今日は、関東地方にもある程度の降雪があった。
雪の放射能を測定した方 が、警告を発している。
【先ほど積った雪を放射能測定した 結果をお知らせします。
検体:八王子市左入町の雪
セシウム137:15.3Bq/kg セシウム134:14.9Bq/kg
ヨウ素131:20.0Bq/kg
検査機器:Captus3000W, 測定時間:1200秒】
空気中に滞留していた放射性物質が、
雪と共にまとまって地上に降下してきたようだ。
子ども達のお楽しみを奪うことになるが、『雪遊び』は厳禁である。
まして雪を口にしたり、ウイスキーを雪や氷で割って飲んでは絶対いけない!
フクシマ原発の「放射能汚染地域」は、この降雪の測定で
もっと広がっていることが確認されるだろうと思う。
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一方では、広島原爆の際に放射性物質が【黒い雨】として一緒に
地上に降り注いだことについて、再検討を続けてきた厚労省作業部会は
【国の対象地域の外側では、黒い雨の体験者のデータが少なく、
60年以上前の記憶のため、「正確性を十分に明らかにできなかった」
とし、黒い雨が降った地域を確定させることは困難】
と、報告したらしい。
60年前にしっかりと調査しなかったことへの反省が無い。
尤も、当時は米軍が日本人医師たちの独自の調査や医療行為を禁止
していたというから、データが無いのは、早くから予想されたこと。
そういう人たちも救済するのが厚労省の取るべき道なのではないか!
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黒い雨範囲拡大、データ少なく困難…厚労省部会(読売新聞)
黒い雨範囲拡大、データ少なく困難…厚労省部会
(読売新聞) - 2012年1月20日(金)17:39
黒い雨「降雨域確定は困難」 厚労省作業部会が報告
(朝日新聞) - 2012年1月20日(金)16:40
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【関連記事】
制御棒1本、動作不良=柏崎刈羽原発5号機―東電
(時事通信) - 2012年1月20日(金)17:03
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黒い雨範囲拡大、データ少なく困難…厚労省部会
(読売新聞) - 2012年1月20日(金)17:39
原爆投下後の広島で降った放射性物質を伴う「黒い雨」に関連し、広島県と広島市などが被爆者援護の対象になる「大雨地域」の拡大を求めたことについて、厚生労働省の有識者検討会の作業部会は20日の会合で、「データ数が少なく、科学的に決めるのは困難だ」との見方を示した。
検討会の最終判断では、大雨地域の拡大は難しくなるとみられる。
広島県と広島市は2008~09年度に約3万7000人を対象に調査。うち約2万7000人から回答があり、黒い雨を浴びたとした1565人を分析対象とした。その結果、大雨地域の範囲は最大で6倍になる可能性が浮かび、10年7月、国に拡大を要望した。
この日は作業部会座長の川上憲人・東京大教授(精神保健学)が説明。回答を分析すると、爆心地周辺とほぼ同時刻に、遠く離れた地域で、雨が降り出したことになった。
このため、作業部会は「60年以上も前の記憶に基づく調査で、証言の内容がはっきりしない。範囲を検討するには、より多くのデータが必要」と結論づけた。
黒い雨「降雨域確定は困難」 厚労省作業部会が報告
(朝日新聞) - 2012年1月20日(金)16:40
広島の原爆投下後に放射性物質とともに降った「黒い雨」について、国の援護対象地域の見直しを議論している厚生労働省の検討会が、20日開かれた。有識者による作業部会から「降雨域の確定は困難」とする検証結果が報告された。
広島市と広島県は、2008年に実施した調査をもとに、実際に雨が降ったとされる地域は、国の援護対象地域より大幅に広いとして、対象地域の拡大を国に求めている。厚労省は10年末に検討会を設置し、広島市などの調査について作業部会で検証を進めてきた。
作業部会の報告では、国の対象地域の外側では、黒い雨の体験者のデータが少なく、60年以上前の記憶のため、「正確性を十分に明らかにできなかった」とし、黒い雨が降った地域を確定させることは困難としている。
ただ、援護の対象になっていない人で、黒い雨を体験したと回答した人は、体験していない人と比べて、精神的な健康状態が悪い傾向が見られたとしている。
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制御棒1本、動作不良=柏崎刈羽原発5号機―東電
(時事通信) - 2012年1月20日(金)17:03
東京電力は20日、運転中の柏崎刈羽原発5号機(新潟県柏崎市、刈羽村)で制御棒が燃料棒に挿入されるか確認する試験をしたところ、制御棒1本が動作不良を起こし、所定の位置を越えて挿入されたと発表した。安全上の問題はないという。
東電によると、19日午後10時35分ごろ、制御棒を燃料棒に約15センチ挿入する試験をしていたところ、制御棒計185本のうち1本が約168センチまで挿入された。この1本については、緊急時に自動停止させる機能に異常がないことが確認されたという。
[時事通信社]
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