シーベルト、ミリシーベルト、マイクロシーベルト。
単位が違うので、パッと聞いただけでは、その数値が大きいのか小さいのか全然わからない。
しかも、それが年単位だったり、時間単位だったり。
比較が非常に難しい。
通常の生活しているだけでも、1年に「2.4msv/年」の放射線を受けているそうだ。(世界平均)
これを時間単位にすれば、「0.0002739msv/時間」。(2.4÷365÷24)
ということはマイクロシーベルトにすると、「0.2739μsv/時間」ということになる。計算が合っていれば。(笑)
一つ基準があると、物事を判断するのに便利。
レントゲンがどのくらいで、CTスキャンがどのくらい、いろんなものと比べることも出来る。
いまどのくらい放射線が出ていて、それは人体に本当に影響があるのかどうか?自分でも考えられる。
数値が大きいと放射線がいっぱい出ている気がしちゃうけど、単位まで比べてみないと。
なんて、ちょっとシーベルトがわかって来たと思ったら、今度は野菜に○○ベクレルの・・・って話になってきた。
なんだ?なんだ?今度はベクレル???
なんで単位が違うの?って思って調べてみると・・・
放射線による人体への影響度合いを表す単位を「シーベルト(Sv)」
放射性物質が放射線を出す能力を表す単位を「ベクレル(Bq)」
らしい。
放射性物質にはさまざまな種類があり、放射性物質によって放出される放射線の種類やエネルギーの大きさが異なるため、これにより人体が受ける影響は異なるとのこと。
だからベクレルの数値が大きくても、放射能の種類によっては人体への影響が小さいものもあるってことみたい。
ベクレルの数値が小さくても、人体への影響が大きければ、シーベルトの数値は高くなるということだと思う。
僕を含めて、大きな数値を見れば、それはすぐに人体への影響があるのでは?と思っちゃう。
でも数値だけを見るのではなく、その単位や放射線の種類によって、人体への影響は変わって来るっていうことを知ってないと。
自分で判断出来るモノを持っていれば、デマに惑わされることはない。
けっきょく、自分を守るものは自分しかいない。
もしくは、絶対的に信頼できる人の言うことを信じるしかないと思う。
そして、信じたものが間違っていたならば、その時はそれであきらめがつくのでは?(笑)
とにかく、いい加減な情報に振り回されないように。
野菜だって、牛乳だって、今すぐに人体へ影響のある数値ではないらしい。
って、らしいですから。(笑)
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