バラの花が蕾を持っている。
咲き始めた花も見かけます。
何しろ早い。
来年はもう咲かないのではと、思うほど競って咲き始める。
そういう目でみると今年の花は、皆怪しさがある。
満開の桜に雪降りなんて、思ってもみなかったことが、おこっている。
桜吹雪という言葉はあるけれど、本物の降雪とは、驚いた。
若い頃にバラを撮ったという記憶が無い。
多分モノクロ写真ではその色を再現することができなかったからなのだと思います。
若い頃の方が、もっと多感であったと思いますので、この辺りで妥協することができなかったのでしょう?
モノクロは、多分なのですが、光の表現の仕方なのではと、思います。
人間の優秀な脳は、目で見えたものを、当事者(見た人)の感じたままに周辺を整理して、見ているのでは無いかと思っています。
その結果、なんども言っているように、こんなはずではなかった写真がたくさん出来上がるのではと、思います。
少なくても、学生にとっては、非常に高いロールフィルムを、失敗しないように慎重にパトローネに巻き取って、傷がつかないようにカメラにセットして
大事に大事に、ファインダーの端から端まで、舐めるように見回して、納得がいってから、もう一度確認してやっとカシャ。
それほど大事に慎重に、吟味してシャッターを切った。
すごくうまいように聞こえるが、ただただお金がもったいなかっただけ!!!
そのようにとった写真と、高速シャッターでまとめてとった写真とは見比べるべくも無い。
多分、フィルムが勿体無いと思っている分、じっくりと見ていたと思います。
その結果バラ等の、花は難しく、撮ることをしなかったのではと思いますが、真相は、花に興味がなかったのでしょう。
この写真は同じ日にとっているのですが、他の日に、アイロンかけ用のスプレーを使って、水滴を作った写真があります
やはりワザとらしさが見えてしまって、本物の水滴にはかないません。
スプレー写真を撮った時は、いいと思ったのですが、いざ雨降り後の晴れ間に撮ったら、へにもならないワザとらしさに嫌気がさしました。