じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

綾羽 大阪桐蔭 智辯和歌山 神港学園 智辯学園

2021-05-30 15:51:15 | 高校野球

✳️投手力

綾羽:エースの本格派右腕矢野選手はストレート変化球共に全国レベルで見ても十分及第点。逆クロスにもしっかりとコントロール出来ていた点が光り、この日は大阪桐蔭の右打者にも果敢に膝元をついて見せる。だがやや強気一辺倒だったところが悔やまれ、内外角を広く使ったバッテリーのインサイドワークがあれば、大阪桐蔭をかわす事も出来たかも知れません。夏に向けての腕試し。夏も当たればもっと散らしてくるのもですね。

大阪桐蔭:背番号16の本格派右腕川原選手のストレートはなかなか見るべきものがあり、変化球もしっかりしてました。決して弱くはない打線に6回2失点は来期のエースに向けて合格ではあるが、そうなると言い切れる内容には及ばずと綾羽戦では感じましたが決勝の智辯学園戦でも先発し6回2失点は。来期のエースの座がさらに近づいたかと思われますし、夏は竹中投手松浦投手関戸投手の一角を崩しさらに若い番号の可能性も出てきたかと思われます。綾羽戦では7、8を投げたこれも2年生の別所投手(17)は目一杯で投げても上体が一塁側へ流れないようになれば、もっと相手を差し込ませれるかと思います。ラストはこの日投げた唯一の3年生右腕西川投手(20)は1イニング3失点であわやというとこまで詰められた割りには落ち着いて締めていた点がどう評価されるかで、夏もメンバー入り出来るか否かが決まるかもしれません。智辯和歌山戦はエース竹中選手が2失点完投。下級生時よりストレートの球筋が良くなってますし直球変化球とも両コーナーに投げ分けられる点も良いですね。連投となった決勝でも7回からリリーフし4回無失点。夏もエース十分あるかと思われます。

智辯和歌山:エースの本格派右腕中西投手、評判に違わぬ力強いストレートで相手をねじ伏せてました。だが大阪桐蔭戦では序盤元気のないボールが目立ち失点を重ねる。味方の守備での好判断に気を取り直したのか三回以降は力強いストレートがいくように。

神港学園:4人投げましたが中でも最後3イニング投げたエースの本格派右腕加藤選手のストレートが力強かったです。県大会では決勝等で先発してるだけに、長いイニング投げてどうかを観てみたかったです。

智辯学園:センバツの大阪桐蔭戦で9回リリーフしたオーバーハンド右腕小畠投手が春近畿のエース。10回完投サヨナラ負けも大阪桐蔭相手に9回2失点はエースとして合格点。県立岐阜商業の時より球威だけでなく切れも感じました。ここ1番での気迫も見るべきものがありました。

 


✳️打力

綾羽:県大会で栗東の好左腕を攻略してるだけあってなかなかしぶとかったです。相手がガチの投手起用できても食らい付いたかも知れません。

大阪桐蔭:花田選手を4番に据えてる目的は打線に厚みを持たせる為かと推察。全国的に見ても及第点レベルにある投手を攻略できた要因は、ひとえに各選手の振りそのものの強さにあって見えました。ただ智辯和歌山戦では走塁ミスをきっかけに流れを失いサヨナラ勝ちも三点しかとれず攻略出来ず。個々の打力で得点を重ねられる打線ではなさそうで、得点力を上げるにはもっと緻密に攻めないといけないかと思われますし夏はそうしてくるかと思われます。決勝でも準決勝と同じ印象を持ちました。各打者の振りはしっかりしており、とにかく広い球場のせいもあったかもですね。

智辯和歌山:相手の4投手から1点のみと攻略できませんでしたが、チームとしての打力は力強いものは感じました。ただこちらも往年のような個々の打力で得点を重ねられる打線ではなさそうで、得点力を上げるには足を絡めるなど緻密にやる必要があるように感じました。

神港学園:相手の本格派右腕に力負け。全国レベルで見ればやや厳しいかもしれません。

智辯学園:各打者振りが鋭く相手に怖さ与えるといったセンバツ程の恐さを感じなかったのは相手投手が変わればの側面もあるかと思われます。得点力という点から気になったことがありましたがそれは後程。

 


✳️綾羽

滋賀学園のような派手さはないが同校とタメはれる夏の滋賀県大会優勝候補かと思われます。

 


✳️大阪桐蔭

綾羽戦ではしっかりした各打者の振りと一歩目の速さ等からくる広い守備範囲等高い守備力で相手より勝り勝利。投手陣は夏のみならず、秋からの新チームのエースが誰になるかも、全く分からないかと思われます。センバツの時よりイニング間のボールまわし等、守備の凄みに丁寧さもしっかりついてきて見えました。智辯和歌山戦のように流れを失いかけたところを踏ん張れたのは収穫ですが、そんな中でもいかに得点を重ねるかという課題は残ったかと思われます。決勝では走塁で相手より勝って見える。これをどう活かすかが、夏へ向けての得点力アップの鍵かと思われます。

