じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

高校サッカー女子全国選手権大阪府予選最終順位決定リーグ展望

2022-09-19 21:00:13 | 高校サッカー

※上位2チームが関西大会進出 例年通りならそこのトーナメントで初戦勝てば全国選手権出場決定


※第一節

大商学園ー追手門学院:ここまでの双方の戦いぶりを聞く限りでは攻撃の破壊力で勝るインターハイ覇者の大商学園がやや優位。追手門学院としては相手の個の強さに組織で勝りたい

大阪桐蔭ー大阪学芸:新人戦決勝の再戦 その時は大阪桐蔭が終了間際のゴールで競り勝ったらしい ここまでの戦いぶりを聞く限りでは、個の強さも含めたチームとしての守備の強さで勝る大阪桐蔭がやや優位。とはいえ大阪学芸もキーパーからのパスワークは健在で個々のフィジカルの強さからくるカウンターにも見るべきものがあるらしい 大阪桐蔭のディフェンスを力ずくでこじ開ける可能性も十分に考えられる


※第二節

大商学園ー大阪学芸:インターハイ予選準決勝の再戦。その時は大商学園が勝利したらしい。大商学園の強さを前面に押し出した攻撃を大阪学芸がどこまで封じることが出来るか。 大商学園の個々の守備の強さを大阪学芸がいかに組織と個でこじ開けるかが焦点かと思われる

大阪桐蔭ー追手門学院:インターハイ予選準決勝の再戦 その時は大阪桐蔭の選手交代が功を奏して勝利したらしい 大阪桐蔭のカウンターを追手門学院が封じることが出来るか。 大阪桐蔭の堅守を追手門学院が個も組織も強い攻撃力でこじ開ける事が出来るかが焦点となりそう


※最終節

大商学園ー大阪桐蔭:インターハイ予選決勝の再戦 その時は大商学園がPKで勝ったらしい。ここまでの予想通りになれば双方引き分けでも関西大会進出が決まるため共に無理しないことが予想される。そうでなければ大商学園の力ずくな攻撃を大阪桐蔭が耐え凌ぐ事が出来るか 大商学園の個々の守備の強さを大阪桐蔭がパスワークとカウンターでこじ開ける事が出来るかが焦点かと思われる

追手門学院ー大阪学芸:両校の新人戦やインターハイ予選での戦いぶりを聞く限りでは、大阪学芸としては追手門学院にカウンターをさせずじっくりつながせるべく引いてブロックを作り自分たちがボールを持ってもリスクマネジメントを怠らず後ろに選手を残したい。逆に追手門学院としては大阪学芸のパスワークからのカウンターに対応出来るかかと思われる


※今季の大阪の高校女子サッカーは過去に例をみない激戦 残った4校はいずれも全国制覇を狙う力があるかと思われる 当ブログの予想通りになれば大阪桐蔭 大商学園が関西大会に進出し全国切符を手にする可能性が高まるとなるがそれはあくまでここまでの戦いぶりを聞く限りではの話。大阪桐蔭はフィジカル 大商学園はチームとしてのサッカー 大阪学芸はリスクマネジメントと相手にしつこくこられたときの緩急 追手門学院は相手の変化への対応とリスクマネジメント これらの成熟度合いによっては、当ブログの展望等木っ端微塵に覆る事も十分に考えられるかと思われる 


男子高校サッカーインターハイ大阪府予選展望

2022-05-17 12:47:30 | 高校サッカー

※2枠の争いは履正社 東海大仰星 興国 阪南大高が中心 大阪桐蔭 近大付が割って入ることが出来るか

上記観点から大会を占ってみたいと思います。

 

今期からプレミアリーグウェストに昇格した履正社の話は聞かないがプレミアでも中位に位置していることからして、少なくともプリンスリーグ関西上位勢と同等の力はあるとみる。順当に勝ち進めば準々決勝で現在プリンスリーグ関西一部首位を走る東海大仰星との潰しあいが予想されるがその仰星、聞いた話では今期もここ数年同様、小粒に見えるのに体格で勝る相手に接点の攻防で勝る場面が目立つという。ここまでプリンスリーグ関西一部全試合1失点以内に抑えてるディフェンスが今大会でも機能すれば、大きな決め手となりそうだ。もし履正社との対戦が実現すれば、今期も屈強且つテクニカルなチームと推察される履正社との攻防は、とてもスペクタクルな展開が予想されるかと思われる。

 

残る2つの優勝候補である興国 阪南大高は反対側のゾーンでともに順当に勝ち進めば準々決勝で潰しあいとなる。いずれも今期も当然のごとくプリンスリーグ関西で優勝争いを演じている。興国は聞いた話では今期も上質のポゼッションサッカーを展開、足元でもワイドでもいけるらしく加えて例年通り大型選手を揃えるという。となるとシュートスペース等での 決める仕事 の決断力となってくるのかと思われる。2年連続のインターハイを狙う阪南大高も、聞いた話では例年通り見るからにフィジカルの強そうな選手を揃えるという。ただ、前で潰す力はあるがゲームの中での抜き差し加減の精度の高まりが例年より遅れてるらしく、だとしたら前年度冬の選手権に出場し、新チームの始動が遅れた影響もあるのかもしれない。こちらの攻防もまた、対戦が実現すれば見応えある試合展開が期待できそうだ。

