「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

Number誌、久々の日本代表表紙です。

2022年05月08日 14時52分53秒 | サッカー日本代表
Number誌、久々の日本代表表紙で発売されました。間違いなく久々だと思い、いつ以来か調べてみました。なんと、その前は昨年9月24日発売以来7ケ月半ぶり、冊数にして15冊ぶりでした。

かくも長きサッカー不在のNumber誌、といったところです。
1990年代後半から2000年代前半の取り上げられ方からは隔世の感がありますが、仕方のないことと達観しています。

あとは秋から冬にかけて日本代表がどれほど日本中を沸かせるかによって、取り上げられる間隔も短くなるかも知れません。

その7ケ月半ぶりの日本代表テーマ。まず明確なのは2018年ロシアW杯メンバー中心ではなく、カタールW杯アジア最終予選突破に貢献した選手たちに世代交代した点です。

表紙に書き込まれている選手たちでロシアW杯組は、吉田麻也選手ただ一人。あとは表紙の顔・伊東純也選手を筆頭に、三笘薫選手、田中碧選手、南野拓実選手、遠藤航選手、守田英正選手です。

私としては富安健洋選手や板倉滉選手、中山雄太選手などDF陣も表紙に書き込んでもらいたかったですが、ここにあがった選手たちがカタールでの中核を作って欲しいという思いです。

まぁNumber誌も、カタールでの中核はこの人たちですよ、と誌上辞令を発表したようなものだと思います。ここにあがらなかった選手たちの数以上に、同じレベルでスタメンを競い合うメンバーが揃えばと心から願います。

唐突ですが、私はカタールW杯で日本を驚かせる存在として、2010年南アW杯で一気に日本中のヒーローとなった本田圭佑選手のような選手の出現なくして、グループリーグ突破は果たせないと思っています。

前にも書きましたが富安健洋選手や板倉滉選手、遠藤航選手、守田英正選手、中山雄太選手などのDF陣がベストコンディションであれば、ドイツにせよスペインにせよ互角にやれると思うのですが、如何せん攻撃のほうは、サプライズヒーローの出現なくしてグループリーグ突破は果たせないと思っています。

その選手は今回のNumber誌には載っていません。もっとも、今回の特集は欧州でいま活躍している選手というテーマなので当然かも知れませんが、私が密かにカタールにおける本田圭佑選手の可能性を感じるのは、鹿島の鈴木優麿選手です。

あまり細かなことを並べ立てて説明する気持ちはなく、かれこれ40年近くサッカーを愛してきた者の第六感とでもいう感じです。

そもそも森保監督が彼を呼ぶ気があるのかどうか、そもそも論になりますが、かつて岡田監督が中村俊輔選手中心から本田圭佑選手中心に思い切って変えた、あの勝負師としての感覚がなければ呼ばれないでしょうし、森保監督は、そういった思い切った方法をとらず、あくまでオーソドックスな戦いで勝ちに行きたいという人かも知れません。

そうなると鈴木優麿選手の芽はなくなりますが、果たしてどうでしょう。そういう思い切った起用なくして攻撃陣は結果を出してくれるでしょうか?

まだ結論を出すには早いですので9月ぐらいまでは様子を見たいと思います。

さて今回の書き込みから
「今日のYouTube」という企画を始めたいと思います。
いま、当「サッカー文化フォーラム」のwebサイト「サッカーの世界にようこそ」https://fc-forum.com/
では、各種試合データやテレビ番組データに、そのYouTube映像をリンクさせるため、YouTube映像の編集とアップロード作業を行なっています。

そのためYouTubeを見ている多くの方がアクセスしてくれているようで、3日間で何千回もの再生がありました、というメッセージも入ります。
そこで、当プログの読者にも何本か、これはと思う映像をお知らせしていこうと思います。
第1回目は、番組と試合を各1本づつです。
https://youtu.be/R8rQB9wGP4Y (笑っていいとも・テレフォンショッキング1992/1/20カズ選手出演)
https://youtu.be/eD-tKVRcHhk  (94アメリカW杯決勝ブラジルvsイタリア  ロマーリオとバッジョ)
では、お愉しみください。

【ここからは5月11日に加筆しました】
今回の書き込みのテーマが「Number誌、久々の日本代表表紙」ということで、冒頭「昨年9月24日発売以来7ケ月半ぶり」と書きましたが、その時の拍子は久保建英選手が飾っていました。

その久保選手、7ケ月半後の日本代表における現在地は、かなり序列を下げたと言えるでしょう。森保監督が「久保選手はもう一皮むける必要がある」とコメントしたそうですが、そうであれば「しばらくは使えない」という評価を下したことになります。

そして最近、入れ替わりで評価をあげているのが鎌田大地選手です。
鎌田大地選手については、所属のブンデスリーガ・フランクフルトにあって、ヨーロッパリーグ決勝進出に貢献する活躍で評価がうなぎ上り、海外メディアは「こんなに凄い選手が日本代表に召集されないなんて信じられない」と声をあげています。

森保監督が鎌田大地選手を招集しなかった頃は、おそらく好不調の振れが大きいように見えたのだと思いますが、いつ試合に出ても現在ヨーロッパリーグで活躍しているようなパフォーマンスを見せてくれるようでしたら、これほど心強い選手はいないと思います。

数少ないテストマッチの一つ、6月6日のブラジル戦での招集メンバーとスタメン発表に注目といったところです。
FW陣からDF陣まで、カタールW杯バージョンに切り替えるのか、相変わらず実績主義のような起用になるのか、です。





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