縄文ジャーナル13号に、私が投稿した記事からです(その3)。
<学校システムとやる気世界一>
ヨーロッパがEUになってからは特にフィンランドは抜きん出てきました。昨年の世界ランキングに二つも挙げられています。
その一つは、小学校のシステムと学力です。学費は全部タダです。高校まで、プライベートスクールも同じで国が援助します。大学も学費が凄く安い。現在の心導協会会長のサト(32才)という女性はヘルシンキ大学(日本の東大のような)の大学院生ですが、仕事と勉強を両立させています。
テレビ番組で、12月下旬に大統領選挙のインタビューがあって、元大統領が、小学生から政治のスローガンなどのインタビューをされたりしています。学力の詰め込み式ではなく、社会に参加しながら学ぶというこの国の教育は、目を見張るものがあります。
二つ目にフインランドがやる気世界一になりました。去年までは日本がランキングにずぅと入っていましたが、今年の日本は十五位に落ちています。フィンランドのやる気は縄文心導においても凄いです。国際弁護士のインストラクターのサムリが調査したところ、十年間の間に縄文心導をやっている人が一万人います。フィンランドの人口は五百万人、そのうちの一万人が実践しているとは本当に凄いと思いました。
経済においても携帯電話のノキアは世界的に業績を上げましたが、前身はパルプ工業でした。それが下火になり、切り替えをしました。フィンランドの銀行が悪かった頃、コンピューターを使って取引する方法を考え出したのもフィンランド人でした。フィンランドには森だけしかなく、資源がありません。寒くて、長い冬は本を読むしかなく、いろいろ勉強します。エレクトニクステクノロジー、生物学、アートと頭を使っていろいろなことをやっていくのが得意です。