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憲法施行61年…9条などめぐり論議

2008-05-04 11:08:08 | 憲法
配信を受けている地方紙のWeb版から、憲法記念日のイベント記事を御紹介。

くまにち.コム から (2008年5月3日 23:13) 

憲法施行61年…9条などめぐり論議

   
「9条を守ろう」と市民に憲法擁護を呼び掛けるパレード
  =熊本市の下通アーケード

 憲法記念日の三日、熊本市内では「護憲」「改憲」双方のグループが集会などを開き、参加者らは施行六十一年を迎えた憲法について考えた。

 市民会館では、憲法擁護を訴える十七団体でつくる熊本憲法記念行事委員会が「第二十六回憲法をまもる県民のつどい」を開催し、約二百五十人が参加した。

 愛知大法科大学院の小林武教授(憲法学)が講演。航空自衛隊のイラク空輸活動を違憲と判断した名古屋高裁判決について「憲法裁判史上の金字塔。平和と人権は一体との考えに立ち、平和的生存権も明確に認めた」と評価した。終了後、参加者は「憲法九条を守ろう」と呼び掛け、下通アーケードをパレードした。

 「憲法九条守る? 変える? 全国投票熊本実行委員会」のメンバー約十人は、下通アーケードで街頭投票を実施し、九条について市民らの意見を募った。約一時間半で四百三十七人が投票。内訳は、「守る」三百二十五、「分からない」六十七、「変える」四十五だった。

(中略)

 連合熊本や民主、社民両党の県連などでつくる県平和行動委員会は、市国際交流会館で「憲法と暮らしを考える」集いを開催。約二百五十人が参加した。

 福島将美会長が「格差が暮らしを壊している。平和、人権、生存権など憲法への思いを新たにしたい」とあいさつ。「非正規労働問題と憲法」と題してNPO派遣労働ネットワーク代表の中野麻美弁護士が講演した。

 中野弁護士は、パートで生活保護給付水準の年間三百万円の収入を得るには、年三千三百時間と過労死レベルまで働かなければいけないと指摘。「憲法二十五条の健康で文化的な生活を営む権利すら守られていない」と訴えた。(奥村国彦、岩下勉)  



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