洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

Take Charge!② -made from? made of? - ~TIME FOR KIDS ALMANAC 2017より~

2024年09月15日 | The World Almanac for KIDS

みなさん、こんにちは!レッスン準備等のため、またまた随分と久しぶりの更新になりましたが、今回はTIME FOR KIDS ALMANAC 2017の環境を守るために日常でできることが書かれているTake Charge! (進んで取り組もう!)というコーナーより、使える英語表現をご紹介します♪

このコーナーでは、環境に優しい生活を送るためにできる10個のアイデアが書かれているのですが、今回、紹介するのは、その5つ目の項目です。それでは、さっそく引用から

知っている英語と常識(今回は「環境にいいこと」ということがテーマです)を手掛かりに、まずは辞書なしでお読み下さい♪

 

5. Avoid products with lots of packaging

Buy products that are better for the environment. Look for items that are made from recycled materials, and have less or no packaging. And when it comes to food, support local farmers markets.

 

さて、いかがでしょう。

項目の見出しについては、後ほど見ていきたいと思いますが、本文がBuy productsという出だしで始まっていますので、買い物の話だなというのは予想できますね。

 

買物の時に、環境について気にかけられること、ということで、productsの後(that以降)に、どのような商品を買うのが環境にいいかということが説明されています。

 

まず1つ目は、 "products that are better for the environment." 

"be good for ~"は「~に良い」という意味で、とてもよく使える表現です。

good をbetterに変える事で、ここでは、「環境により良い商品」と言っています。

 

環境により良い商品とは、具体的にどのような商品を買うのがいいか、それが示されているのが続きの ”Look for items that are made from recycled materials” のところです。

recycled materialsはリサイクルされた材料・原料のこと。

"be made from ~"で 「~で出来ている」という意味です。

「~で出来ている」という意味を伝える英語には、もう一つ、有名な、"be made of ~”という表現があります。

 

be madeのあと、from にするか、ofにするかは、それが作られている原料、材料で判断します。

”from”の場合は、後ろに原料(簡単に言うと、見た目では、それ(主語にきているもの)が元々それだとはわからないもの)が続きます。

例えば、Cheese is made from milk. (チーズは牛乳で出来ている)← チーズを見て、元が牛乳とは見た目ではわかりません。 

他には、Sake is made from rice. 

Soy sauce is made from soy beans.

食べ物が多いですが、

Paper is made from trees. 

These clothes are made from recycled materials. なども、fromを使って表すことができます。

 

”of”は、「見た目で、それが、それで作られていると分かるもの」に使われます。

例えば、These pants are made of cotton. (このズボンは、綿で出来ている)←ズボンを見て、その見た目と質感で分かります。

他には、The scarf is made of wool.

The car is made of iron.

The chair is made of wood.などなど。

 

本文の "made from recycled materials”から、だいぶ広がりましたが、環境により良い買い物をするためにできることは、”Look for items that are made from recycled materials” (リサイクルされた原料・材料で作られている商品を探す)。

そして、もう一つ。

コンマの後に続く内容ですが、こちらは、”Look for items that ”から、”have less or no packaging.”と続いています。

全体を続けて訳すと、「リサイクル原料で作られたもの、そして、packcaging(包装)が、”less ”より少ないもの、もしくは、”no”、(包装が)されていないもの、を探そう!」となります。

 

 続いて、今回の引用文の最後の部分、And when it comes to food, support local farmers markets. を見ていきます

 

・"when it comes to ~ "で 「~と言うことになると」という意味です。こちらも知っていると便利な表現です。

(”to”の後には『名詞』が続きます。そのため、動詞を続ける場合には、ingの形の『動名詞』にします。)

・supportは「~を応援する、支持する」という意味です。

 

これらを合わせて、意訳すると、「食べ物は、地元の(=local) ファーマーズマーケットを利用しよう(地産地消を心がけよう)!」というようなことを伝えています。

 

そして、ここまでのことをまとめた見出しが、"Avoid products with lots of packaging." です。

 

沢山包装された商品はどうするべきか?

 

買わない方が環境にはいいですね。

 

avoidは”~を避ける”という意味ですので、まさしく、そういうことを伝えています。

 

今回の引用文、本文を含めて、基礎単語の短い文章で、とても大事なことを伝えていますね。

また紹介したいと思います。

 

今回の引用元はTIME FOR KIDS ALMANAC ですが、自然について学べる、National Geographic Kids Almanac もお勧めです

 

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