64年前の敗戦を忘れず、二度と悲惨な戦争を繰り返さない思いを込めて
毎年開催されている恒例の
【全国戦没者追悼式】
麻生首相の「式辞」は、『原稿』棒読みのお恥ずかしいものであった。
三百万を超える人々の犠牲や周辺諸国への謝罪の言葉も一応入ってはいる。
しかし・・・
同時中継で聞いていたが、全く不戦の想いが伝わってこないものだった。
「不戦の誓いを新たにし・・・」と言葉には出しているのだが・・・
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(8月16日追記)
朝日新聞によると、首相は又漢字を読み違えたらしい。
原稿棒読みの証拠の一つでもあろう。
自ら書いた文章なら読み違えると言うことはないだろうから。
首相、希求を「ききょう」と読み間違え 戦没者追悼式で(朝日新聞) - goo ニュース
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まだ、簡潔な天皇の言葉の方がましだったかも知れない。
もっとも、毎年殆ど同じ言葉ではあるが・・・
その追悼式の中継も「天皇の慰霊の言葉」が終わると終了してしまった。
これも例年通りである。
江田五月参議院議長の「言葉」などは、紹介されていない。
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一方では性懲りも無く、小泉・安倍の両氏は靖国神社に参拝したと言うし、
「みんなで靖国神社に参拝する会」の国会議員や前国会議員が大勢で
参拝したと言う。
その国会議員達の映像の中にどう見ても暴力団員風の服装のものが居た!
そういう人々も自民党議員の中に居ると言うことか!?
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なお、麻生首相は靖国神社への参拝を見送り、
【千鳥が淵戦没者墓苑】の方を訪れて慰霊の献花を行った。
そこだけは、評価しておこう。
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麻生首相「式辞」全文(8月16日追記)
毎日新聞 2009年8月15日(土)18:00
天皇皇后両陛下の御臨席をかたじけなくし、戦没者の御遺族及び各界代表多数の御列席を得て、全国戦没者追悼式をここに挙行いたします。
先の大戦では、300万余の方々が、祖国を思い、愛する家族を案じつつ、亡くなられました。戦場に倒れ、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異境の地において亡くなられました。また、我が国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えております。国民を代表して、深い反省とともに、犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。
終戦から64年の歳月が過ぎ去りましたが、今日の日本の平和と繁栄は、戦争によって、命を落とされた方々の尊い犠牲と、戦後の国民の、たゆまぬ努力の上に築かれております。
世界中の国々や各地域との友好関係が、戦後の日本の安定を支えていることも、忘れてはなりません。
私達は、過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、次の世代に継承していかなければなりません。
本日、ここに、我が国は、不戦の誓いを新たにし、世界の恒久平和の確立に向けて、積極的に貢献していくことを誓います。国際平和を誠実に希求する国家として、世界から一層高い信頼を得られるよう、全力を尽くしてまいります。
戦没者の御霊(みたま)の安らかならんことを、そして御遺族の皆様の御健勝をお祈りして、式辞とさせていただきます。
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