JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
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小沢代表の秘書を起訴

2009-03-24 18:19:16 | 事件・事故
 『青年将校化した』東京地検特捜部は、民主党・小沢代表の公設第一秘書 大久保隆規容疑者(47)を当初の容疑である政治資金規正法違反罪(虚偽記載など)で起訴した。
 
 「道義的問題」や「政治的クリーンさ」は別問題として、「犯罪用件を構成しないのではないか(郷原 信郎元検事)」と言う懸念は強引に押しのけて、検察の『メンツ』だけを保つために起訴に踏み切った。

 畠山鈴香事件でも、確たる証拠にもならない傍証を大量に集めて、長時間拘束して『自白』をでっち上げたが、この『自白』が、文字通り自由な意志の告白ではなく、誘導され強要されたものであることは、先月の精神鑑定医の証言でも明らかになった。
 証拠のでっち上げ等やりたい放題である。

 今、世の中で最も信用できないのは、警察・検察そして自民党の政治家である。
本来、国民から最も信頼されてしかるべき人々が信用ならない筆頭にあがっていることが、日本の政治の貧困であり、それが国際的にも顰蹙を買い、信用を失っているのである。

 大久保隆規容疑者は、容疑を完全に否認しているようである。

 小沢氏と民主党は「徹底抗戦」の構えであるが、国家権力との闘いと言う面では無理もない対応ではあろう。
 しかし、国民との関係でいえば、ここは引き際を潔くして(すでに遅かりしと言う意見も多いが)『政権交代』の遺志を若手に託した方が良いかも知れない。
『遺志』と書いたのは、政治的には最早死に体であるという私の思いからであるが・・・

     
       (写真は共同通信 今日の画像ではありません)

小沢代表が進退決断=続投論広がる(時事通信) - goo ニュース
     2009年3月24日(火)18:30
 
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 「認識の違い」「確信犯」
   =小沢氏側と検察、法廷で全面対決へ

            時事通信 2009年3月24日(火)16:30

 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる違法献金事件。

 大久保隆規秘書が24日起訴されたが、政権奪取を目前にした小沢氏は「単なる認識の違い」として徹底抗戦の構えだ。
 一方、検察は小沢氏側を「確信犯」と断じており、今後の公判では、「小沢氏側対検察」の全面対決という様相を呈している。

 小沢氏は秘書逮捕翌日の4日、記者会見で「衆院選が取りざたされる時期に異例の捜査が行われ、政治的にも法律的にも不公正な国家権力の行使だ」と訴えた。

 その後も政権交代への意欲を強調し、「(政治資金)収支報告書の処理の認識の違いだ」と繰り返した。小沢氏の法律顧問やかつての秘書が弁護団に加わり、起訴まで一貫して否認した大久保秘書を支えており、小沢氏の意向に従って法廷闘争が展開されそうだ。

 検察側は「証拠がなければ逮捕しない。架空の政治団体を使った巧妙な手口で、時効の関係から立件した不正献金額はその一部」と強調した。大久保秘書から西松建設に送られたとされる陸山会名義の「請求書」や、同秘書と献金額などを直接交渉したとする同社関係者の証言を立証の軸に据える見通しだ。

 さらに違法献金の背景を解明するため、東北地方の談合組織メンバーだった複数のゼネコン関係者から「献金効果」を聴取。大久保秘書ら小沢氏の事務所関係者による談合組織への「口利き」の実態も公判で明らかにするとみられ、公判での検察側冒頭陳述の内容次第では、小沢氏や民主党に打撃となることも予想される。 
 


「認識の違い」「確信犯」=小沢氏側と検察、法廷で全面対決へ(時事通信) - goo ニュース

小沢代表の秘書を起訴 企業献金を虚偽記載した罪(朝日新聞) - goo ニュース
     2009年3月24日(火)15:46

ミサイル迎撃システムは 「“無能”の長物」 と政府が認めた!

