みなさん、こんにちは!
今回は前回のゆっくりハリーポッター第13弾の続き、
HARRY POTTER and the Philospher's Stone by J.K. Rowlingsより
コミュニケーションに大活躍する、例えの”like"をご紹介します。
まずは引用文の復習から♪
If he'd once defeated the greatest sorcerer in the world, how come Dudley had always been able to kick him around like a football?
前回はこの引用文からhow come ~?を使った部分をご紹介しましたが、
今回のおススメは、この続きのlikeを使った表現です♪
主語のすぐ後ろに like を持ってくると、みなさんご存知の「~が好き」という意味になりますが、
今回ご紹介するlikeはそれとは別の「~のような、~のように」を表すlikeです。
引用文のlikeが入っている部分にハイライトを当てて見てみます。
how come Dudley had always been able to kick him like a football?
※how come は前回ご紹介した「どうして~?」というときに使える表現です。
※『be able to プラス 動詞の原形』 で 「~できる」という意味です。
*be の部分は主語と時制に合わせて変化させます。
例:I am able to play tennis. = I can play tennis.
(私はテニスができます。)
She is able to arrive at 10:00. = She can arrive at 10:00.
(彼女は10時に到着できます。)
They were able to go there by train.
(彼らは電車でそこへ行くことができた)
本文では、always (いつも)が付いて、時制が過去の完了形になって
Dudley had always been able to kick him
(ダドリーがいつも彼を蹴ることが出来た)
like a football (サッカーボールのように)
と、(どんな風に蹴るのか】ということが、likeを使って表されています。
このlike、会話や文章で本当によく使用されます。
その証拠?に、引用文の続きの場面で、
Harryが魔法学校に行くことに抵抗するバーノンおじさんが、
魔法学校の校長のことを悪く言ったことに対して怒ったハグリッドが
バーノンおじさんの息子のダドリーに怒りの矛先を向けた時に起こった出来事を描写したシーンにも
このlikeが使われているところがありました。
それがこちら♪
He(Hagridのこと) brought the umbrella swishing down through the air to point at Dudley
- there was a flash of violet light, a sound like a firecracker, a sharp squeal and next second, ・・・・・
おススメは黄色で色付けした部分ですが、引用した部分全体も訳してみます。
(ハグリッドが(怒って振り回していた)傘をダドリーのほうにシュッと向けた、
すると、紫色の光とそして爆竹のような音がして、金切声 が響き渡った、そして次の瞬間・・・・・(続きは省略))
ちなみにこの後ダドリー(バーノンおじさんの息子)は、ハグリッドの魔法でお尻から豚の尻尾が生えます。
な、なんと・・・(^-^;)
おススメ表現、like ~を活用してみます♪
まずはベーシックバージョン、
likeに名詞を続けて 「~のよう」という言い方です。
「彼女は私の姉のような存在です」は
She is like my sister.
「彼は王様みたいです」は
He is like a king.
「あなたは私の上司のような話し方をする」は
You talk like my boss.
「彼はアメリカ人のように英語を話す」は
He speaks English like an American.
「彼女はスターのような歩き方をする」は
She walks like a star.
「これはトマトスープの味がする」は
This tastes like tomato soup.
「このパンはかぼちゃのようなにおいがする」は
This bread smells like pumpkin.
「このテーブルは箱のように見える。」は
This table looks like a box.
「この車は家のように見える」は
This car looks like a house.
このように何に似ているかを付け加えるだけで
相手にもイメージが伝わりやすくなって
会話も弾むようになります♪
このlikeを使ったもう一つの応用に
it looks like とセットにして 続きに 主語+動詞 を付けて
「(主語)が(動詞)のようですね」という表現もあります。
例えば
It looks like you like it.
(あなたそれが気に入っているようですね)
It looks like she bought a new car.
(彼女は新しい車を買ったようです)
It looks like I will have to work overtime today.
(今日は残業になりそうだ)
It looks like he wants to talk to you.
(彼、あなたに話したいみたいよ)
※文頭の主語は、状況を判断して言う場合はit で
「見るからにその人(もしくは物)がそんな感じですね」という場合、
例えば
4番目の例の文章は彼を主語にして
He looks like he wants to talk to you.としてもOKです。
少しこちらでも活用してみます♪
You look like you need some help.
(手伝いが要りそうですね)
She looked like she wanted to go home.
(彼女は家に帰りたそうだった)
などなど、色々活用できます♪