 


✳️智辯和歌山

守備は各選手機敏。走塁も鋭くチームとしての穴は特に見当たらず。夏、市立和歌山に勝って甲子園に出れるか否かは、チームとしてのインパクトが出てくるかどうかかと思われます。大阪桐蔭戦ではサード高嶋選手の判断力が光りました。

 


✳️神港学園

どちらかと言えば守りのチーム。ベンチワークを駆使した攻撃の精度が上がってくれば、得点力も増してくるかもしれません。

 


✳️智辯学園

走塁がやや気になりました。先の塁いけたかなをタイムリーで終わってしまってたのはもったいなく見え、畳み掛けるに至らなかった要因かと思われます。投打守はしっかりしてるだけに、ここを磨けば、夏の全国制覇も見えてくるかと思われます。


第93回センバツ高校野球2回戦シミュレーション

2021-03-01 16:15:44 | 高校野球

※第六日

第二試合:北海(北海道)-仙台育英(宮城)

投手戦も予想されるが打線のスケール感で勝る仙台育英がやや優位。とはいえ北海の左腕木村のストレートのキレ、マウンドでのスケール感も今大会屈指のものがあり予断を許さない。

第三試合:下関国際大附(山口)-天理(奈良)

激しい点の取り合い、空中戦が予想される。下関国際の二年生左腕古賀のストレートのキレは鋭いがそれでもスラッガー瀬を中心にスケールの大きい天理打線を封じるのは容易ではない。下関国際打線が天理の本格派右腕達を攻略できるかが焦点になってくるが、同校の打線も下級生主体ながら天理に負けず迫力がある。

 

※第七日

第一試合:鳥取城北(鳥取)-東海大相模(神奈川)

打力で鳥取城北が勝ると推察する。東海大相模は昨夏の交流戦でも活躍した左腕石田を擁するがこの試合では違う投手を先発に立ててくる可能性も考えられる。だが、それは危険な選択かと思われる。

第二試合:八戸西(青森)-福岡大大濠(福岡)

ロースコアの接戦。緊迫の展開も予想される。八戸西は今大会のシンデレラチームになる可能性を秘める。チーム一丸となって投手をバックが、特に守備で盛り立てることができるかどうかがポイントになりそう。

第三試合:明豊(大分)-県岐阜商(岐阜)

昨夏の交流戦の再戦は共に投打にバランスのとれた戦力を誇り五分と五分。接戦が予想される。ただ、強打のチームに対する投手陣の免疫という点においては、県岐阜商がやや優位かもしれない。

 

※第八日

第一試合:大阪桐蔭(大阪)-広島新庄(広島)

大阪桐蔭はこの試合で左腕松浦ではなくもう一人の注目の右腕関戸を先発マウンドに送るとみる。対する広島新庄の本格派右腕花田はストレートの初速と終速に殆ど差が無さそうで攻略は容易ではない。それだけに大阪桐蔭としては投手陣の踏ん張りが必要不可欠であろう。緊迫の投手戦が予想される。

第二試合:東海大菅生(東京)-京都国際大附(京都)

打力に勝る東海大菅生が優位かと思われるがこの試合で左腕本田以外の投手をマウンドに送ることも考えられ、そうなると足元をすくわれる危険性も。京都国際は相手投手の力が少しでも落ちると別人のように打ってくるチームなだけに、予断を許さない。

第三試合:常総学院(茨城)-中京大中京(愛知)

秋の公式戦全試合で4点以上奪ってきた中京大中京が打力で勝る分優位だが常総も相手の注目の右腕畔柳を攻略できれば勝機が生まれてくる。島田監督に木内イズムは浸透しているかと思われ、食らいついてくるものと思われる。

 

 

 

 

 

 

 


平成の甲子園、観る者の心をつかんだ甲子園球児20選

2020-04-23 15:23:20 | 高校野球

✳高平幸治さん(東亜学園 投手 平成元年夏)

大会屈指の強打者相手に0-0のピンチで真っ向勝負。不祥事乗り越え甲子園で優勝候補相手に堂々の1失点完投。


✳岡崎淳二さん(川越商 投手 平成元年夏)

相手の大応援団のプレッシャーの中けなげに投げ抜いた2年生の好左腕


✳中島博幸さん(西日本短大附 投手 平成2年夏)

大会屈指の強打者相手に強烈な一発浴びるも終始淡々と自分に出来る等身大の投球を貫き強敵撃破の立役者に


✳沢村通さん(大阪桐蔭 二塁手 平成3年夏)

9回2死敗色濃厚から反撃の口火となる3塁打。その後決勝ホームランでサイクル達成。春以降の不振から劇的に脱出。その後は本来の好打者ぶりを披露し優勝に貢献


✳松井秀喜さん(星陵 三塁手 平成4年夏)

5打席連続敬遠喰らい球場騒然となる中でも平常心を失わず。スラッガーとしての評判に人としての評価も高まりドラフトの目玉に。その後の活躍は語るまでもなし


✳橋本将さん(宇和島東 捕手 平成6年春)

