本命:履正社
プリンスリーグで他校より少ない試合消化数ながら首位をひた走る同校が本命とみる。インターハイ予選でも本命のひとつとされながら同大会ではずっこける。その頃はチームとしてのサッカーがやや不安定にも見えたそうだがその時より選手の体が大きくなっているらしく雰囲気も出てきているらしい。これらが真実なら、2年連続の冬の選手権出場に向け、視界良好かと思われる。桃山学院、近大付属といったU18大阪一部リーグの上位組がまずは関門となりそうだ。特に近大付はインターハイ予選でもベスト4まで進出しており、近年はプリンスリーグにも上がれていないが一発勝負の強さは保っており今期もスピードと鋭さは感じさせるサッカーを展開。油断ならない相手かと思われる。
対抗:阪南大高 興国
阪南大高:インターハイ予選を制し全国でもベスト16に進出。分厚い体をした見るからに強そうな体格をした選手を揃えて激しくあたって相手を圧倒する同校ならではの強さというものは、インターハイ予選の時は例年ほど感じなかったが、それでもここぞの場面で畳み掛け、それが過ぎたら一転ゲームを落ち着かせるといった抜き差し加減巧みなゲームメイクは健在で、名実ともに大阪のトップをいく学校であることに変わりはなく、個々の力の強さ高さも感じられることから、全国も十分狙える学校であると思います。チームとしての雰囲気が出てくるかどうかが浮沈の鍵かもしれません。順当なら準々決勝の相手となりそうな金光大阪が、まずは関門となりそうだ。
興国:阪南大高同様プリンスリーグ関西1部で上位につける。インターハイ予選での同校との試合と違い激しくそれでいてファウルとられぬように相手にあたる事が出来るかどうか、今期もポゼッションサッカーを展開するが最終ラインがインターハイ予選の時と違い動きながらパスを回して相手をずらすことが出来るか等チームとしてのサッカーが見た目だけでなく本当の意味で成熟していれば、分厚い体つきをした選手を揃えチームとしての雰囲気は十分なことから、2年ぶりの冬の全国も十分あるかと思われます。履正社や阪南大高と違い足元をすくわれる危険性はないとは言えずも低そうだが、順当ならこの後に触れる大阪学院と準々決勝で潰しあうクジを引いているだけに、決して恵まれた組み合わせとは言えないかと思われる。
ダークホース:大阪学院(ダークホースというより裏本命の可能性も)
u18大阪一部リーグでぶっちぎりの1位をひた走る同校、実力的にはプリンスリーグ関西1部でも優勝を争えるだけの力を誇ることが想像される。ダークホースとはしているが履正社と並び称される本命である可能性も十分考えられる。順当なら準々決勝で興国との潰しあいが予想されるがその前での対戦が予想される大阪産業大附も、プリンスリーグでは下位に沈むがなかなかしぶといチームだと聞く。インターハイ予選でも近大付に足元をすくわれており、まずは取りこぼすことなく勝ち進むことが出来るかどうかかと思われる。
その他の有力校:東海大仰星 大阪桐蔭
先に挙げた学校のいずれもとも準決勝まで当たらぬクジを引いたのがこの両校。共にプリンスリーグ関西1部で中位につける。東海大仰星は例年と比べるとやや小粒だそうだがGKが大柄で良いらしい。インターハイ予選で準優勝し本戦でもベスト16まで進出した大阪桐蔭だが以降のプリンスリーグ関西1部の戦いはパッとしない。高い決定力を誇るエースストライカーが相変わらず不在らしいが、その選手が戻る等ベストの布陣が組めれば、優勝戦線に絡んでくることも十分考えられる。順当ならこの両校が準々決勝で対戦。勝者が履正社との準決勝に臨むという図式になりそう。大阪桐蔭ー東海大仰星で勝ったほうがスコアメイクして次に進むようなら、履正社戦からさらにその先全国に向けての期待感も、より膨らむかと思われる。
