JUNSKY blog 2015

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“Drunk” Japanese minister と外電でも配信されて・・・

2009-02-17 15:33:47 | 国際関係
'Drunk' Japanese minister apologises for G7 press conference


 私が思うに、この飲酒酩酊状態は、この記者会見の席だけではなく、重要な場である 【G7の会議中】も 多かれ少なかれ、このような状態で臨んでいたのではないか? ということである。
 外電の中には、「会議中も居眠りしているように見えた」と伝えるものもある。

 これでは、世界金融経済に対する日本のポリシーやスタンスを明確に伝えることができないばかりか、「経済恐慌に対する日本の取組みには全く危機感が欠けている」 と世界中の要人に思われてしまうではないか?

 こんなに国益に反することは無い!
世が世なら当然『切腹』ものである。
 本当に腹や首を切らないでよいから、即刻“決然と”辞職するべきであった。

すったもんだの末に、
“Drunk” Japanese minister Nakagawa 
は、予算通過後の辞任 を表明した。

中川財務相辞任へ 予算案衆院通過後 もうろう会見引責(朝日新聞) - goo ニュース

 一方で世界恐慌(経済学者の多くが単なる危機ではなく間違いなく「恐慌」であると言っている)が日本経済を直撃し、麻生首相の「日本はファンダメンタルがしっかりしているので、欧米ほどひどい状態ではない」(要旨)との国会での発言とは裏腹に、欧米を大幅に上回る-12%を超えるGDP縮小が、目の前で明らかになっているのに、金融・財務の責任者がこういうテイタラクでは・・・

 麻生首相のことだから「経済のファンダメンタルズ」という用語が経済学用語として、どういう意味かも知らずに発言しているんだろうけど・・・

 事態が深刻になっているのに、麻生首相は毅然たる態度を表明できず、中川大臣の続投を容認してしまったところに、麻生首相の危機意識の欠如というか指導力の喪失というか進退きわまった事態が世界中に知れ渡ってしまった。

 いまや、ちまたでは、冗談抜きで『阿呆首相』と揶揄されている。
 (地元筑豊では若いころから『阿呆ぼん』と呼ばれていたらしい。だから地元の進学校では無く、「学習院」にしか行けなかったんだって・・・)

中川氏は、もっと早く辞任させるべきであったし、今なお
  予算が通ってから
  薬を飲み過ぎた

と見苦しい言い訳を続けているほどの
無責任な財務・金融担当大臣に国民のお金を預ける訳には行かない。

 医師でもある日本共産党の小池政策委員長は、
「長年医者をやってきたが、薬であれほど呂律が回っていないのは見たことがない、酒に酔った人なら見たことがあるが・・・(要旨)」
 と記者の質問に回答し、
記者たちも大笑いしているところが、民放のTVニュースで流れていた。

 本当に『中川 Drunk Minister』といい『阿呆首相』といい、
日本の「恥さらし」である。

 おぉ 恥ずかし!!!

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野党、中川財務相問責案を提出 小沢代表「首相に責任」(朝日新聞) - goo ニュース


産経新聞からさえもブーイング

 中川氏、酩酊疑惑
   「最悪のタイミング」
 与党、衆院選への影響懸念

         産経新聞 2009年2月17日(火)08:05

 中川昭一財務相兼金融担当相が先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)終了後、酩酊(めいてい)状態で記者会見に出席したとされる問題で16日、与党では、内閣支持率や次期衆院選への悪影響を懸念して不満と困惑が広がった。折しもこの日は、平成20年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値が年率換算で12・7%減になる「非常に深刻な数字」(谷垣禎一元財務相)が発表された。与党幹部は「タイミングが悪い」と苦虫をかみつぶしている。

 河村建夫官房長官は同日昼、国会内で細田博之幹事長ら自民党執行部に中川氏の失態を陳謝し、「風邪薬を飲んだがアルコールは飲んでいない」と報告した。

 責任問題への発展を避けたい細田氏は同日夕、党役員会後の記者会見で「中川氏はきょうは元気に(衆院財務金融)委員会に出たようだから、もう大丈夫だ」と強調。野党が参院で中川氏の問責決議を可決しても無視する考えを示した。

 公明党の太田昭宏代表も同日、首相官邸で河村氏と会談し、中川氏の体調管理を万全にするよう求め、更迭は必要ないとの考えを伝えた。

 だが、与党には「国辱ものだ」(山崎派中堅)「中川さんにはがっかりした」(公明党幹部)との不満がくすぶる。中川氏は1月の衆院本会議での財政演説でも「歳入」を「歳出」、「渦中(かちゅう)」を「うずちゅう」と読み間違えるなどの“前歴”がある。

 このため同情論は少なく、石原伸晃幹事長代理も「今、財務相は一番大事なポストなので体調が悪くても毅然(きぜん)とした態度を見せる必要がある」と苦言を呈した。

 麻生政権を支える森喜朗元首相も同日朝の民放テレビで、酩酊疑惑があることに関連し「びっくりした。非常にお酒の好きな方だから、お酒には気をつけなさいよと随分申し上げたことがある」と述べた。

 G7に十数回出席した塩川正十郎元財務相は「日本のメッセージを発信する場なのに、寝ぼけた発言は困る。緊張感が足りないのでは」と批判した。
 

    中川氏、酩酊疑惑 「最悪のタイミング」 与党、衆院選への影響懸念(産経新聞) - goo ニュース

村上春樹氏「エルサレム賞」受賞スピーチでイスラエルの「ガザ攻撃」を批判

2009-02-17 09:40:45 | 国際関係
 
 イスラエルの文学賞である「エルサレム賞」に選ばれた作家の村上春樹さんが、「受賞を辞退して欲しい」というファンの声にも熟慮を払った上で、イスラエルに出向いて受賞を受け入れた。

