JUNSKY blog 2015

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「公開・自主・民主の三大原則に立ち戻るべき」 佐藤栄佐久

2011-10-27 12:50:34 | 政治
2011年10月27日(木)

 本日付けの、【日経ビジネス ONLINE】 には、

前福島県知事・佐藤栄佐久氏へのインタビューを掲載している。

自民党議員から福島県知事になり、当初は原発容認の立場だったが、

電力会社と政府に度々騙され裏切られ、原発行政の闇に気づくと

反原発の立場を鮮明にして、県民討論(やらせではない民主的なもの)

も組織して政府・東京電力に対抗。

 そのため、贈収賄事件という冤罪を着せられて知事辞任(2006年9月)

に追い込まれた。
   

 その佐藤栄佐久氏が、フクシマ原発事故後、上梓した

     【福島原発の真実】 (平凡社新書)

     
 
     を現在読み進めている途中であるが、

この、【日経ビジネス ONLINE】 インタビュー記事は、

そのダイジェスト版でもある。 題して

【公開・自主・民主の三大原則に立ち戻るべき】
 前福島県知事・佐藤栄佐久氏に聞く(上) 
 山岡 淳一郎  2011年10月27日(木)


引用すると極めて長いので、その一部「見出し」を御紹介すると
 (要項は、私JUNSKYが纏めました)

「世代間の共生は無理だと言いました」

 山口県上関町での講演等で話した、「原発で“潤う”現世代と、ゴミ処理を負わされる次世代とのギャップ」について。
 原発に関わってきた来歴。

韓国出張中に電源開発凍結を発表

 知事との約束事を二枚舌で反故にする政府の騙しの手口
 政府・東電と対決へ

あくまで福島県民の立場で闘った

 データ改竄と隠蔽
 福島県独自の委員会・シンポジウムの組織

ブラックボックスがある限り変わらない

 収賄容疑で逮捕・知事辞任に追い込まれる
 後任の知事や県議会は一転してプルサーマル容認へ
 総括原価方式の闇(ブラックボックス)
 核兵器開発と抑止力への誘惑 

 その最後の方に、原発と核兵器の関係を現した部分を引用すると・・・ 

 原発利権の中心にブラックボックスがある。
 それをさらにたどっていくと、戦後の原発導入期から、連綿と続いている核武装への憧れがあると思います。
 読売新聞は社説で、プルトニウム利用が認められている現状が「外交的には、潜在的な核抑止力として機能していることも事実だ」(2011年9月7日)と踏み込んだ。
 自民党の石破茂政調会長は雑誌で「原発を維持するということは、核兵器を作ろうと思えば一定期間のうちに作れるという『核の潜在的抑止力』になっている」「原発をなくすということはその潜在的抑止力をも放棄することになる」(サピオ2011年10月5日号)と述べた。
 国論を二分するような大問題を、あたかも既成事実のように口にしている。(山岡 淳一郎)
 


 フクシマ原発を含む、原発やプルサーマルに関心をお持ちの方は、
どうぞ、お読みください。(無料:オンライン登録が必要かも)

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