福岡県筑紫野市の九州自動車道での土砂崩れ事故の詳報です。
車が巻き添えになって一人の死亡が確認されました。
他にも巻き添えになった車がないか捜索中です。
(7/27AM追記。2名の死亡が確認されました)
筑紫野市では、別の処で農家が裏山の崩壊でなぎ倒され
一人が亡くなっています。
それぞれ11時から11時半の間に起こっており、
九州国立博物館で、「緊急閉館」 が宣言された
11時20分頃とも符合します。
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九州豪雨、3日連続
…各地で土砂崩れ・増水被害
読売新聞 2009年7月26日(日)18:55
九州北部は26日も断続的に激しい雨に見舞われた。
九州北部の豪雨は3日連続で、福岡市や周辺で土砂崩れや河川の増水による被害が広がった。
福岡県警西署によると、同日午前8時半頃、福岡市西区福重団地の女性から「室見川で男性が流されたようだ」と110番があった。警察や消防が付近や同川下流域を捜索している。同署によると、通報した女性は「室見川の中州に成人男性が取り残されていた。少し目を離した間に見えなくなった」と話したという。室見川は朝からの大雨で増水していた。
同市中央区輝国2では同日午前11時頃、プロパンガス店経営、甲斐田孝允さん(72)方ががけ崩れで一部倒壊し、甲斐田さんが生き埋めになった。市消防局などによると、問いかけには応答しているという。
筑紫野市阿志岐では同日午前9時半ごろ、住宅の裏山で土砂崩れが発生。この家に住む女性(73)が生き埋めになったが、約1時間半後に消防隊員に救出された。
篠栗町で25日朝、土砂崩れで倒壊しているのが見つかった整体師元沢亮三さん(68)方の住人で、行方不明になっている元沢さんの妻正子さん(61)と次女綾子さん(34)の捜索について、県警などは26日朝、二次災害の恐れがあるため中止した。天候を見極め、27日午前8時30分に再開する予定。
同県大野城市乙金では、26日午前11時10分頃、九州自動車道福岡-太宰府インター間ののり面が崩れ、大量の土砂が上下線をふさいだ。「前を走っていたトラックが通り抜けたかどうかわからない」との情報も寄せられており、同県警は同区間を通行止めにして確認を急いでいる。
同県筑紫野市山家では、同日午前11時30分頃、近くの農業平山英雄さん(78)が土砂崩れに巻き込まれた。県警筑紫野署によると、消防隊員が救出して病院に搬送したが、死亡が確認された。
同県筑後市前津では、同日午後4時頃、近くに住む小出幸二君(5)が川に流され、県警や消防が付近を捜索している。小出君は兄や友人と遊んでいる際、誤って転落したらしい。
福岡管区気象台によると、24日午前0時の降り始めから26日正午までの降水量は、福岡県太宰府市で608ミリ、同県篠栗町で512ミリ、福岡市で402ミリなど。