※毎年言えることだが相手との兼ね合いもあるとはいえ、初戦をどのようなスコアで勝つかによって、そのチームの選手権予選に向けての仕上がり具合が推し測られるかと思われる。本来スコアメイクして勝てるはずの相手にそれがなされていないと、大体においてその学校は途中でズッコケる的な負け方をする場合が多いかと思われる。2点以上奪い1点以内に抑える。このどちらかが出来なかった学校は仕上がり具合に不安ありと見てよいかと思われる。インターハイの全国大会を見る限り、各校その時よりチーム力をワンランクもツーランクも上げていないと全国では難しいかと思われるため、そういう学校の出現も待たれるところかと思われる。
※2位以内に入れば全国への最終ステージとなる関西大会への出場が決定
※第一節
大阪学芸ー大商学園
2位以内の本命と目される両校の戦いは共に高い守備力を誇っており1点勝負が予想される。昨年の学芸のように初戦のこの戦いを落としてリーグ戦全体の流れを悪くしてしまい全国の道が閉ざされてしまうという最悪の事態を避けるべく、引き分けでもokという考え方も、展開次第ではあり得るかと思われる。大商学園の前線からのプレスに大阪学芸が耐えきれるか。大商学園のボール支配力が全国レベルでどこまで上がっているか。大商学園としては相手が後方からつないできた場合とりにいくならいく、いかないのなら引いてブロックを形成とはっきりさせたいところ。インターハイ予選見る限りポゼッションサッカーを志向して見えた大阪学芸としてはアーリークロス等を駆使した長短自在のパスワークで相手のハイプレスのプレッシャーを回避したいところ。サイドでの攻防に持ち込みマイボールのスローインを獲得し現実的なポゼッションサッカーでボール支配を継続したかと思えば最終ラインの選手たちが動きながら横パスを展開して相手を巧みにずらす強かさも兼ね備える。シュートを打ちに行く場面でもドリブルで仕掛けたりパスを選択したりで結局シュートまで至らずボールを奪われる場面も目立つポゼッションサッカーのチームならではの課題がどこまで解消されているかもポイントになってくるかもしれません。
大阪桐蔭ー追手門学院
大阪桐蔭が相手の攻撃を単発に封じることが出来るか、最終ラインとGKの連携、相手のポゼッションに対し前からとりにいき攻撃につながる守備、プレスをかいくぐられた時の対応、攻めてはインターハイ予選の時からボール支配力が上がっていれば、スコアメイクしての勝利もあるかと思われます。追手門学院としてはインターハイ予選同様ポゼッションの意識を高く持った攻撃でいくのならサイドアタックをいかに織り交ぜるかが重要かと思われます。つなぎの意識ながらシュートの決断力もよいという印象がインターハイ予選での戦いでは残っており、この試合でもこうした攻撃が発揮されれば、勝つチャンスも十分あるかと思われます。双方次節以降は強敵との戦いが待っているため、ここは是非とも勝ち点3が欲しい試合かと思われます。
※第二節
大阪学芸ー追手門学院
高い守備力を誇る大阪学芸から得点を奪うのは容易ではない。追手門学院としてはサイドアタックを駆使したポゼッションサッカーでプレスをかいくぐりたい。積極的にシュートを放つことが大事になってくる。大阪学芸のバリエーション豊富なポゼッションサッカーを捕まえるのは容易ではないが、追手門学院としてはこれを前から捕まえない限りは、苦しい戦いを強いられるかと思われる。大阪学芸としては得失点差も稼ぎたい試合かと思われ、追手門学院としては初戦をとってこの試合で無理に勝ちにいく必要がないようにしておきたいところかと思われる。
大阪桐蔭ー大商学園
