５０代の憂欝 Deperssion 50 years old

４０代を全速力で走り抜いた人が直面する５０代。
病気もしなかった人、自分だけは元気と信じてきた人が陥る心身の危機は深刻です。

朝日新聞を検索すると最近毎日のように目にするのは

衰え、、、５０代が直面する壁
もう一度取戻したい男の自信（５０才男性）

４０代、、限界を感じる。
本当はまだあきらめたくないのに（４５歳男性）

とあります。

女性は４０代後半から５０代はじめに生理が止まり、生殖能力も終わりになり更年期にはいります。
それと同じように男性も筋肉が衰え始めこちらも精力が落ちだします。
男と女の役割の子孫をのこすというDnaが定年を迎えるわけです。

ユングが言っているのは、５０才過ぎたら過去の人生を振り返るセラピーが必要だと。
思い残したことをもう一度ふりかえる。
子供の頃を振り返って解決できなかったことを、解決する。

心の傷は筋肉にも組み込まれていると、心理学者のライヒは言っています。
筋肉の衰えは心理的なことを浮上させるので、そのままにほっておくと心身症になってしまう。
５０才代の元気がなくなるというのは、そういうことからも起こってきます。

特にスポーツの激しい運動のあとが危ないです。
老化を食い止めることは出来ませんがゆっくりすることはできます。

活性酸素を出しすぎるとミトコンドリアの遺伝子を傷つけて癌が発生しやすくなります。
副交感神経優位のストレッチや玄米食はミトコンドリアを元気にして老化を防ぎます。



上手く年取るにはミトコンドリア

還暦といわれるには意味があります。
５０代は６０代になるための心身のケアーをしっかりすることです。
昔の不摂生を取戻す最後のチャンスが５０代です。
食生活も肉食などの動物性中心から玄米、ミソ汁、などシンプルライフに切り替えられると、５０代から後の人生を元気に迎えられます。