「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

フル代表、世代交代のサバイバル、中間テストの結果

2016年06月13日 08時34分41秒 | サッカー選手応援

さる3月25日の書き込みで「フル代表、世代交代サバイバルのゴングがなりましたぁ」と、ロシアW杯アジア最終予選を戦うメンバーの世代交代への期待を書きました。

今年暮れまでに、宇佐美、原口、大迫、武藤、浅野、山口蛍、柴崎といった選手がスタメンを競うようになっていなければ次の時代はこないという意味です。

そして約2ケ月、キリンカップ・ボスニア戦でスタメンに名を連ねたのは宇佐美貴史選手と浅野琢磨選手だけでした。

山口蛍選手がケガをしてしまいましたので彼を除いても、ボスニア戦は岡崎慎司選手、長谷部誠選手といったベテラン、しかも欧州の長いシーズンを戦い抜いて、やっとオフに入ろうかというコンディション維持の極めて難しい状態の選手に頼らざるを得なかったのは、ちょっと寂しいことでした。

ハリル監督の戦術、ポジション毎の選手イメージがあって、やや不運な選手選考やスタメンチョイスもありますが、本田、香川、長友、岡崎といった選手のように、戦術抜きにチョイスされるレベルになるには、まだまだ程遠い選手が多いということかも知れません。

この大会で清武選手もその域に達した感がありますが、岡崎、本田、香川、清武という前線のメンバーの中に宇佐美選手が割って入るには、誰かを凌駕する力を見せなければならないということになります。

主力選手のケガなどで、仕方なくスタメンに選ばれているというのでは、やや物足りないということになります。

鹿島の柴崎岳選手にも期待しているのですが、湘南から浦和に移籍したU-23代表キャプテン・遠藤航選手が急速に評価を高めキリンカップ・ボスニア戦でも重要な場面で投入されました。

2ケ月前には名前があがらなかった選手が急成長してくるという変化、これからも、そういう選手の出現を期待したいところですが、原口選手や柴崎選手には、早く代表戦出場の常連になって欲しいものです。

欧州で戦っている選手は、移籍する選手もいたり新シーズンの活躍が鍵になるわけですが、ハリル監督が欧州在籍選手至上主義ではないようなので、今年後半から来年にかけてのロシアW杯アジア最終予選を戦うメンバーは、まだまだサバイバルが続くことになるようです。

DF陣は吉田麻也、森重真人のセンターバックがしばらく定番になっていますが、そこに鹿島の若き2枚看板、昌司源、植田直通両選手が割って入ってくるようだと面白いと思います。

これからも、今日あげた選手たちを中心にサバイバルの行方をウォッチしていこうと思います。

 

 


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