最終回、苦しむ投手の頬を優しい笑顔でそっと撫でる姿は、まるで家族のようだった。


✳喜多隆志さん(智弁和歌山 中堅手 平成9年夏)

大量失点も怪我に苦しんだエースが投げている姿を見て嬉しくなったとコメント


✳福沢卓宏さん(滝川第二 投手 平成11年春)

大会屈指の好カードで初戦敗退も、投手としての実力が確かなものであることを見せつけた。


✳西岡剛さん(大阪桐蔭 二塁手 平成14年夏)

初戦敗退も試合後の整列時等主将としての堂々とした振舞いに幾多の大人が感じ入った。選手としても非凡さを印象に残し、甲子園を去った


✳今成純太郎さん(浦和学院 投手 平成16年夏)

相手の大応援団の圧にさらされた中毅然とした投球。ネット裏でおじいちゃんとお孫さんらしき方が懸命に声援を送る姿は、けなげであった。


✳小山琢也さん(浦和学院 遊撃手 平成16年夏)

彼の好守はその後の激闘への序曲となった。試合後のマスコミへの礼儀正しき対応も印象的


✳浅村栄斗さん(大阪桐蔭 遊撃手 平成20年夏)

やんちゃ坊主が頼れる強きリードオフマンに進化で大阪桐蔭としてのみでなく大阪勢としても17年ぶりとなる全国制覇の立役者に


✳菊地雄星さん(花巻東 投手 平成21年夏)

背中の痛みに苦しみながらも明るさを失わず投げ抜いた大型左腕


✳笠松悠哉さん(大阪桐蔭 三塁手 平成24年春)

打率は低いがここぞの場面で大きな一本を放つ。観るものに深い印象を与える下級生だった


✳中村誠さん(大阪桐蔭 左翼手 平成26年夏)

内野フライに打ち取られた筈が振り切って勝ち越しタイムリーとなるテキサスヒットになった決勝戦での打球に日々の練習を感じさせた。同校史上最高のキャプテン


✳正随優弥さん(大阪桐蔭 一塁手 平成26年夏)

パッと見ベースから足が離れて見えた最後の場面。実は足指かすかに且つしっかりとついていた。目一杯の股割に、日々の練習を感じさせた。


✳小笠原慎之介さん(東海大相模 投手 平成27年夏)

楽しむより勝負に徹したメンタルの強さが、決勝での東北勢初優勝阻止となる決勝ホームランにつながった。もちろん投手としての活躍も言うまでもなし


✳早川隆久さん(木更津総合 投手 平成28年春)

意志の強そうな凛とした顔つきで投げる姿が印象的。春夏共にベスト8。もちろん夏も活躍


✳柿木蓮さん(大阪桐蔭 投手 平成29年夏)

夏の大舞台で下級生ながら好投もエラーをきっかけに悲劇の英雄に。この悔しさをバネに翌夏覚醒


✳馬目郁也さん(仙台育英 二塁手 平成29年夏)

馬目がヒーローになった事が嬉しいと監督を泣かした控えの3年生。9回2死から左中間へ逆転サヨナラタイムリー


第92回センバツ高校野球に出場するはずだった球児の中学時代

2020-03-11 22:05:04 | 高校野球

実際のベンチ入りメンバー18人が全校判明。中止でもサンデー毎日増刊号は発売されていた‼️彼らの勇姿、ほんっとうに見たかった。


※鶴岡東

二山路選手右投左打:河南シニア出身。中学時代はライト。華奢だがやわらかいバッティングが当時印象に。2017年7月観戦。センバツではダークホースのリードオフマンとして活躍する予定だった。

外野手斎藤選手右右:細身。強く大きく振れる。と当時印象に。2016年に何度か観戦。センバツでの出場機会を虎視眈々と狙っていたはず


※花咲徳栄

三浜岡選手右左:神戸須磨ヤング出身。華奢も背は高め。強く振れる。俊足。スタート良く相手投手のモ━ションも巧みに盗む。守っても打球への反応良く捕球から送球の動作速い。攻守に決断力に秀でたものを見せていたのは集中力と責任感が人一倍強い証拠。身のこなしに努力ではどうにもならないもって生まれた身体能力の高さを感じさせると当時印象に。2017年12月観戦。センバツでは優勝候補の一角を担う同校のつなぎ役として活躍するはずだった

投熊見選手左左:浜寺ボーイズ出身。細身、上体折り曲げ上手から球筋を感じさせるストレートを投げていたと当事印象に。2017年夏に観戦。逆転でセンバツメンバー入り。開催されてれば凱旋帰郷で出場あるかもだった。


※日本航空石川

捕中谷選手右右:東淀川ボーイズ出身。細身もガッチリした体型。肩まずまずよかったと当時印象に。2017年7月観戦。センバツでは注目の右腕を引っ張るはずだった

二井口選手右左:兵庫夢前クラブ出身。華奢だがベーラン鋭い。打っても振りが強い。守っても難しいバウンドきっちりさばく集中力の高さが光ると当時印象に。2016年12月観戦。当時はショート。センバツでは前評判を覆す躍進に一役買うはずだった