 

上記4校の対抗馬と目されるのが大阪桐蔭と近大付。これまた同じゾーンに入りともに勝ち上がれば準々決勝で潰しあい。勝者が東海大仰星、履正社のゾーンの勝ち上がりとインターハイ出場をかけて準決勝で相まみえることになる。大阪桐蔭は今期現状プリンスリーグ関西一部で下位に沈むが聞いた話では昨年のような絶対的なストライカーが不在の影響が得点力に出ているのではとのこと。実際に全試合1点以内に抑え込まれている。一方でチームとしての守りは悪くないとか。実際に強敵との戦いが続く中全試合1失点以内に抑えている。この守備力が今大会でも発揮されれば、トーナメント向きな戦いが出来そうだが守って凌いでだけで勝ち上がるのはしんどい。堅い守りからいかに攻撃につなげていくかかと推察される。対する近大附の話は聞かないがプリンス関西二部で首位をひた走ることから、力的には少なくとも同一部で中位にはつけるだけの力はあるとみる。絶対的なストライカーがいるらしく画像を見ても別格の屈強さを誇っていそうだ。もし対戦が実現すればどちらかがスコアメイクして勝ち上がることが出来れば、仰星と履正社がどちらが勝ちあがるにせよ心身そして頭も消耗した後での試合となることも考えられるだけに、漁夫の利的にインターハイ出場権をゲットすることも十分考えられるかと思われる。

 

残る一つのゾーンはプリンスリーグ関西一部に属する大阪産業大附や大阪学院の争いかと思われるも混戦も予想される。中央トーナメント初戦勝てば履正社との対戦となる常翔学園にも注目。U18大阪一部リーグで首位を走り、ここ数年強豪相手に一歩も引かぬ戦いをトーナメントで発揮している。履正社が初戦ということもありほぐれぬ間に叩くことが出来れば、ジャイアントキリングも期待できる。他プリンスリーグ関西二部に所属する金光大阪、2年前の冬の選手権予選で大阪桐蔭と好ゲームを演じたヌヴェール、名門関大北陽に関大一、清風、さらには槻の木等公立の雄が強豪相手にいかに立ち向かうかにも注目かと思われます。


第100回全国高校サッカー選手権大阪大会決勝戦展望

2021-11-07 15:57:43 | 高校サッカー
※阪南大高ー履正社

プリンスリーグ関西でも1位2位を占め、順当な決勝戦のカードとなった両校の戦いはボール支配力で勝っていそうな履正社がやや優位と思われる。2年連続の冬の選手権出場を目指す履正社はとにかく運動量が豊富で特にボールに対する動き出しの速さ鋭さが光る。それがパスワークの速さにも表れているため相手はプレスをかけてもなかなか捕まえきれない。太く分厚い体格をした選手が多く上手さが目立った昨年より強さが目立ち雰囲気もあることが、インターハイ予選のようなズッコケをせずここまで勝ち上がってきたものと思われる。ただそれらが得点力に反映されておらず、これまでの相手よりも圧の強い阪南大高相手に1-0で凌ぎきれるかと言えば疑問符が残る。対する阪南大高はインターハイに続き夏冬連続の全国を目指す。昨年同様体格面での圧倒さは感じないが相手にしっかりあたる事が出来、ゴール前でもしっかりブロックを形成。攻めては相手の運動量が落ちたところを逃さず畳み掛け、勝負どころを逃さぬ集中力と例え体力的にきつくてもそうした場面では労を厭わぬ運動量を誇る。攻撃は最大の防御そのままに畳み掛けて守備時間そのものを減らしにかかるが、それがために守備の意識がややおろそかになり準決勝のようにカウンターを度々喰らうことが懸念される。履正社はそういうのを全て逃してくれるほど甘くはないであろう。先制点を奪うことが出来れば、同校ならではの抜き差し加減巧みなゲームメイクが活きてくるかと思われる。


大阪産業大付 大阪桐蔭

2021-11-07 15:55:22 | 高校サッカー
※大阪産業大付

勝つならロースコアと見てましたがその展開に持ち込む事には見事成功。ボール奪取は出来てませんでしたが自陣深くではゴール前をしっかり固めて決定的なピンチを後半ロスタイムに追いつかれるまで幾度となく凌ぐ。攻めても後半の先制ゴール等シュートの決断力を発揮しては相手に怖さを与えることが出来ていたと思います。攻められる時間帯が多かった中、カウンターの鋭さが光りました。最後は延長後半で体力負けでしたが、大会に爪跡は十二分に残したかと思われます。プリンスリーグ関西では下位に甘んじるが体つき等攻守にしぶとさは感じるだけに、残留目指して戦い抜いてほしいと思います