大阪桐蔭が相手の攻撃を単発に封じることが出来るか、高い破壊力を誇る大商学園相手に自陣ゴール前での守備時間が長くなれば苦しい。逆に大商学園としては攻守にどんどん前に押し上げ畳み掛けたいところ。守備力も高い大商学園ゴールをこじ開けるのは容易ではありませんが、大阪桐蔭のキーパーと前線に走り込む二列目の選手やSB等最終ラインとの連携精度等がインターハイ予選の頃より上がりインターハイ予選の時と違い長短自在の繋ぎが出来るようになっていれば、勝機も見出だせるかと思われます。大阪桐蔭としては初戦をとってこの試合で無理に勝ちにいかなくてもいいようにしておきたいところですが、大商学園の初戦の結果によっても、大阪桐蔭の戦い方が相手ベースで必然的に変わってくるかもしれません。
※最終節
大阪学芸ー大阪桐蔭
高い守備力を誇る大阪学芸からゴールネットを揺らすのは簡単ではない。大阪桐蔭としては相手ゴール前でサッカーをする時間帯をいかに多くするかが得点への道かと思われます。逆に守備時間が長くなればなるほど学芸の迫力とテクニックを兼ね備えたパスワークを凌ぎ切るのは難しくなってくるかと思われる。特に後方の人員配置を的確にできるかどうかも、勝敗の鍵になってくるかもしれません。ある程度ボールを支配することが予想される大阪学芸としてはアーリークロス等を駆使した長短自在のパスワークやサイドアタック等で相手のプレスをかいくぐりたいところ。最終ラインの選手たちがいかに動きながら横パスを展開していくかも大事なってくるかと思われます。その上で単につなぐだけではなくここぞの場面ではシュートを放つ決断力も持つことが出来れば、スコアメイクしての勝利も見込めるかと思われます。大阪学芸としてはこの試合までに引き分けでも1位通過が可能な位置に、大阪桐蔭としては引き分けか惜敗でも2位通過が可能な位置につけておきたいところかと思われます。
大商学園ー追手門学院
大商学園の守備力は高いが追手門学院がインターハイ予選で見せたポゼッションの意識が高い攻撃でサイドアタックも駆使するなど相手に的を絞らせない攻撃が出来てシュートの決断力も発揮できれば、得点チャンスもより多く生まれるかと思われる。加えて大商学園の攻撃がインターハイ予選の時のように縦に速くといった感じなら、力は大商が上と思われながら僅差の展開になることもあり得るかと思われます。大商学園としてはこの試合までに引き分けでも1位通過が可能な位置に、追手門学院としては引き分けか惜敗でも2位通過が可能な位置につけておきたいところかと思われます。
✳️インターハイ予選見る限り大阪の高校女子サッカーは今期もここ数年同様大阪学芸、大商の2強を大阪桐蔭、追手門学院が追う図式と見れますがその差は決定的なものとまでは言えず、冬の全国選手権の出場に向けた関西大会進出2枠の争いは、過去に例を見ない激戦になることも予想されるかと思われます。
※関西学院(兵庫)
思いのほかフィジカルの強いチームでした。
※静岡学園(静岡)
ポゼッションサッカーのこだわりの強さを感じました。そうしたサッカースタイルはともすればシュートの決断力を鈍らせ決定力不足へとつながったりもするものですが、同校の場合一方で相手の少しの隙も逃さず難しい体勢からでもシュートを放ってゴールする個々のクオリティーの高さも感じました。準決勝で青森山田に0-4の大敗でしたがサッカースタイルの相性からのものにみえ、点差程の力の差は感じませんでした。
※青森山田(青森)