✳️県岐阜商

左廣部選手右左:オール枚方出身。中学時代主将。ガッチリしていて森友哉体型。下はもちろん、上も分厚さあり。スイングスピード速く迫力満点。それでいて柔らかくさばいたかと思えば逆方向に引っ張る強さも。体に似合わずベースランニングも鋭く、これまた迫力満点。加えて判断力も光る。二三塁でワイルドピッチで二塁から迷うことなく本塁へ突進。どこへいっても活躍できる選手かと当時印象に。センバツを前にゲットしたレギュラー番号を背に、センバツでは暴れる予定だった


✳大阪桐蔭

捕吉安選手右左:西淀ボーイズ出身。大柄。強肩で球際に強い守備、打っても強く大きく振れることからなされるスラッガ━特有のたか━くあがるフライ、ノ━ステップで二塁へ弾丸の送球、相手の鋭い変化球にもしっかり対応でき、強さと巧さの両方ないとできないバッティング等が印象に。2017,6,7月等に観戦。センバツでは優勝目指して、攻守に投手を助ける予定だった

一船曳選手右右:佐用スターズ出身。割とがっしりしていて大柄。足の踏ん張り強い。体の強さの活かし方を覚えれば、投手でも野手でももっと大きく育つ可能性を秘めると当時印象に。当時は投手とサード、後ファーストもこなす。2016年11月観戦。センバツでは優勝目指して、内野外野問わず活躍する予定だった。

中池田選手右右:忠岡ボーイズ出身。一年生で華奢だが脚力溢れる守備と肩、送球モーションの鋭さが印象に。判断力も高いと当時印象に。2016年11月観戦。当時は捕手兼外野。今は華奢ではなく上半身も含めて分厚い体格に。センバツでは優勝したリードオフマンとして、チームに勢いをつけるはずだった

遊薮井選手右右:大東畷出身。長身細身。捉えた打球球足速い。低めの変化球に体勢崩れながらも軸はしっかり残して鋭い弾道で長打性の打球打てる。一見速く見えないがストライド大きいベーランで少々無理目のタイミングでも迷うことなく2塁からシングルヒットで本塁陥れるベーランに巧みなベースタッチも魅力。ストライドの大きさは守備範囲の広さにも活かされている。地肩も強く捕球から送球動作も速く動きに切れがある。やや脇の甘いスイングに見えたため内を突かれた時にどうかというのと、ボールを追いかけるのではなく呼び込むスイングができるようになるかどうかが、関西や首都圏の強豪校でやれるかどうかの別れ目かもと当時印象に。現状その印象のままにバッティングで苦しみ?控えに甘んじているが主将としてしっかりチームを引っ張る。プレーヤーとしてもきっと花開くことであろう。2017年2月をはじめ何度となく観戦。高校では外野もこなす。センバツでは主将として、紫紺の優勝旗を手にする予定だった

二左柳野選手右右:神戸中央シニア出身。ガッチリしていて尻から下がしっかりした体型。振りの強さと速さがもたらす球足の速さが、サ━ド線本来切れそうなのが切れない打球を生み出していたと当時印象に。センバツでは副将としてだけでなく、一選手としてもチーム一の努力家に違わぬ活躍を、大事な場面になればなるほど、するはずだった


※履正社

遊中原選手右右;八尾ボーイズ出身。大きなスイングが印象に。決して大振りではないと当時印象に。2016年11月観戦。センバツでは夏春連覇を目指す同校の下位打線にアクセントをつける活躍をするはずだった

内野手島選手右左:交野ボーイズ出身。細身。守備動作軽快。打ってもしっかり振れると当時セカンドで印象に。2016年9月観戦。センバツでも出場機会をうかがうはずだった

投渡邉選手左左:神戸中央シニア出身。ガッチリした体型で大きく見える。完投換算でゆったりと投げても球筋と球威を感じさせるストレートに緩い球投げるときも腕が振れてて緩急使えてる。制球良くフォームの安定感抜群の本格派左腕。打っても強烈なスイングで右中間あっという間。柔らかいバッティングもできる。ファーストの守備も反応良く打球よく見てる。というのが2017年10月の印象。その2か月後に見るとその時よりさらに大きくなって見え、いよいよもって大型の本格派左腕としての風格が出てきて見え、重たそうなストレートをお尻を程よく落とすバランスの良いフォームから投げ込むから終盤なっても球威落ちず、抜球も有効。フィ━ルディング動作も体に似合わず機敏。左腕にありがちないかにも牽制がうまいという感じではなく、自然な動作のなかでの牽制のうまさのため、ボ━クもとられにくく、本当の意味での牽制のうまさ、本当の意味での投球術も感じさせる投手に見えたと当時印象に。どこの強豪にいっても、大きく飛躍することであろうとの当時の印象のままに、名門履正社で1年秋からメンバー入り。今後の飛躍が期待できる。センバツではエース岩崎選手を助けるべく準々決勝準決勝あたりで好投し、夏春連覇の隠し味になるはずだった

