JUNSKY blog 2015

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豊田直巳講演会

2007-10-27 21:10:19 | 地域情報
 今日は、先週御紹介した、豊田直巳講演会のご報告です。

 豊田さんは、1時間半に亘り、膨大な枚数のスライドをプロジェクターで投影しながら弁舌を奮いました。



 現地での取材によるものだけに、日本国内で紹介される政府の情報は当然として、公平を装うマスコミの報道がいかに歪められ事実を隠蔽され、それどころかウソを意図的に流しているかを具体的に知らせてくれました。

 特に、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争を開始するために国際世論を誘導するための情報が、アメリカの広告代理店によって、捏造され、演出され、偽造されたものであることを暴きました。

 また、マスコミが次々と事件報道を流す中で、日本国民もそれらに流され、本当に重大なニュースも瞬間的なものとして受け止めているのではないかということを聴衆に問いました。
 「あるある大事典」での納豆報道で、納豆を買いに行きませんでしたか?それで痩せられましたか?と具体的に問いました。
 それほど、ここに参加しているような皆さんもマスコミ報道に影響され流されているということに警告を発しました。

 そういうニュースの見方を最初に問題提起して、イラク、アフガン、セルビアなど戦場となった各地での写真と解説が進みました。

 イラクのサマワでも劣化ウラン弾は大量に使われており、そこで無防備の自衛隊員が“活動”していた事実もガイガーカウンターの写真も紹介して明確にしました。

 他にも色々と知っているようで知らなかった重大情報がありましたが、割愛します。

 知らないことが多すぎることを反省させられました。
しかし、マスコミのニュースでしか情報を得ることができない私たちには、こういった講演会に参加する以外には、為すすべがありません。

アトラクションとして、司会も務めた山口裕之さんによるオカリナ演奏と ゴスペル歌手・建山理沙さんのミニ・コンサートがありました。


最後に、この写真展と講演会の実行委員会 代表 石村善治さんから、憲法改悪を狙う安倍元首相退陣後も政府の動きに注意する必要があるとの問題提起が行われ、この会を終了しました。


参加者は、会場をほぼ埋める百名ほどでした。

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1.豊田直巳写真展・講演会

   悲しみに満ちたイラクを歩き続けていた。
   湾岸戦争、経済制裁、イラク戦争。
   破壊され、硝煙が漂い、血が流された大地。
   劣化ウランに汚染され、暴力が支配する。
   人々は傷つき、苦しみ、恐怖に脅えていた。
   子どもたちは白血病やガンで「殺され」ゆく。
   しかし、そこには私たちと変わらぬ夢や希望もあった。
   そんな、写真の中の子どもたちと「出会って」欲しい。
                   ■豊田直巳■

講演会 豊田直巳 スライド・トーク 戦火の子どもたちと日本
  賛助出演 オカリナ・山口裕之 ゴスペル歌手ソプラノ・建山理沙
日 時 10月27日(土) 午後2時から4時半
会 場 本願寺福岡会館・3階
       福岡市中央区黒門3-2 電話092-771-9081