まるでユースか大学生のチームを見ているようでした。ポゼッションサッカーができるだけのテクニック、パスワークがありながら準決勝の静学戦ではキーパーがほとんどパントキックでしたのでここは静学のように自分たちのサッカースタイルにこだわるのではなく勝つことに最大のこだわりをもってプレーするチームと思ってみてましたが、決勝の米子北のような堅守速攻型の相手でも同様に前に前にと圧をかけ続けていましたので、静学がポゼッションならこちらはハイプレスサッカーへのこだわりを感じさせ、それを可能にするだけの体の強さ分厚さも十二分に感じさせるものがありました。その様はまるでドイツサッカーを見ているようでしたが、であるがゆえに力では明らかに勝ると思われた米子北相手に徳俵まで追い詰められたのかなと思ってみてました。
※米子北(鳥取)
パッと見の強さは全くと言っていいほど感じませんでしたが決勝で青森山田に敗れたとはいえ徹底した堅守速攻で絶対本命をとことん苦しめた様は、見栄えがしないにも関わらず鮮やかそのものでした。単にブロックを形成するだけでなく相手が自陣で少しでも休みにかかると逃さずハイプレスに転じゴールに迫り、相手に少したりとも精神的休息を与えていませんでした。特別上手くなくとも、特別体が大きく分厚くなくともやりようによって全国トップクラスと堂々と渡り合えるということをインターハイで示し、日本中の高校サッカー男子に希望を与えたかもしれません。
※静学、青森山田、米子北を見てるとまるで昭和から平成10年頃までのフランス、ドイツ、イタリアの相性相関図を見ているようでした。キーパーから丁寧につなぐフランス(静学)はそんな彼らに、彼らにとっての自陣めがけて猛然とプレスを仕掛けるドイツ(青森山田)に自陣でボールを奪われショートカウンターで畳み掛けられ勝てない。ドイツ(青森山田)のようなハイプレスサッカーはイタリア(米子北)のようなカウンターサッカーのチームにハイプレスの背後を突かれ勝てない。イタリア(米子北)のように引いてブロックを形成するサッカースタイルのチームはフランス(静岡学園)のように後ろからじっくりパスをつないでくる相手に誘き寄せられ徐々にブロックを崩され勝てない。そんな関係の高校サッカーバージョンを見ているようでした。
※大阪桐蔭は上記学校、特に静岡学園、青森山田と比べると諸々差が感じられ、現時点では全国制覇を狙う力はまだないと感じましたが、怪我か何かしらの事情でピッチに立てていない主力級の選手が戻ってきて、外から見て感じられるベストメンバーを組めることができれば、てっぺんへの期待も現実味を帯びてくるかと思われます。
※本命:青森山田(青森)
※対抗:前橋育英{群馬)流通経済大柏(千葉)静岡学園(静岡)米子北(鳥取)大津(熊本)神村学園(鹿児島)
※ダークホース:旭川実(北海道)尚志(福島)開志学園JSC高等部(新潟)東山(京都)阪南大高(大阪)大阪桐蔭(大阪)高川学園(山口)飯塚(福岡)長崎総合科学大附(長崎)
では、ゾーン毎に見ていきたいと思います
※東海大相模(神奈川)~徳島市立(徳島)のゾーン
本命不在の混戦ゾーンだが飯塚(福岡)の福岡県予選での戦績が本物なら、このゾーンの勝ち抜け候補一番手となるかと思われる。プレミアリーグに所属する東福岡にスコアメイクしての勝利などを額面通り受け止めれば、プレミアウェストで中位くらいに位置できる力を誇り、ダークホースはおろか対抗馬にも挙げていいほどの実力校ということになるが果たしていかに。矢板中央(栃木)東海大相模(神奈川)の関東勢や立正大湘南(島根)徳島市立(徳島)等の常連校がどう絡んでくるかにも注目。
※開志学園JSC高等部(新潟)~尚志(福島)のゾーン
