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 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

非常に困難な状況

2014-02-17 17:55:51 | Weblog
村のアナウンスがあって、除雪作業は「非常に困難な状況」だそうです。
建物の倒壊、雪崩の心配がある方は、避難所の方に行ってくださいとのこと、ただし食料持参で避難すること・・・


さすがに2日続けて10時間の雪かきで、全身がだるいです。腰も痛ければ、手首、肘の関節も傷みます。
ずっと家の雪かきをしていたので、近くの道の駅の様子を見に行ってきました。



道の駅入り口は除雪してありましたが・・・






駐車場は除雪されておらず、道の駅には辿り着きません。あわよくば、何か食料をという、淡い期待は打ち砕かれました。


道の駅へ行く途中の、大工さんの仕立て小屋は、雪の重みで梁が折れてます。



冷蔵庫がなければ、屋根が落ちていたでしょう。ナイス冷蔵庫!?



こんな状況では、さすがに仕事をやる気も起こらず、そして水曜日からまた雪ということなので、やっぱり今日も雪かきをすることにしました。

もう通行止めが解除されるのは、ほとんどあきらめました。今週中は無理でしょう。食料は、なんとかちょっとずつ食いつないで行くとして、一番心配なのが、やっぱり屋根の雪。今度、もし大雪になったら、屋根が潰れるか? さすがに寝るところまでなくなると精神的ショックは大きいです。

そんなわけで、本当はすごくやりたくなかったけど意を決して、屋根の雪おろしに取りかかることにしました。



しかし、高いです。高所恐怖症です。しかも、うちの場合斜面に建っているうえ、片流れという屋根なので一層高さを感じます。
雪おろしなんて初めてで、ノウハウもありません。



通常なら、軒の低い方から登り、雪を降ろしていくのでしょうが、低い方って言ったって、けっこう高いし・・・
低い方からやった場合、屋根の雪が雪崩のように落ちてきたら、巻き込まれて落ちるのは必至。


というわけで、高い方からやることに。
って、どうやって高い方に上るのか?

屋根に二つのこぶがあるのがわかると思いますが、上の方のコブは窓になっているんです。だから、ここから出ることにしました。

と言っても、小さな窓です。雪も積もっているので、隙間はほんのわずか。
ほんのわずかな隙間から、スコップでかき分け、出られるスペースを確保。



いったん出ちゃえば、足場を広げて行き、とりあえず屋根の端っこに。



ひょえ~、この高い感、写真でわかりますかね!?
ビビりながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ・・・

建築には詳しくはないですが、たぶん屋根は真中が一番強度がないのではと思って、真中から雪おろししていきました。



実は、僕はロフトで寝ているのですが、このトタン板一枚を挟んだ真下に寝ているんです。
雪は湿っていて、かなりの重さになっていました。寝る時に、毎日、もしかして屋根が落ちるかもと脅えていたんですが、こんなに積もっているとは。地上と違って、地面にしみ込まず、少しずつしか融けないんですね。

とりあえず、寝床の上の雪をどかしたので、今日からは安心して眠れます(笑)


けっきょく、今日は8時間雪かきをしたのですが、屋根の上は半分も出来なかったかな。



でも、かなり屋根への負担は減ったのではないでしょうか?

これで、雪かき3日間。
時間で言えば28時間。30秒に一回雪をかいたとして・・・
1時間で120回、ということは3日間で、3,360回は、すくって捨ててを繰り返していることになります。



重さ的には一度に2~3キロくらいの雪を捨てているんじゃないかと思うんですが、例えば2キロとして、6,720キロ。およそ7トンの雪を移動させているってことになるんでしょうか? 計算合ってるのかな~


体重的には、3日間で2キロ弱減りました。3,360回かいて、その1回すくった分の体重が減ったということです。
痩せるってことは大変なことなんですね(笑)



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