皆さん、こんにちは。今回は課題本(※レベルに合わせてご案内しています)の一つ、When You Reach Me (Rebecca Stead著)より、realを使った表現をご紹介します。
When You Reach Meは、シングルマザーのお母さんと二人暮らしの主人公Mirandaの視点で色々な出来事が語られていくスタイルのお話です。
今回ご紹介する表現は、家に初めて泊まりに来た友人のAnnemarieが、Mirandaのお母さんについて、Mirandaと二人きりになった時に言った言葉からの引用です まずは、辞書なしで、それぞれの登場人物が何を言っているか、また、何を思っているかを想像しながらお読み下さい♪
Annemarie とMirandaの会話です。
"Your mom is cool," she(Annemarie) said later, when we were in our beds and her face was resting on Mom's pillow.
"I like her a lot. She's like a real person, you know? And she treats you like a real person too. My dad still acts like I'm a baby."
"I guess."
But who wants to be treated like a real person? I thought. I wanted to be treated like Annemarie and have all my snacks tied up with ribbon.
さて、いかかでしょうか。
初めてのお泊り会の一場面ですので、二人ともがそれぞれのベッドに横になりながら話をしています。
この前に出て来るシーンでMirandaとお母さんのやり取りがあるのですが、それを見ていたAnnemarieは、Mirandaと彼女のお母さんとの関係性が羨ましくなっていました。
その気持ちが
"I like her a lot. She's like a real person, you know? And she treats you like a real person too. My dad still acts like I'm a baby."という発言に表れています。
太字にしたrealの使われ方が今回のお勧めです。
そして、この意味を理解するための手掛かりになるのが、下線を引いた、"My dad still acts like I'm a baby." です。
ここで使われている、like (名詞) または like (that) 主語+動詞 のlikeは”~のように””主語が動詞のように”という意味です。
And she treats you like a real personのところを、あえて訳すとすれば『彼女はあなたを一人の人間として扱ってくれる(話をしてくれる)』のようになるのかなと思いますが、この文章全体の意味は、英語のまま理解したほうが味わい深いシーンになりますので、細かい日本語訳は書きませんが、基本単語の文章ですので、大体の意味は掴んで頂けると思います。
育った環境でそのようになっているけれど、Mirandaとしては、甘えられる子どもでいたいと思う時もあります。そのため、Butから先に綴られているMirandaの気持ちもなかなか切ないなと思います。
大人を表す言葉にa grown-up という表現がありますが、a baby の対比として、She treats you like a grown-up.というのではなく、She treats you like a real person.と表されているのがとてもいいなと思います。
realは基本単語ですが、奥が深いですね!
最後にすべてがつながるとてもよく書けたお話です。
洋書で英会話の勉強始めませんか?通信講座も受付しています。
English and Beyondのホームページはこちら→ English and Beyond
When You Reach Meは、シングルマザーのお母さんと二人暮らしの主人公Mirandaの視点で色々な出来事が語られていくスタイルのお話です。
今回ご紹介する表現は、家に初めて泊まりに来た友人のAnnemarieが、Mirandaのお母さんについて、Mirandaと二人きりになった時に言った言葉からの引用です まずは、辞書なしで、それぞれの登場人物が何を言っているか、また、何を思っているかを想像しながらお読み下さい♪
Annemarie とMirandaの会話です。
"Your mom is cool," she(Annemarie) said later, when we were in our beds and her face was resting on Mom's pillow.
"I like her a lot. She's like a real person, you know? And she treats you like a real person too. My dad still acts like I'm a baby."
"I guess."
But who wants to be treated like a real person? I thought. I wanted to be treated like Annemarie and have all my snacks tied up with ribbon.
さて、いかかでしょうか。
初めてのお泊り会の一場面ですので、二人ともがそれぞれのベッドに横になりながら話をしています。
この前に出て来るシーンでMirandaとお母さんのやり取りがあるのですが、それを見ていたAnnemarieは、Mirandaと彼女のお母さんとの関係性が羨ましくなっていました。
その気持ちが
"I like her a lot. She's like a real person, you know? And she treats you like a real person too. My dad still acts like I'm a baby."という発言に表れています。
太字にしたrealの使われ方が今回のお勧めです。
そして、この意味を理解するための手掛かりになるのが、下線を引いた、"My dad still acts like I'm a baby." です。
ここで使われている、like (名詞) または like (that) 主語+動詞 のlikeは”~のように””主語が動詞のように”という意味です。
And she treats you like a real personのところを、あえて訳すとすれば『彼女はあなたを一人の人間として扱ってくれる(話をしてくれる)』のようになるのかなと思いますが、この文章全体の意味は、英語のまま理解したほうが味わい深いシーンになりますので、細かい日本語訳は書きませんが、基本単語の文章ですので、大体の意味は掴んで頂けると思います。
育った環境でそのようになっているけれど、Mirandaとしては、甘えられる子どもでいたいと思う時もあります。そのため、Butから先に綴られているMirandaの気持ちもなかなか切ないなと思います。
大人を表す言葉にa grown-up という表現がありますが、a baby の対比として、She treats you like a grown-up.というのではなく、She treats you like a real person.と表されているのがとてもいいなと思います。
realは基本単語ですが、奥が深いですね!
最後にすべてがつながるとてもよく書けたお話です。
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