みなさん、こんにちは!
レッスン準備のため、またまた久しぶりの更新になってしまいましたが、
今回は塚口カルチャーセンター
上級クラス(毎月第1、第3日曜日午前10時10分~)で6月から新しく取り組む洋書
THE 100-YEAR-OLD MAN WHO CLIMBED OUT THE WINDOW and Disappeared (JONAS JONASSON著)より
「うまくいく、効く、動く」などを表すworkを使った表現をご紹介します♪
この小説は、自身の100歳の誕生日パーティが今まさに行われようとしている時に
主人公Allanが老人ホームからこっそり抜け出すところからスタートします。
彼はなぜ老人ホームを抜け出すことにしたのか、抜け出した後どうなるのか、などなど
気になるポイントが沢山あるお話しですので、オリジナルの課題に取り組んで頂きながら
クラスで一緒に読み解いていけたらな~と思っています。
今回紹介する表現は主人公Allanが老人ホームを逃げ出した後にたどり着いたバス停で、
「今から数分後に出るバスはないか?」とバスのチケット売り場の係に尋ねたシーンにありました。
The little man silently inspected his timetable and let Allan's words sink in.
"Bus number 202 departs for Strangnas in three mninutes. Would that work?"
☆今回のオススメ☆
緑で印をつけた部分にあるworkです。
ここでは、行き先を告げられるよりも先に「今から数分後に出るバスはないか?そしてそれはいくらになるか?」と
聞かれたため、チケット売り場の係の人が、行き先よりも出発する時間のほうが大事って、、、と不思議に思いつつも、
Allanに言われたことを考えながら黙って時刻表を見て
「202番のバスがStrangnasに向けて3分後に出発しますが、それでいいですか。」と言っています。
*Strangnasはスウェーデンの都市名です。
workには一般的に知られている「仕事」「働く」以外に
「うまくいく、効き目がある、動く」などの意味があります。
そして実際にはその意味でもよく使われます。
このworkを使って活用してみます♪
「その薬は効き目があった」は
The medicine worked.
参考書など「その本は効果があった」は
The book worked.
約束の取り決めなどで「私は3時で大丈夫です」と言うには
Three o'clock works for me.
「明日で大丈夫です」
Tomorrow works for me.
旅先などで部屋のシャワーなどが使えない時には否定で
The shower doesn't work.
The air conditioner doesn't work。
もう一つ今新作の課題プリントを制作している小説があるのですが、
その小説の中で主人公がある物まねをした時に
それを聞いた相手がそのもの(本物)と間違えた時に、
主人公が心の中で叫んだ言葉も
It worked!
訳すとしたら「うまくいった!」ですね。
このwork、色々なところで使えます♪
塚口カルチャーセンター上級クラスで6月から新しく課題として取り組む洋書
THE 100-YEAR-OLD MAN WHO CLIMED OUT THE WINDOW and Disappearedは
映画にもなっていますが、
映画を見るよりも本を読むほうが確実に英語力全体がアップします♪
そのため、生徒のみなさんには本を読んだ後の楽しみとして
興味があれば映画をご覧くださいとオススメしています(^-^)