このようなセット関係は、小論のテーマでもあります。弥生時代、古墳時代、「記・記」編幕時代に、それらの探索を試みたのです。また中国の彩陶土器にもS字渦文と米形を描くものがあり、縄文土器との間には無視できない関係があるように思われます。このほかにも大陸古代文化の影響と考えられる刻文付有孔石、青銅製長刀、三足土器などが日本列島から出土しています。縄文土器と古代中国の青銅器とかレキに形状の類似性を認めるのは私だけではないでしょう。
一口メモ
安田良憲先生の環太平洋における温暖化は500年早かった。縄文文明と長江文明の交流があったのは、今の中国ではないことなどが、DNA判定などで明らかになっています。国際縄文学協会で公演され、縄文ジャーナルにも提載されていますので、くわしく知りたい方は、国際縄文学協会へお問い合わせ下さい。
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