みなさん、こんにちは!久しぶりの更新になりましたが、今回は、Someday Angeline (Louis Sachar著)より、”hot”が使われている表現をご紹介します。
単語の意味は、文脈が大事です。なので、天気の話をしていて、It is hot.と言えば、「暑い」ですが、食べ物の話をしている時に、It is hot.と言われると、もちろん、おおよそは、内容で判断できると思いますが、「熱い」と「辛い」、どちらだろう?と迷うことがあります。今回紹介する表現は、そのどちらを意味しているのかが、よく分かる文章です。
お母さんを亡くしてから、お父さんと二人暮らしの主人公Angeline。彼女の家に、お父さんの仕事仲間であり、友人のGusが訪ねて来た場面からの引用です♪
(お勧め表現を太字にしています)
When Gus arrived, Angeline let him in.
"Hello, Gus," she greeted.
"Hello, Angelini," said Gus.
"We're having chili," she told him.
"Sounds good," said Gus.
"Do you like it hot?" she asked. "I mean spicy hot, not hot hot."
"The hotter the better," said Gus.
"Me too," said Angeline, "only not too hot."
夕飯はチリ(唐辛子とミンチ肉などを煮込んだ料理?)だけど、hotなほうがいい?とAngelineがGusに尋ねています。
そして、hotなほうがいい?と言った後に、あ、熱いほうのhotじゃなくて、辛いほうのhotね、とすぐに言っているのが、分かりやすくていいなと思います。
すると、Gusは、The hotter the better. と答えています。
「the 比較級、the 比較級」で「~すればするほど、より. . . だ」という意味が伝えられる型の文章です。つまり、Gusは、「辛ければ辛いほどいいね」と言っています。きっとSpicy food 好きなのでしょうね。
それを聞いたAngelineは、「私も。でも、辛すぎないのがいいわ」と言っています。
レストランなどで、これはどっちのhotの意味だろうか?と思った時に、Is it spicy hot? (Or hot hot?)と尋ねれば、どちらかはっきりしますね
ところで、今回の文章の出典元のSomeday Angelineという小説は、8歳の主人公Angelineが、赤ちゃんの時に、まだ見たことも、聞いたこともないはずの、Octopus(タコ)という言葉を生まれて初めて口にするところから始まります。
Angelineは、読書が好きで、物知りで、8歳とは思えない知性の持ち主だったため、彼女が3歳の時に、彼女のお母さんを海の事故で亡くしてから、男手一つで育てている彼女のお父さん、Abelが、娘の才能を、ごみ収集車に乗る仕事をしている自分のせいで台無しにしてはいけないと強く思いながら生きているけれど、Angelineは、お父さんの仕事を誇りに思っていて、お父さんのことが大好きで、お父さんと普通に過ごしたいと願っているという、そんな親子の関係と、周りの人たちとの色々な出来事が書かれている、とても深いお話です。
使われている表現も扱われているテーマもすごく勉強になりますので、課題本として、以前クラスで取り組んだことのある作品です。久しぶりに読み返したら、やはり、とてもいい作品ですので、また教室のレッスンでも、皆さんにもお取り組み頂けたらいいなと思います
英語力アップに洋書がお勧めです♪ 英語表現だけでなく、人生をよりよく生きるコツや、教訓、文化、色々な考え方など、多く学ぶことができます。
英会話教室 English and Beyond のホームページはこちら→ English and Beyond
スカイプレッスンも行っています♪ 洋書の通信講座もあります。詳しくはお問合せ下さい。
単語の意味は、文脈が大事です。なので、天気の話をしていて、It is hot.と言えば、「暑い」ですが、食べ物の話をしている時に、It is hot.と言われると、もちろん、おおよそは、内容で判断できると思いますが、「熱い」と「辛い」、どちらだろう?と迷うことがあります。今回紹介する表現は、そのどちらを意味しているのかが、よく分かる文章です。
お母さんを亡くしてから、お父さんと二人暮らしの主人公Angeline。彼女の家に、お父さんの仕事仲間であり、友人のGusが訪ねて来た場面からの引用です♪
(お勧め表現を太字にしています)
When Gus arrived, Angeline let him in.
"Hello, Gus," she greeted.
"Hello, Angelini," said Gus.
"We're having chili," she told him.
"Sounds good," said Gus.
"Do you like it hot?" she asked. "I mean spicy hot, not hot hot."
"The hotter the better," said Gus.
"Me too," said Angeline, "only not too hot."
夕飯はチリ(唐辛子とミンチ肉などを煮込んだ料理?)だけど、hotなほうがいい?とAngelineがGusに尋ねています。
そして、hotなほうがいい?と言った後に、あ、熱いほうのhotじゃなくて、辛いほうのhotね、とすぐに言っているのが、分かりやすくていいなと思います。
すると、Gusは、The hotter the better. と答えています。
「the 比較級、the 比較級」で「~すればするほど、より. . . だ」という意味が伝えられる型の文章です。つまり、Gusは、「辛ければ辛いほどいいね」と言っています。きっとSpicy food 好きなのでしょうね。
それを聞いたAngelineは、「私も。でも、辛すぎないのがいいわ」と言っています。
レストランなどで、これはどっちのhotの意味だろうか?と思った時に、Is it spicy hot? (Or hot hot?)と尋ねれば、どちらかはっきりしますね
ところで、今回の文章の出典元のSomeday Angelineという小説は、8歳の主人公Angelineが、赤ちゃんの時に、まだ見たことも、聞いたこともないはずの、Octopus(タコ)という言葉を生まれて初めて口にするところから始まります。
Angelineは、読書が好きで、物知りで、8歳とは思えない知性の持ち主だったため、彼女が3歳の時に、彼女のお母さんを海の事故で亡くしてから、男手一つで育てている彼女のお父さん、Abelが、娘の才能を、ごみ収集車に乗る仕事をしている自分のせいで台無しにしてはいけないと強く思いながら生きているけれど、Angelineは、お父さんの仕事を誇りに思っていて、お父さんのことが大好きで、お父さんと普通に過ごしたいと願っているという、そんな親子の関係と、周りの人たちとの色々な出来事が書かれている、とても深いお話です。
使われている表現も扱われているテーマもすごく勉強になりますので、課題本として、以前クラスで取り組んだことのある作品です。久しぶりに読み返したら、やはり、とてもいい作品ですので、また教室のレッスンでも、皆さんにもお取り組み頂けたらいいなと思います
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