2009-03-24 16:06:13 | 戦争と平和
 一般常識のある人々には、遠の昔に解っていた
発射された弾丸を、後で撃った弾丸で撃ち落とすような
 「当たるはずのないミサイル迎撃システム」

 最近の国防総省報告書(第三者が執筆)でも、
【現時点の技術は「確かな」レベルには程遠い。】
 と認めている。 

 漁船も回避できない「無能なイージス艦」から迎撃実験を行い「命中した瞬間」とされる映像は、素人目で見ても如何にもCGで、レーダー映像と称して「その瞬間に」ただ光が発散しているだけと言う代物であった。
 本当に迎撃実験に成功して上空で爆発したのなら、レーダーで追尾している位だから地上からも位置は予測でき(インターネットで迎撃地点を公開するなどして)、肉眼や望遠鏡で見えるはずであるが、そのような映像や迎撃地点は全く公開されていない。架空の(偽装の)CG画像でしかないことの証明のようなものだ。
 こんな映像なら少しでもCGに腕のある人間なら簡単にできてしまうであろう。
ゲームソフトの方が一層リアルであるほどだ。

 アメリカの軍需産業の『営業戦略』に協力して政府にこの「“無能”の長物」を買うように促したのはアメリカ・ブッシュ政権と、彼らの利権に組み込まれたフィクサーやロビイスト(アメリカ人、ユダヤ人、日本人etc.)であろう。

 そのボロ儲けに荷担したのは歴代自公政府と閣僚・官僚たちである。

 父も防衛庁長官であった、中曽根外相は24日の閣議後の記者会見で迎撃して撃ち落とすのは「難しい」との認識を示した。
 別の政府筋も23日、「当たらないと思う」と発言した。


 北朝鮮のミサイル打ち上げ(人工衛星打ち上げと言っているが)問題を目の当たりにして、この政府の迷走ぶりは何事であろうか?

 もちろん「当たらない」ことを初めて公式に認めたことは一歩前進の“快挙”であるが、これに今まで注ぎ込んだ税金はどうするつもり?
 今後の配備計画は直ちに中止するのか?

 ますます、市民による監視が重要になってきた。

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 ミサイル迎撃、外相「難しい」
       政府筋「当たらない」

          Asahi.com 2009年3月24日13時34分

 北朝鮮が発射を予告している「人工衛星」が日本に落下しそうな場合、迎撃が技術的に可能かどうかについて、中曽根外相は24日の閣議後の記者会見で「難しい」との認識を示した。政府筋も23日、「当たらないと思う」と発言。政府は近く、弾道ミサイル破壊措置命令を発令する方針だが、足元からそもそもの技術論で疑問が出た格好だ。

 政府筋は「鉄砲をバーンと撃った時にこっちからも鉄砲でバーンと撃って(弾と弾が)当たるか。当たらないと思う。口開けて見ているしかない」との見方を示した。「実験したときは成功したと言うが、それは、『はいこれから撃ちますよ。はい、どーん』と撃ったやつだった。いきなりドーンと撃ってきたら、なかなか当たらない」とも述べた。

 中曽根氏は、この発言について感想を問われ、「難しいのは事実だ。やったことがない。どういう形でどういう風に飛んでくるのかわからない」と述べた。一方、浜田防衛相は24日の会見で「そのようには考えていない。今まで準備万端ということで万全になるように努力をしてきている」と反論した。

 政府筋発言に対しては、24日開かれた自民党国防関係3部会でも「発言が報道で流れること自体が極めてマイナスだ」「緊張感が足りない」と批判が相次いだ。中谷元・元防衛庁長官は「釈明なり事実の打ち消しなどを求めたい」と記者団に述べた。

 迎撃を試みる場合、まずは日本海に展開したイージス艦から迎撃用の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を発射する想定。ただ、自衛隊はSM3の迎撃実験を過去に2度実施し、うち1度は失敗している。
 


ミサイル迎撃、外相「難しい」政府筋「当たらない」(朝日新聞) - goo ニュース
     2009年3月24日(火)13:34

MDで「当たるわけない」=北ミサイル、迎撃を困難視-政府筋(時事通信) - goo ニュース
     2009年3月23日(月)22:30

防衛相、政府筋発言に反論=MD「難しいのは事実」と中曽根外相(時事通信) - goo ニュース
     2009年3月24日(火)12:30

ミサイル防衛──オバマを悩ますスターウォーズ(ニューズウィーク日本版) - goo ニュース
     2009年3月19日(木)08:00
 上のニューズウィーク記事から一部引用

