倉富和子の女のひもとき in USA

生活に緊張感を与える為に、ブログを書く事にしました!心導・縄文ストレッチ・DNAメソッドを広めるため、世界中を巡ります。

「俳壇」7月号,87歳の叔父さんが見た正夢The dream a 87-year-old uncle saw.

2015-07-16 06:59:20 |  縄文心導ヒーリング
緒方敬という叔父さんがいて、17年振りに電話で話す機会に恵まれ

ました。

叔父さんは私の母の弟で、87歳になって私の夢を見て、翌日偶然に

住所が分かったそうです。私も日本はもとより世界を転々と旅して

いたので、いつの間にか住所不定に。

叔父さんは俳人であること、本も何冊か出されていて、俳人として、

名前を知られた存在で、「生きていられるかな」と思いながら、お

電話を頂いた時には、ビックリしました。母方は長生き家系のよう

で、嬉しいです。

叔父さんは私が小さい頃に、作家志望で芥川賞を取るんだと言って

いたのを思い出します。

叔父さんから送られて来た「俳壇」の中に投稿された記事に書か

れていました。

叔父さんが見た夢。

「大きな家、広い部屋、何も置かれていない。その部屋と広い台所

を跫もなく往ったり来たり。姪の家らしい。姪も三人いるから、誰の

家か分からない。人気のない台所の裏口に鍵をかけて、隣の部屋に

入ろうとしたとき、ふと幽かな物音がした。

不気味な瞬間、暗い台所の片隅から、三、四人高齢の男たちが出て

きた。やがて海の見える港のような場所で男たちの代表の白髪で上

品な老人がにこやかに握手を求めてきて目がさめた。四日前の夢で

ある。

その翌日、十七年ぶりになる姪の住所が判り、電話で声を交わした。

彼女は「心導」ヒーリングを開発した。巫女のようなヒーラだ。

昨年アメリカから帰国したという。八十七年間生きていればこの夢の

続きのような現象に幾度も出遭う。

師波郷との一期一会から韻文精神を、稚魚の繊細な感覚を、省二の

大乗写生を、僅かでも吸収できたのも俳句との縁の賜物。私の作句

の信条は(写実を超えた遥かなものとの調和)だ。年相応に振る舞えば

よいのに、夜探しをしてパソコンを打ち、眠りは浅く夢ばかり見る。

黒澤明は八十二歳で「夢」を見た。こんな夢を見たと、と映画にした八

つの夢は怖ろしく、ストーリーを感じた。夢は存えてもっと見たい。

夢は混沌がいい。
コメント
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