丸の内女声合唱団の演奏終了後、丸ビル7階のホールで開催されている
Mozart研究の第一人者である海老澤 敏コレクションの展覧会を鑑賞。
海老澤氏が長年に亘って収集してきたMozart関連の資料とレプリカや自筆譜のファクシミリ版(写真印刷版)など、多くの資料が展示されていました。
展示内容紹介は、はろるど・わーどさんのページへ御訪問ください。
一通り見終わる頃に、この会場でのミニコンサートが海老澤氏の解説とMozart時代に使っていたものと同等のピアノフォルテによる演奏で行われました。
現代のピアノはダイナミークレンジも大きく7オクターブ半の音域ですが、この時代はあまり大きな音も出ず、僅か5オクターブしかなかったそうで、Mozartは5オクターブの中であれほどすばらしい音楽を紡いだ訳です。
曲目はあまり聞いたことの無いものばかり。
「J.P.デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲」(K573)
「ロンド イ短調」(K511)
「ソナタ 変ロ長調」(K570)
ピアノフォルテによる演奏は、FM放送などでは聴いたことがありましたが、実演はたぶん初めて。
繊細な音でした。
念のためピアノは『柔らかい繊細な音』、フォルテは『迫力ある力強い音』を表しますが、現代のピアノと比べて迫力に欠けるピアノフォルテも当時のチェンバロと比べればはるかにダイナミークレンジが大きかったので、この名が付いたようです。チェンバロは全く強弱が付けられなかったのですから。
しかし、それよりはるかに迫力のある現代のピアノが何故「ピアノ」という名前になったかは不思議ですが、単に後半省略という経過のようです。
その2へ その4へ
Mozart研究の第一人者である海老澤 敏コレクションの展覧会を鑑賞。
海老澤氏が長年に亘って収集してきたMozart関連の資料とレプリカや自筆譜のファクシミリ版(写真印刷版)など、多くの資料が展示されていました。
展示内容紹介は、はろるど・わーどさんのページへ御訪問ください。
一通り見終わる頃に、この会場でのミニコンサートが海老澤氏の解説とMozart時代に使っていたものと同等のピアノフォルテによる演奏で行われました。
現代のピアノはダイナミークレンジも大きく7オクターブ半の音域ですが、この時代はあまり大きな音も出ず、僅か5オクターブしかなかったそうで、Mozartは5オクターブの中であれほどすばらしい音楽を紡いだ訳です。
曲目はあまり聞いたことの無いものばかり。
「J.P.デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲」(K573)
「ロンド イ短調」(K511)
「ソナタ 変ロ長調」(K570)
ピアノフォルテによる演奏は、FM放送などでは聴いたことがありましたが、実演はたぶん初めて。
繊細な音でした。
念のためピアノは『柔らかい繊細な音』、フォルテは『迫力ある力強い音』を表しますが、現代のピアノと比べて迫力に欠けるピアノフォルテも当時のチェンバロと比べればはるかにダイナミークレンジが大きかったので、この名が付いたようです。チェンバロは全く強弱が付けられなかったのですから。
しかし、それよりはるかに迫力のある現代のピアノが何故「ピアノ」という名前になったかは不思議ですが、単に後半省略という経過のようです。
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