 オバマはミサイル防衛に懐疑的だ。ホワイトハウスの公式サイトによれば、オバマはミサイル防衛が機能するという確信が得られなければ計画は進めないという。今のところシステムの有効性に確証はない。
 本誌(ニューズウィーク)が入手した最近の国防総省報告書(第三者が執筆した)によると、現時点の技術は「確かな」レベルには程遠い。(中略)
 ブッシュ政権が東欧に配備しようとした迎撃システムに関しては「分析や実験室でのテスト、もしくは古いモデルやシミュレーションで定義された概念」と同報告書は位置づけた。つまりまだ構想段階にすぎない(米ミサイル防衛庁の広報官は、東欧向けシステムは新たな実験が必要だと認めた)。
 



Fedex 貨物機 着陸失敗 反転 炎上事故

2009-03-24 14:55:19 | 事件・事故
2009年3月24日(火)

昨日の早朝、成田空港で起こり、監視カメラの映像が何度もなんども流されて、事故の異様さと恐怖を目の当たりにした、Fedex 貨物機 着陸失敗 反転 炎上事故。


(写真は時事通信)

不幸中のさいわいと言うと機長と副操縦士に申し訳ないが、
これが二百人乗りの旅客機であった可能性を考えると、やはり
そうした言葉が出てくるのを御赦し頂きたい。

同じ大惨事でも旅客機であれば、何十倍も大変な事態になっていただろう。

 しかし、如何にせよ、MD11の反転(裏返し)事故はこの十数年で3件目だというし、反転しなかった事故も含めると平均2年に1回の割合で墜落事故など重大事故が発生しているのだと言う。
 設計上、機体のバランスが悪いとか、フェールセイフのプログラムに問題があるのではないか?等、昨日から今日にかけてマスコミに流れている情報である。

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産経新聞Web版に比較的詳しい記事が掲載されていたので転載。

 機体バウンド「厳しい気象条件」
   強い横風、ウインドシアか


           産経新聞 2009年3月24日(火)08:05

 開港32年目にして初の航空死亡事故はなぜ起きたのか。成田空港で23日、米フェデックス貨物機が着陸に失敗、炎上して乗員2人が死亡した惨事。成田は航空業界でもウインドシアの発生頻度が高い空港として知られ、今回の事故直前にも最大約20メートルの突風が吹いていた上、前日にも成田を発着するパイロットから「ウインドシアを観測した」との情報が23回にわたり寄せられていた。一方、成田空港はメーン滑走路の閉鎖で春休み中の乗客らに影響が出た。

 「パイロット泣かせの厳しい気象条件だった」

 現役パイロットの1人はこう話し、着陸時に機体が滑走路でバウンドしていたことに着目した。「着陸の際、機体に当たる向かい風が急になくなった場合、機体が揚力を失い、滑走路にたたきつけられた状態になる。バウンドしたのは、そのためではないか」

 航空ジャーナリストの坪田敦史氏は「これほどバランスを崩してしまう原因はウインドシア以外考えにくい。かなり強い横風が機体に吹きつけたのだろう」と推測する。

 世界の大空港は、メーンの滑走路が強い横風に吹かれた際に使用する「横風用滑走路」を備えているのが通例だが、成田は空港整備にかかわる複雑な背景から、横風用滑走路がない。

 今回の事故では前日の22日から大気が不安定な状態で、22日は成田を発着する航空機のパイロットから「ウインドシアを観測した」との情報が一日に23回も、管制官を通じて成田航空地方気象台に寄せられていた。気象台は観測結果とパイロットからの情報を合わせ、22日午前5時50分から事故直前の23日午前6時すぎまで断続的に航空会社へ注意喚起していた。フェデックスにもその情報は流されていたという。

 事故当日の23日早朝もウインドシアの情報が寄せられ、引き続き航空会社など関係機関に注意喚起していた。航空会社別に規定は違うものの、強い横風を受けた際には機長の判断で着陸しないケースがあるが、予測できないウインドシアに関しての制限や規定はないという。

 ベテラン機長の一人は強風時の操縦の難しさを強調し、「前線が抜けて風向きが一晩で変わり、この朝の成田は教科書に出てくるような難しい条件だった」。着陸の可否は、風向きが突然変わる可能性も考慮されるが、「それでも突風だけは、その時になってみないと分からない」と語る。
 

     機体バウンド「厳しい気象条件」 強い横風、ウインドシアか(産経新聞) - goo ニュース 


   (写真はロイター通信)

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    (写真は共同通信)