内野手真鍋選手左左:西淀ボーイズ出身。太め。2017年2月に観たときはバッティングは十分関西や首都圏の全国クラスの強豪でもやっていけるものがあり、守備、走塁がどこまで成長するかがポイントかと感じ、4か月後に見るとファーストの守備で強い打球がイレギュラーしても体をはって止めて見せる体と心の強さが印象に残り、打っても強く大きく、そして柔らかく振れるため、力を入れて振らなくても強烈な打球を飛ばすことができ、相手の力強いストレートにも振りまけず強く弾き返すことができていた。投手でもあるが野手向きかと当時印象に。2016年11月にも観戦。センバツでは夏春連覇の貴重なアクセントになるバッティングを披露するはずだった


※天理

三下林選手右左6:大阪北ボーイズ出身。シュアなバッティング。ベーランもするどい。守ってもバウンド合わせるのうまく捕ってからが速い。3拍子揃った好選手と当時印象に。2016年2月に観戦。その頃はショート

一河西選手右左:磯城シニア出身。ガッチリしたドカベン、上下とも分厚さを感じる体型は清宮選手を彷彿とさせる。強く、大きく、そして柔らかく振ることができるから、どこに飛んでも強い打球、よく伸びる打球を飛ばすことができる。サードの守備でも球際の強さ見せるダイビングキャッチを披露。走塁の意識も高い。守備走塁に特別なものは感じなかったがどこの強豪高校に行っても遅くとも1年秋から、1年夏からの活躍も十分に期待できるスラッガー。奈良の清宮、のこれからが大いに期待できると当時印象に。2017年6月に観戦。当時はファーストとサード。センバツでは近畿覇者の中軸に違わぬ活躍をするはずだった

遊杉下選手右左:泉佐野シニア出身。細身華奢。シュアなバッティングでスライダーうまくひろう。ベーランも鋭い。ちょっとした隙を逃さず先の塁を奪う姿勢に判断力の高さも感じると当時印象に。2015年12月観戦。当時はライトだから違う選手の可能性も。いずれにしてもセンバツでは恐怖のラストバッターとして、際立つ存在になるはずだった。

左瀬選手右右:生駒ボーイズ出身。やや細身もガッチリしており、とにかくお尻が大きく太ももが太い❗体格以上に大きく見える。特別なスイングに見えず、特別な打球に見えなかった打球が風が吹いていたわけでもないのに広い龍間でセンターオーバーフェンス直撃は驚き😱❕打席での雰囲気がかなりのもの。空振りでも相手に怖さを与えられる強烈なスイングだが課題は以外にも?引っ張るバッティングか?引っ張る強さはあるが引っ張る技術が課題かも?スイングの強さはあるも強く振るとスイングがぐちゃぐちゃになる場面が何度か観られ、今後はスイングの軌道を意識した素振りに取り組むと良いのかも知れないと当時印象に。諸々まだまだ素材型で野球をやってるように見え、実戦力はまだまだこれからといった感じと当時は印象に残る。ベースランニングも迫力十分強烈な印象が残った選手、選球眼の良さも新たに印象に。他の選手が引っ掛かってたベース付近から鋭く曲がる質の高いスライダーを見極める。それだけぎりぎりまでボールを見て引き付けることが出来ている証拠かと思われます。配球の読みも良く見える。迫力のベースランニングも印象的、腕の後ろ振りの大きさが他の選手より目立つ。これはそれだけ体が強い事の証明かと思われます。守りでも未来のスター性を感じさせ、強い打球に目を離さず体で止めるプレーに堅実さと愚直さを感じ、守備から見ても未来のスター性を感じさせるものがあり、三塁手としての適性の高さを感じさせたと当時思ったが今はレフトでの起用。中学時代は投手としてマウンドへ。威力あるストレートは球の伸びも感じさせる。腕を強く振っても投げ終えた後、体が一塁側へ流れることなく捕手に体を整体させることが出来ていたのも体の強さの証明。まるで大阪桐蔭→中日の根尾選手のよう。そう、瀬選手には、根尾の大型版の二刀流選手になる資質を感じ、未来のメガネスターの匂いプンプンと当時印象に。2018年5月に観戦。センバツでは優勝に花を添える長打をかっ飛ばすはずだった。


※智弁学園

捕田上選手右右;和歌山シニア出身。長身細身もがっちりした体型。強肩で打っても大きなスイングで長打力の片りんを見せると当時印象に。2016年12月観戦。センバツでも正捕手の座を死守するはずだった

二浦谷選手右右:磯城シニア出身。細身も大柄感あり。強く大きく振れる。動きの大きな守備は外野向きかと当時印象に残るも高校でも内野で活躍。2017年6月観戦。当時はショート。センバツでは名門の中軸として、活躍する予定だった。