 その受賞スピーチは約15分間に亘って英語で行われたと言う。
その中で、村上氏は、
【「授賞式に出席することがイスラエルを支持する印象を与えかねない」と熟慮した末、「欠席して何も言わないより話すことを選んだ」と明らかにし「メッセージを伝えることを許してほしい」】
 と語ったと報道されている。

そして、直接的な表現は避けながらも、「圧倒的な軍事力を使う(イスラエルの)政策」を批判するメッセージを伝えた。

授賞式に参列した約7百名の関係者が、スタンディングでの熱烈な拍手によって、村上氏の発言を讃えたという。

また、朝日新聞の報道によると、翌日のイスラエルの主要紙で、村上氏のイスラエル批判メッセージを批判した記事は無かったそうだ。

こういう場を活用して自らの意志を表明するのは作家としての矜持だと思う。
これが、世界中に配信された訳であり、エルサレムに行かずに沈黙を守っているよりは効果的であり、良かったと私は思う。

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以下、「河北新報」記事の引用 (写真も)

 村上氏、イスラエル授賞式で講演
   「制度が組織的に人を殺す」


   
    「エルサレム賞」授賞式で講演する
     作家の村上春樹さん=エルサレム(共同)

 【エルサレム16日共同=長谷川健司】
 作家の村上春樹さん(60)が15日夜、イスラエルの文学賞「エルサレム賞」の授賞式で記念講演し、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ攻撃に言及した上で「わたしたちを守るはずの制度が組織的に人を殺すことがある」と述べ、一人一人の力で国家や組織の暴走を防ぐよう訴えた。

 村上さんは、エルサレムで開かれた授賞式に出席することが「圧倒的な軍事力を使う(イスラエルの)政策を支持する印象を与えかねない」と熟慮した末、「欠席して何も言わないより話すことを選んだ」と明らかにし「メッセージを伝えることを許してほしい」と切り出した。

 村上さんは、小説を書く時「高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵」を常に心に留めており、「わたしは常に卵の側に立つ」と表明。

 壁とは「制度」の例えだと説明し「制度は自己増殖してわたしたちを殺すようになったり、わたしたちに他人を冷酷かつ効果的、組織的に殺させる」と警告した。

 これに対し、「卵」は壊れやすい殻に包まれたような個々人の精神を意味するとし、個性を大切にすることで「制度がわたしたちを利用するのを許してはならない」と語った。

 講演は英語で約15分間行われ、約700人の聴衆が大きな拍手を送った。

  河北新報 2009年02月16日月曜日
  ソースは共同通信だが、共同通信のWebニュースより詳しい

        河北新報


続いて朝日新聞記事(当然重複していますが、過去の受賞者に触れた情報もあります)

 村上春樹さん、
  エルサレム賞記念講演でガザ攻撃を批判

         asahi.com 2009年2月16日8時27分

 【エルサレム=平田篤央】
 イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞が15日、作家の村上春樹さん(60)に贈られた。エルサレムで開かれた授賞式の記念講演で、村上さんはイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に触れ、人間を壊れやすい卵に例えたうえで「私は卵の側に立つ」と述べ、軍事力に訴えるやり方を批判した。

 ガザ攻撃では1300人以上が死亡し、大半が一般市民で、子どもや女性も多かった。このため日本国内で市民団体などが「イスラエルの政策を擁護することになる」として賞の返上を求めていた。

 村上さんは、授賞式への出席について迷ったと述べ、エルサレムに来たのは「メッセージを伝えるためだ」と説明。体制を壁に、個人を卵に例えて、「高い壁に挟まれ、壁にぶつかって壊れる卵」を思い浮かべた時、「どんなに壁が正しく、どんなに卵が間違っていても、私は卵の側に立つ」と強調した。

 また「壁は私たちを守ってくれると思われるが、私たちを殺し、また他人を冷淡に効率よく殺す理由にもなる」と述べた。イスラエルが進めるパレスチナとの分離壁の建設を意識した発言とみられる。

 村上さんの「海辺のカフカ」「ノルウェイの森」など複数の作品はヘブライ語に翻訳され、イスラエルでもベストセラーになった。

 エルサレム賞は63年に始まり、「社会における個人の自由」に貢献した文学者に隔年で贈られる。受賞者には、英国の哲学者バートランド・ラッセル、アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘス、チェコの作家ミラン・クンデラ各氏ら、著名な名前が並ぶ。欧米言語以外の作家の受賞は初めて。

 ただ中東紛争のただ中にある国の文学賞だけに、政治的論争と無縁ではない。01年には記念講演でスーザン・ソンタグ氏が、03年の受賞者アーサー・ミラー氏は授賞式に出席する代わりにビデオスピーチで、それぞれイスラエルのパレスチナ政策を批判した。 

      朝日新聞

村上春樹さんに「エルサレム賞」=スピーチでガザ侵攻を批判(時事通信) - goo ニュース

エルサレム賞の村上春樹さん「ここに来ること選んだ」(読売新聞) - goo ニュース

村上春樹さんの講演 イスラエルに批判的報道なし(朝日新聞) - goo ニュース