昭和30年頃、田舎に行くのに横須賀駅から国鉄(当時の呼び名、いまはJR)に乗って、上野駅から上越線に乗り換えて
手間暇かけて田舎に行ったものです。
高崎駅では、信越線の蒸気機関車が、走っていたと思います。
どこでの記憶か定かではないのですが、暑い夏の盛り、蒸気機関車に乗っていて、トンネルに入る前まで開けていた窓を、大人たちが慌てて閉めた記憶があります。
写真とは少し話題が離れてしまいそうです。
友達のお父さんが蒸気機関車の運転手だと、友達が言ったのを覚えています。
子供心に、すげー、と思った。
そういえば、学生時代に友人の父親は競輪のA級選手と聞いて、久しぶりにすげーと思った。
さてさて、写真です。
バラナシ駅での一瞬の光景です。
可愛かった。
この地の鉄道は、バラナシ市街区を出るまでは、ゆっくりゆっくり走ります。
市街区を出てからも、山手線より遅いかなと思う程度です。
線路は、電車が来なければ、通路に早変わり。
皆線路を押し渡ってきます。
パリやロンドンの横断歩道と同じです。
赤信号でも、車が来なけりゃGO!GO!GO!
律儀に信号を守って渡らないのは、日本人である私一人???
線路とホームは、ほとんど段差がありません。
大人なら、跨ぐように降りられます。