三山下選手右右:奈良西シニア出身。ガッチリしていて尻から下がしっかりした体型。その体型でまだ2年。鋭く大きく振れるからフライがたか━く上がる。肩も良いと当時印象に。2017年7月、一年時に観戦。私がみたときは捕手。センバツでも優勝候補の一角のレギュラーとして、活躍するはずだった。

一今崎選手右左:神戸中央シニア出身。やや細身も下半身しっかりした体型。事も無げにファインプレーする。強肩ぶりも目を見張る。打っても振りが強くて速いから放物線の鋭い打球放つことができる。それでいて柔らかいバッティングもできる。どこの強豪高校でもやっていけるであろうとの当時の印象のままに、名門で中軸を任される。2017年4月7月観戦。センバツでは優勝候補の一角の中軸を担い、活躍するはずだった

左山崎選手左左:神戸中央シニア出身。太めのガッチリした体型。守備反応速くテキサスヒットを許さないと当時印象に。2017年4月等に観戦。センバツでも名門で活躍するはずだった

捕佐藤選手右右:神戸中央シニア出身。やや細身も下半身がしっかりした体型で背は高め。強肩、動きに切れあり。打ってもスイング鋭く強く振れる。体勢崩れても二塁へ鋭い送球ができる体の強さを誇る。さらには挟殺プレーなど走者などへの反応の速さも素晴らしかった。攻撃面ではネクストから走者に的確且つ大胆な指示を出せる状況判断力の高さをみせ、打ってもどっしりとした構えから鋭さ、強さだけでなく、大きく振れるところも見せてくれた。自分のスイングを相手にさせてもらえないときの対処法、要は柔らかさも身につければ、どこの強豪校にいってもやっていけるであろうと当時印象に。自分のスイングを相手にさせてもらえないときの対処法、柔らかさが課題として残ったままなのかは定かではないが高校では控えに甘んじるも、今後きっと飛躍の時を得るであろう。2017年4月7月観戦。センバツでは正捕手として、4年ぶりの優勝に貢献するはずだった

内野手岡島選手右左:生駒ボーイズ。細身だがシュアなバッティング。バットコントロール巧みと当時印象に。2018年5月観戦。当時はショート。センバツでも出場機会をうかがっていたはずである

捕植垣選手右左:橿原ボーイズ出身。細身。強肩、球際強い守備。ストライド大きいベースランニングも魅力。振り強く柔らかさもあると当時印象に。2018年8月観戦。センバツではブルペンで投手陣を支えていたのだろうか

内野手塀和はが選手(すみません実際の漢字は、は、が微妙に違います。漢字変換できず))右右:神戸中央シニア出身。ガッチリしており大型感あり。強く柔らかく大きく振れる、脇をしっかりたたんでしっかり振るバッティングが印象に。2017年10月12月観戦。センバツでも出場機会をうかがっていたはずである

外野手大橋選手右右:奈良西シニア出身。長身細身。振りが強いだけでなく柔らかさ、合わせるうまさもある。構えもどっしりしている。守ってもワンバン送球しっかり拾えるだけの股割、体の柔らかさがあると当時印象に。2017年7月観戦。当時はファースト。センバツでも出場機会をうかがっていたはずである

投岡田選手右右:生野シニア出身。長身細身も大柄感あり。本格派右腕。伸びのあるストレートは球威そのものも感じさせる力投型。変化球投げる際腕がやや下がってしまうのとセットの課題が克服されれば。フィールディング動作も良かったと当時印象に。現状控えに甘んじているのは変化球投げる際の腕の位置とセットでの投球が原因かは定かでは。2017年3月観戦。センバツでも出場機会をうかがっていたはずである


※明石商

二宮城選手右左:寝屋川中央シニア出身。華奢。柔らかさとパンチ力ともに兼ね備えたバッティング、守備では出足の良さが印象に。2017年2月6月に観戦。センバツでは注目の本格派右腕中森選手を助ける打棒を披露するはずだった


※智弁和歌山

捕石平選手右右:福島シニア出身。やや細身もガッチリした体型。強く柔らかく振れるだけでなく大きく振れる。肩も良くモーションも速くベースランニングもなかなか鋭いと当時印象に。2017年9月、2018年5月等に観戦。センバツでも優勝候補の一角の正捕手として、下級生ながら投手陣を支えるつもりだった

右徳丸選手右右:大阪東ボーイズ出身。2018年2月から7月にかけて観戦。長身細身の本格派右腕でガッチリ骨太。ストレート球速そのものも感じ威力、迫力あり。低めのボールくさいのもとってもらえるほど切れも鋭い。ただ、同年の7月見たとき変化球の切れがなく腕も振れてなく見えた点が、当時投手としての雰囲気をより感じさせながら、高校では外野手として起用されてる要因かもしれませんね。当時からフィールディング動作もよく、打っても強くガツンと振れていたと当時印象に。センバツでは強打でならす同校の4番として、ガツンといくはずだった

