石田梅岩を引き続き勉強しませんか。。
フランクリンはご存知のようにアメリカ独立宣言の起草者で、「富に至る道」
を著した思想家であり企業家です。
2人は海を隔てて同時代に生きましたが、梅岩の方がフランクリンより20年
ほど生年が早いのです。
フランクリンは「富に至る道」と述べて、勤勉と倹約を得るための二大条件
であると説いていますが、梅岩はやはりほぼ同様の主張を、海を隔てた小さな
島国の鎖国国家の中で数十年早く行っているわけです。
「道を外れず、心を重んじる」-梅岩が唱えたその経済思想は、まさにフランクリン
がうたった資本主義の創世成期の精神にさらに役立つものといえましょう。
企業不祥事が起こるたびに、コンプライアンスとかコーポレイト、ガバナンスとか
CSR(企業の社会的責任)といった外来の概念がしきりに取りざたされますが、そんな
カタカナ用語をことさら出すまでもありません。
わが国の長い歴史の中にすでに世界にさきがけて、正直や誠実や勤勉といったー
いまの私たちこそが実践すべきーシンプルで深い思想を説いた石田梅岩という人物
がいたのですから。
梅岩の心学思想は世界的にみても非常に早い段階で確立されたものであり、その
先見性とオリジナルは、日本人がもっと世界に誇っていいのではないでしょうか。

フランクリンはご存知のようにアメリカ独立宣言の起草者で、「富に至る道」
を著した思想家であり企業家です。
2人は海を隔てて同時代に生きましたが、梅岩の方がフランクリンより20年
ほど生年が早いのです。
フランクリンは「富に至る道」と述べて、勤勉と倹約を得るための二大条件
であると説いていますが、梅岩はやはりほぼ同様の主張を、海を隔てた小さな
島国の鎖国国家の中で数十年早く行っているわけです。
「道を外れず、心を重んじる」-梅岩が唱えたその経済思想は、まさにフランクリン
がうたった資本主義の創世成期の精神にさらに役立つものといえましょう。
企業不祥事が起こるたびに、コンプライアンスとかコーポレイト、ガバナンスとか
CSR(企業の社会的責任)といった外来の概念がしきりに取りざたされますが、そんな
カタカナ用語をことさら出すまでもありません。
わが国の長い歴史の中にすでに世界にさきがけて、正直や誠実や勤勉といったー
いまの私たちこそが実践すべきーシンプルで深い思想を説いた石田梅岩という人物
がいたのですから。
梅岩の心学思想は世界的にみても非常に早い段階で確立されたものであり、その
先見性とオリジナルは、日本人がもっと世界に誇っていいのではないでしょうか。
