか。”と聞くときに使えます。
ポイント:canの後ろに来る動詞は必ず原形(元の形)になります。
この文章は疑問文ですのでcanから始まっていますが、その法則は変わりません。
そのため、weの後には原形動詞が続いています。
注意!!そのルールは主語がheになっても変わりません。
引用元にあった文章は
Can we go more slowly?
「(私たち)もっとゆっくり行ってもいいですか。」
下線部を変えて活用してみます♪
まずは基本の比較級で反対の意味を使って
「もっと早く行ってもいいですか(もっとスピード出せますか)」は
Can we go faster?
順番の話に変えて、
「一番に行ってもいいですか」は
Can we go first?
基本単語が並んで出来上がった”go first”というフレーズ。
こちらもよく使えます。
何人かいる時に、それぞれが順番で何かをする際、
「誰が先にしたいですか(一番にしたい人)」と言う時は
Who wants to go first? という表現がよく使われます。
※誰が~?と尋ねる時はwhoを主語にして後はそのまま普通の文を作って
最後に?マークを付けます。
この時の注意点は現在(今)の話をする時は動詞にs(エス)を付けることです。
「私が(先に)行きます(やります)!」「では、私から。」と言う時には
I'll go first. と言うといいです。
・・・・・・・
少し脱線しましたが、元に戻って、
”一番に””先に”の反対、”後で”を使って
「(私たち)後で行ってもいいですか」は
Can we go later?
"go later(レイター)" もよく使えるフレーズです。
「私、後で行きます」と言う時には、I を主語にして、
これからの話ですのでwillを付けて
I will go later. と言うと伝わります。
Can we go later?
”後で”を”次に”に変えると
Can we go next?
「私たち次に行ってもいいですか」となります。
”私たち”バージョンで活用してきましたが、
weをIに変えたら、そのまま「私~してもいいですか」という疑問文が出来上がります♪