三高嶋選手右右:粉河シニア出身。やや細身もガッチリした体型。強く柔らかいスイング。右の清宮のようと当時印象に。2017年9月観戦。センバツでもその活躍と元名将高嶋監督のお孫さんとしての話題性でも、甲子園を実験するはずだった


※鳥取城北

一武元右右選手:枚方シニア出身。華奢だが背は高め。球際に強い守備、綺麗なバットの軌道を描くバッティングも当事印象に。同シニアからは数少ないセンバツ戦士になったはずだったが。2017年2月観戦

二三吉田選手右左:オール枚方出身。華奢。シュアなバッティングと当時印象に。2016年9月観戦。当時はセカンドと捕手もこなす。センバツでは大会の引っ掻き回し役として、活躍するはずだった。

一左河西選手右右:兵庫夢前ヤング出身。ガッチリした体型。強肩でノーステップで矢のような送球。打っても強く振れて相手に怖さを与えることが出来る。一方で崩されてもうまく捉える器用さもと当時印象に。2016年12月観戦。当時は捕手で出場。センバツでは大会の引っ掻き回し役として活躍するはずだった

投五十嵐選手右左:鶴見シニア出身。華奢だがオーバーハンドから重たそうなストレート投げる。この投手も変化球投げる際腕がやや下から出てしまう点が改善されればさらに楽しみ。フィールディング動作も良く、ストライド大きいベーランも魅力と当時印象に。2017年3月観戦。センバツでも出場機会をうかがっていたはずである


※明徳義塾

捕鈴木選手右右:河南シニア出身。華奢だがガッチリした体型。打球への反応速く守備範囲広い。打ってもスイング鋭いと当時印象に。2017年7月観戦。当時はセカンドもこなす。センバツでも名門の正捕手として、活躍するはずだった。

遊米崎選手右右:茨木なにわボーイズ出身。華奢も守備などひとつひとつの動きに運動センスの高さを感じさせる。打っても強く振れるだけでなくバットコントロールも巧み。ベースランニングもなかなか鋭く、打球に対する判断力が増せば、それもさらに活きる。勝負所でうまくではなく強くやることができるようになれるかどうかが、全国制覇レベルの高校でやれるかどうかの別れ道かもと当時印象に。明徳義塾で1年夏からスタメン張るは思った以上。今後打順が今の下位から上がっていくかどうかは、中学時代の印象同様、強くやることもできるようになれるか、なのかもですね。2018年2月観戦。当時は投手もこなす。センバツでは名門のショートストップとして、活躍するはずだった


※尽誠学園

投村上選手左左:南部シニア出身。細身だが強く振れて一方で柔らかいバッティングも出来ていたと当時はバッティングの印象が残っていたがエースとしてセンバツで甲子園の土を踏むことに。2016年12月観戦。当時はファースト、ライトもこなす。センバツでは低評価を覆す旋風を巻き起こすはずだった

投谷口選手右右:南部シニア出身。華奢だが強く振れていた。リリーフして打ち込まれたが、上手からのびのあるストレート投げ、スライダーもよく切れており、出し入れ、膝元もつけていたと投打に印象に。センバツでは中学時代からの先輩との2枚看板?でセンバツ席巻を狙う。2016年12月観戦。当時はまだ中学一年生。当時は外野もこなす。センバツでは低評価を覆す旋風を巻き起こすはずだった。

内野手幹選手右左:兵庫夢前ヤング出身。細身。¥だがシュアなバッティングが当時印象に。2016年12月観戦。センバツでは低評価を覆す旋風を巻き起こすはずだった。

内野手山田選手右左:守口シニア出身。細身もガッチリした体格。本職ショ━ト❓も、整ったフォームでオ━バ━ハンドから割りと伸びのあるストレート。本職ショ━ト❓らしくフィ━ルディングも良いと当事投手と遊撃で印象に。センバツでは遊撃手として活躍したかもだった。2017年8月観戦

外野手岡本選手右右:神戸須磨クラブ出身。華奢。スリ━クオータ━から球はやや軽そうも伸びはありそうなストレート。打ってもなかなか強くしばける。器用さも併せ持つ。べ━ランも鋭いと当事はどちらかと言えば投手として印象に。センバツでは外野手として活躍したかもだった。2017年11月観戦。


※明豊

中布施選手右右:豊中シニア出身。華奢。守備範囲広く打球コースに素早く入る。打っても鋭いスイングと攻守に印象に。2016年秋から2017年夏頃までに何度か観戦。当時は遊撃手として出場。2年連続となるセンバツでの活躍が期待されたのだが

投財原選手右右:大阪東ボーイズ出身。まず印象に残ったのがファーストの守備練習で見せた肩。単に送球に凄みがあっただけでなく、とにかく雰囲気があった。背番号1だったので、マウンドでの姿が早く見たいと思った。そして実際マウンドでも、サイドから期待に違わぬ球を投げていた。高校では投手と一塁手の二刀流も高校では投手で勝負してほしいと当事印象に残った選手は期待通り下級生時から投手としてセンバツメンバー入り。センバツでの勇姿を本当に見たかった。2018年に幾度となく観戦。