アウトサイダーな優勝候補が揃った隠れ激戦ゾーンであるかと思われる。神村学園(鹿児島)はプリンスリーグ九州で首位争いを演じ、優勝を狙えるだけの地力はあるかと思われる。順当なら3回戦で開志学園JSC高等部(新潟)ー阪南大高(大阪)の勝者を迎え撃つ図式か。開志学園JSC高等部はプリンスリーグには所属していないが同県の帝京長岡がここ2年続けて冬の選手権で準決勝まで勝ち上がり今期もプリンスリーグ北信越で上位に位置づけていることを考えると、捨て置けない一校かと思われる。阪南大高もプリンスリーグ関西で上位を走り今やインターハイの常連である。反対側で面白いのは米子北(鳥取)。プリンスリーグ中国で首位をひた走り地力はありそうだ。だが初戦の相手は名門中の名門帝京(東京)、初戦から息の抜けない戦いとなりそうだ。勝ち進めば3回戦で対戦するかもしれない尚志(福島)も面白い。今年は東北のプリンスリーグが開催されておらずこの地区の学校の力量が未知数だが、同校は数年前の冬の選手権で準決勝まで勝ち上がっただけでなく、同大会で優勝した青森山田を苦しめており、捨て置けない一校と言えそうだ。勝ち上がれば先に挙げた本命不在の混戦ゾーンの学校と準決勝で対戦、優勝候補の大半が反対側のゾーンに集結したことから、準決勝のもう一方の対戦で潰しあった学校を迎え撃つ側に回ることができる可能性が現状高いため、このゾーンの優勝候補が現時点では最も優勝に向け優位な場所に位置取りが出来ているかと思われる。
※東山(京都)~初芝橋本(和歌山)のゾーン
プレミアリーグEASTで堂々と首位をひた走り優勝候補筆頭かと思われる青森山田(青森)が中心のゾーンと言えるがすんなりと勝ち抜けられるような甘いゾーンではなさそうだ。初戦の相手長崎総合科学大附(長崎)はプリンスリーグにこそ所属していないが県での戦績見る限り抜き差しならぬ一校かと思われる。反対側に目を移すとこのゾーンの青森山田の最大のライバルかと思われる前橋育英(群馬)にまず目がいく。ハイレベルなプリンスリーグ関東で首位争いを演じるのは伊達でできることではなく、当然優勝候補の一角に挙げられるかと思われる。だが同校もすんなりと青森山田にたどり着けるとは言えなさそうだ。初戦勝てば次に対戦することになる東山(京都)はプリンスリーグ関西には所属していないが近畿大会では阪南大高、大阪桐蔭といった近年のプリンスリーグ関西を席巻する大阪勢を撃破しての優勝。いずれもスコアメイクしての勝利を挙げており、この戦績が本物なら、今大会の対抗馬にも上げていいくらいの実力を誇っていることになるかと思われる。
※高川学園(山口)~高岡第一(富山)のゾーン
最激戦区かと思われる。静岡学園(静岡)はプリンスリーグ東海で首位を走り青森山田に対抗できる力を誇るものと思われる。初戦を勝ち抜いたとして2回戦の相手高川学園(山口)は県予選の戦績を見る限り捨て置けぬ一校かと思われる。そこを勝ち抜けても3回戦の相手が大阪桐蔭(大阪)になれば、プリンスリーグ関西の座を長年に渡り守り続け今年も同リーグで上位に位置するだけに、静学にとっては予断を許さぬ厳しい戦いが続くかと思われる。反対側に目を移すとどうやらここが最も厳しいブロックのようだ。大津(熊本)はプレミアリーグWESTでユース相手に上位をキープ、流通経済大柏(千葉)も同EASTで中位につける。青森山田に対抗できる力を誇るかと思われるこの2校が初戦勝てば2回戦で激突というのは、両校にとって厳しいクジと言わざるを得ない。ここを勝ち抜けたとしても3回戦でプリンスリーグ北海道で上位につける旭川実(北海道)がくればこれまた油断ならない戦いとなるかと思われる。
※サッカーというスポーツは得点が入りにくいスポーツ。サッカーに限らずジャイアントキリングの基本はロースコア。よってサッカーは波乱が発生しやすいスポーツ。その中で有力校のどこが一発勝負で強さを発揮できるか。どこがめぐりあわせに恵まれるか。めぐりあわせに恵まれずして優勝すれば、その学校の地力、底力は本物であったということかと思われます。