前回、母親の利き腕の骨折の話をしましたが、今回は、教室のレッスンで、生徒の方にお読み頂いている記事より、「利き手(腕)」を表す英語をご紹介します
まずは、これをすれば賢くなる!?当ブログでおなじみのReader's Digestで紹介されていた、
14個の奇妙な脳トレに関する記事の1つ目の項目からの引用です♪
「利き手」は英語で何と言うか、予想しながらお読みください
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・14 weired brain exercises that help you get smarter. ーReader's digestー
"Brush teeth with your non-dominant hand"
Brain exercise: Brush, and don't forget to open the tube and apply toothpaste in reverse, too.
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さて、いかがでしょう?
Brush teethは、「歯を磨く」ですね。
with ~ handは、 「~の手で」です。
この ”~”の部分に入っているのが、"non-dominant" です。
”non-dominant” handで歯を磨くって???という感じですが、ここで忘れてはいけないのが文脈です。
歯を磨く時に使う手は、通常は利き手だと思いますが、テーマが「奇妙な脳トレ」の記事ですので、普通に磨いても(利き手で磨いても)奇妙な脳トレの感じはしません。と言うことは、それとは反対側の手、つまり、”利き手じゃない方”で磨くのが、脳にはいいということかな?と予想できるかなと思います。
果たして、予想通り、non-dominant handが、「利き手じゃない方の手」を表す英語でした。
その反対語、つまり、nonを取った "dominant hand"というのが、「利き手」を表す英語です。
エクササイズをする時のポイントとして、 don't forget to open the tube and apply toothpaste in reverse, too.(the tube (歯磨き粉の入れ物)を開けて、歯ブラシに歯磨き粉を付ける時も反対にする(in reverse) のを忘れないで。)と書かれているのがいいですね。
さて、利き腕、もしくは、利き腕じゃない方の手を表す英語を見て頂いた所で、今度は、注射を受ける時の手について、興味深いことが書かれていた記事の一節もご紹介します。
ここからが引用です どのようなことが書かれている記事かを想像しながら、お読み下さい。
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Coronavirus FAQ: I'm Afraid Of Needles. Does The COVID-19 Vaccine Hurt? -NPRよりー
Offer your non-dominant arm
But arm pain will likely be less annoying in your left arm if you're right handed and vice versa, says Weatherhead.
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さて、いかがでしょう?ワクチンに関しては、賛否両論ありますが、このコツは、他の注射を受ける場合にも適用できるのではないかな?と思います。
タイトルも面白いので、少し見ていきたいと思います。
まずは、FAQは Freaquently Asked Questions(よくある質問)の略です。
be afraid of ~ =~が怖い、needlesは「針」「注射針」、 Does ~ hurt? で「~は痛いですか」の意味です。
これらをまとめて、タイトルを読み解くと、「注射が怖いですが、コロナワクチン接種は痛いですか」となります。
そして、コロナのワクチンに関するよくある、この質問への回答が記事の内容になっています。
色々と書かれていて他も勉強になる記事なのですが、今回は「利き手」もしくは「利き手じゃない方の手」に注目をして、その表現が書かれている部分をご紹介しています。
その項目が”Offer your non-dominant arm”のところです。
offerは、提供する、提案するの意味ですが、注射の話、そして、腕の話、ということを忘れずに読むと、「腕を差し出す」となります。どんな腕か? "your non-dominant" arm 。
出ました、”non-dominant”!
「dominant じゃない方の腕」です。
「利き腕じゃない方の手を出して下さい」つまり、利き腕じゃない方に打ってもらうといいですよ。ということですね。
その理由が、But arm pain will likely be less annoying in your left arm if you're right handed and vice versa, says Weatherhead.
Dr. Weatherheadによると、もしあなたが、右利きなら、左の腕に、その逆もまた同じ(and vice versa)で、左利きの人は、右腕にしてもらった方が、痛みがあってもそこまで不快に感じなくて済むということだそう。
☆「右利き」、「左利き」を表す英語は、 right-handed / left-handed です。be動詞と使います。
利き手(腕)だけでも、話が膨らんできましたが、今回は、もう一つ、今度は、象について、なんとすごい動物なんだ!と感心させられる記事より、象の利き手(腕)ならぬ”利き牙!”について書かれた一節をご紹介します
どのようなことが書かれているか、想像しながらお読みください。
14 Amazing Things You Didn't Know Elephants Could Do -Reader's Digest-の8つ目の項目からの引用です。
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8. They can use their tusks* as tools.
They can be right-tusked or left-tusked, similar to human handedness, with the dominant tusk usually more worn down than the other - one study showed more elephants are righties.
*tusk「牙」
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さて、いかがでしょう。
ある人について、例えば、「彼は右利きです」という時は、He is right-handed.
「彼女は左利きです」という時は、She is left-handed. となりますが、Elephants の場合、手ではなく、牙を道具として器用に使っています。しかも、それぞれに、より使い勝手のいい牙があるそうです。
それを人間と同じように、They can be right-tusked or left-tusked.と表現されている所が面白いです。
ということは、メスで、右の”牙利き”だったら、She is right-tusked.
オスで、左の”牙利き”だったら、He is left-tusked.となりますね。
どちらの牙をよく使っているかは、牙を見たら分かるそうで、よりよく使っている方の方が、more worn down than the other だそう。(※wornはwear「傷む」の意の過去分詞形です)
しかも、one study showed more elephants are righties. (≒right-tusked) (ある調査によると、右利きの象のほうが多い)そうです。
☆righty は a right-handed person を表す口語です。複数形にする時は、最後のyをiに変えてesを付けます。
象について話している文章で、人を表すような表現が使われているのが面白いですね。
いずれにしても、利き手を怪我すると、色々と大変なので、できるだけ、日ごろから、non-dominant hand を使うようにしたいですね。It's also good for your brain. ですので、おススメです。
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