出場校も決まり改めて第92回センバツ高校野球展望

2020-01-27 14:47:28 | 高校野球

明治神宮覇者の中京大中京に強豪ぞろいの近畿、東北勢がガッツリ絡む展開
✳本命:中京大中京(愛知)天理(奈良)

中京大中京は注目の本格派右腕高橋はもちろん、左腕松島も強い球を投げ込む。共に分厚さを感じる体格で見るからに力強い。打線も強力だが秋は3点以内に抑え込まれる試合もあれば、4点以上奪われた試合もあった。映像を見た限りでは投打にやや1本調子な面が感じられたため、球の速い遅いの緩急だけでなく、試合運びそのものにいかに緩急をつけていくかが、秋春連覇の鍵かと思われる。天理は近畿大会以降の試合全て4点以上奪った打線で優勝を狙う。各打者球をぎりぎりまで引き付け鋭く力強く弾き返すバッティングで、相手投手の決め球を消してきた。ベース付近から鋭く曲がり落ちる変化球が武器のエース庭野、下級生の長身の速球派達の両右腕の踏ん張りが、優勝への鍵となりそう。

✳対抗:大阪桐蔭(大阪)履正社(大阪)智弁学園(奈良)智弁和歌山(和歌山)仙台育英(宮城)

ここに挙げた学校はいずれも秋の公式戦全て4点以上奪ってきた打線が売り。全国でもその打棒が発揮され、投手陣が点は取られどゲームは壊さず。が出来れば、全国制覇への道が広がると言えるがそれプラス、本命に挙げた2校のような、”見ていて感じるもの”が出てくるかどうかも、優勝への必須要綱かと思われる。大阪桐蔭は対応力の高いスラッガー西野に注目、履正社は史上5校目の夏春連覇を目指す。智弁学園はとにかく野手が粒揃い、智弁和歌山は春は26年ぶりの、仙台育英は東北勢として春夏通して初の優勝を目指す。


九州、中国勢など他地区の代表校も黙っちゃいない

✳虎視眈々:星稜(石川)東海大相模(神奈川)明石商業(兵庫)

ここに挙げた3校は本来なら優勝候補に名を連ねていないといけない学校である。星陵は奥川は抜けたが分厚さを感じる体格をした選手が投手も含めて多く、見ていて感じる強さ、は旧チームを凌ぐものがある。投打に決め手が出てくれば、それが総合力につながり、優勝戦線に割って入るものと思われる。東海大相模もとにかくでかさを感じる選手が多く、今期も見るからに強そう。優勝争いに加わるには、まずは投手陣の安定かと思われる。近畿で唯一ここまで名前を挙げていない明石商業だが力的には他の近畿勢と遜色ない。昨年も活躍した本格派右腕中森が健在。総合力が感じられるようになれば、紫紺の大優勝旗もより手元に近づいてくるであろう。

✳シンデレラ候補校:鹿児島城西(鹿児島)大分商業(大分)白樺学園(北海道)鶴岡東(山形)

2年前の夏の金足農のようなシンデレラチームの出現はあるか。ここに挙げた4校がその候補校かと思われる。鹿児島城西は八方、大分商は川瀬とMAX140後半の注目の本格派右腕を擁して大会に臨む。打線の援護次第では、優勝戦線に絡んでくる可能性を秘める。大分商は渡邊という左も映像見ていて感じるものがある強い球を投げていた。感じるものがあったと言えば白樺学園の本格派右腕片山。強いストレートを投げ込む姿が、明治神宮の映像で印象的だった。野手陣もでかく分厚くチームとして見ていて感じるものがあった。見ていてやや感じられた攻守の粗さが大会でどう出るか。夏型のチームのセンバツでの戦いにも注目である。強豪揃いと紹介した近畿東北勢の中でここまで挙げてこなかった鶴岡東もまた、力的には同地区の強豪達と遜色ない。秋の公式戦全て4点以上上げた打棒で、仙台育英とともに東北勢初の優勝を目指す。投手陣次第では、それも現実味を帯びてくるかと思われる。

✳ジョーカー候補校:明豊(大分)倉敷商業(岡山)鳥取城北(鳥取)広島新庄(広島)

優勝候補を奈落の底に叩き落とすいわばジョーカー的な存在の学校にも注目。九州勢では上記に挙げた2校以外にも同地区を制した明豊の左腕若杉が投げるキレ、強さを感じるストレートもまた見ていて感じるものがあり、打線も含めて投打にバランスがとれて見えた。ここまで1校も挙げていない中国勢だが倉敷商業は永野、福家の左右の両輪を擁し鳥取城北も投打に粒揃い。広島新庄には下級生左腕秋山がおり3校共に投打にバランスがとれて見えた。福家、秋山あたりは玄人好みの好投手に見え、センバツでの投球が今から楽しみである。


ここに挙げることの出来なかった学校、21世紀枠の3校も含めて、センバツでの勇姿が、今から楽しみである。