「道義的問題」や「政治的クリーンさ」は別問題として、「犯罪用件を構成しないのではないか(郷原 信郎元検事)」と言う懸念は強引に押しのけて、検察の『メンツ』だけを保つために起訴に踏み切った。
畠山鈴香事件でも、確たる証拠にもならない傍証を大量に集めて、長時間拘束して『自白』をでっち上げたが、この『自白』が、文字通り自由な意志の告白ではなく、誘導され強要されたものであることは、先月の精神鑑定医の証言でも明らかになった。
証拠のでっち上げ等やりたい放題である。
今、世の中で最も信用できないのは、警察・検察そして自民党の政治家である。
本来、国民から最も信頼されてしかるべき人々が信用ならない筆頭にあがっていることが、日本の政治の貧困であり、それが国際的にも顰蹙を買い、信用を失っているのである。
大久保隆規容疑者は、容疑を完全に否認しているようである。
小沢氏と民主党は「徹底抗戦」の構えであるが、国家権力との闘いと言う面では無理もない対応ではあろう。
しかし、国民との関係でいえば、ここは引き際を潔くして(すでに遅かりしと言う意見も多いが)『政権交代』の遺志を若手に託した方が良いかも知れない。
『遺志』と書いたのは、政治的には最早死に体であるという私の思いからであるが・・・
(写真は共同通信 今日の画像ではありません)
小沢代表が進退決断=続投論広がる(時事通信) - goo ニュース
2009年3月24日(火)18:30
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「認識の違い」「確信犯」
=小沢氏側と検察、法廷で全面対決へ
時事通信 2009年3月24日(火)16:30
小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる違法献金事件。
大久保隆規秘書が24日起訴されたが、政権奪取を目前にした小沢氏は「単なる認識の違い」として徹底抗戦の構えだ。
一方、検察は小沢氏側を「確信犯」と断じており、今後の公判では、「小沢氏側対検察」の全面対決という様相を呈している。
小沢氏は秘書逮捕翌日の4日、記者会見で「衆院選が取りざたされる時期に異例の捜査が行われ、政治的にも法律的にも不公正な国家権力の行使だ」と訴えた。
その後も政権交代への意欲を強調し、「(政治資金)収支報告書の処理の認識の違いだ」と繰り返した。小沢氏の法律顧問やかつての秘書が弁護団に加わり、起訴まで一貫して否認した大久保秘書を支えており、小沢氏の意向に従って法廷闘争が展開されそうだ。
検察側は「証拠がなければ逮捕しない。架空の政治団体を使った巧妙な手口で、時効の関係から立件した不正献金額はその一部」と強調した。大久保秘書から西松建設に送られたとされる陸山会名義の「請求書」や、同秘書と献金額などを直接交渉したとする同社関係者の証言を立証の軸に据える見通しだ。
さらに違法献金の背景を解明するため、東北地方の談合組織メンバーだった複数のゼネコン関係者から「献金効果」を聴取。大久保秘書ら小沢氏の事務所関係者による談合組織への「口利き」の実態も公判で明らかにするとみられ、公判での検察側冒頭陳述の内容次第では、小沢氏や民主党に打撃となることも予想される。
「認識の違い」「確信犯」=小沢氏側と検察、法廷で全面対決へ(時事通信) - goo ニュース
小沢代表の秘書を起訴 企業献金を虚偽記載した罪(朝日新聞) - goo ニュース
2009年3月24日(火)15:46