※大阪桐蔭

相手の球離れの速いパスサッカーを封じる事が特に前半は出来ず。前線が寄せてはいるが中盤が連動出来ておらずまた前線も動き出しが一歩遅れてるためいくら激しく寄せてもパスコースの限定に繋がらずボール支配を継続されてしまう場面が目立つ。それでも強さと巧さを兼ね備えた相手を1点以内に抑える事には成功し勝てる展開には何とか持ち込む。だが攻撃面で特に後半、メンバー交代が功を奏しチームとしての攻撃の形、リズムは生まれるも相手を攻略するには至らず恐さを与えることも出来ず。強い個の力を誇る選手達が稼働しきれなかった事が響いて見えました。とはいえ強敵相手に上記状況で強敵相手によくゲームを壊さず踏ん張りきったと思います。ミスが決勝点になってしまいましたがそれは誰にだってあります。仕方ありません。現在プリンスリーグ関西で中位につけており例年並みの戦績は残せていますがプレミアウエストで関西勢が軒並み下位に名を連ねており、残り3節で何とかプリンス残留を決めるべく一つでも順位を上げてほしいと思います。


第100回全国高校サッカー選手権大阪大会準決勝展望

2021-11-05 12:32:10 | 高校サッカー

※第一試合

阪南大高ー大阪産業大附

インターハイ予選を制しプリンスリーグでも上位をひた走る阪南大高が優位かと思われる。相手にしっかりあたる事が出来、ゴール前でもしっかりブロックを形成。攻めては相手の運動量が落ちたところを逃さず畳み掛け、勝負どころを逃さぬ集中力と例え体力的にきつくてもそうした場面では労を厭わぬ運動量を誇る。攻撃は最大の防御そのままに畳み掛けて守備時間そのものを減らしにかかる。分厚い体をした見るからに強そうな体格をした選手を揃えて激しくあたって相手を圧倒する同校ならではの強さというものは昨年同様感じないが、それでもここぞの場面で畳み掛け、それが過ぎたら一転ゲームを落ち着かせるといった抜き差し加減巧みなゲームメイクは健在。リードした展開で早くに守りに入りすぎず得点にさらに貪欲になればスコアメイクしての勝利も見込まれる。準々決勝の興国戦では点の取り合いを制した大阪産業大附だがこの試合ではいかにロースコアの展開に持ち込むかが鍵かと思われる。前線で寄せてパスコースを限定し中盤でボール奪取が出来るか。自陣深くでは厳しく相手に寄せて体の入れあいで勝つことができるか。攻めてはシュートの決断力、相手の守備の特徴をいち早く掴んだパスワーク、敵陣深くまで切り込めば必ず相手の寄せより体を前に出してクロスにつなげる事が出来るか、CK等セットプレーでも相手に恐さを与え続けることが出来るかといったあたりがポイントになってくるかと思われます。プリンスリーグ関西では下位に甘んじるが体つき等攻守にしぶとさは感じるだけに、今大会のジョーカーとしての活躍がまだまだ続くことも考えられる。

※第二試合

履正社ー大阪桐蔭

得点力で勝っていそうな履正社がやや優位と思われるが、同校の守りの不安定さを大阪桐蔭が引き出すことが出来れば、勝機も十分あるかと思われる。2年連続の冬の選手権出場を目指す履正社は今期プリンスリーグ関西でも首位をひた走り、来期のプレミア参入も視野に入れる。ダイレクトプレーを増やして寄せられる前にパスを出していってシュートチャンスを広げ、その決断力と強さを発揮することが出来れば、スコアメイクしての勝利も有り得るかと思われる。選手の体つきは太く分厚い。上手さが目立った昨年より強さが目立ち雰囲気もあることが、インターハイ予選のようなズッコケをせずここまで勝ち上がってきたものと思われる。ただ先日の近大付属戦だけでなくその前の桃山学院戦でも勝つには勝ったがスコアメイク出来ていないのが気がかり。現状のチーム状態が気になるところかと思われます。対する大阪桐蔭としては球離れが速いパスサッカーを展開してくる相手にそれを封じるべくプレスをかけるのか、それともそれはやむなしとしてブロックを形成するのか、はたまたそれを逆手にとってパスコースを限定し中盤でボール奪取といくのか等考え方はいろいろあるかと思われます。強さと巧さを兼ね備えた相手を1点以内に抑える事が出来れば、勝機も出てくるかと思われます。攻撃面では個々の力に頼らずチームとして相手を攻略出来るかが鍵。そのためには攻撃に緩急をつけたいところかと思われます。強敵東海大仰星をPK戦の末に破りチームは上り調子。強い個の力を誇る選手達がどこまで稼働できるかも、勝敗を分けるかもしれません。