じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

関大北陽 大阪桐蔭男子 大阪桐蔭女子

2020-02-02 14:07:32 | 高校バスケット
✳️関大北陽
一人一人のプレーの、特にパスの精度が高かったです。観てて感じるもの、が出てくれば、全国でも上位を狙えるかもしれません。

✳️大阪桐蔭男子
まずは大阪のトップの学校レベルにまで個々の、そしてチームとしてのひとつひとつのプレーの精度を上げていくことかと思います。12番の選手のプレーに光るものがあって見えました。

✳️大阪桐蔭女子
負けてるなどうまくいってないときに下を向かない。はいと返事するときが来たときはどんなに沈んでいてもお腹から大きな声を出して、はい❗️と返事する。どんなに沈んでいても円陣組んだらみんなでお腹から大きな声を出す。上記状況でも明るく元気よく、なんて思いませんが上記状況でも上記の心がけは必要不可欠かと思われます。観ててベストメンバーではなさげに見えるも下級生の頃からスタメンの選手が多かった世代が上級生になって陥りやすい落とし穴にどはまりして見えました。数少ない先輩レギュラーに支えられてたからこそ出来たプレーが、そうした先輩がいなくなって出来なくなる。今度は自分達がそれをしなきゃいけないのにまるでそうした先輩達の存在を懐かしみながらプレーしているようにすら見える。これでは、この日試合に出てた選手の中にいたのかどうかわかりませんが、現下級生や上級生でも今期から本格的に試合に出だした選手たちは力を発揮できません。旧チームからの主力が旧チームの上級生のようにどんなに苦しくても上を向いて声を腹から出して心身共に渾身で皆を引っ張っていけるようになれれば、薫英と優勝を争うはずが3位決定戦にまわってしまいそこでも敗れた悪夢のようなこの日の出来事が肥やしになり、旧チームからの主力が多く残っている事が、本当の意味で活きてくるかと思われます。

大商学園 大阪桐蔭 大阪学芸

2020-02-02 09:09:20 | 高校サッカー
✳️守備
大商学園:無失点に抑えましたがゴール前の競り合いで見た目の強さほど競り勝てていなかったのは気になりました。
大阪桐蔭:前半終了間際と後半立ち上がりに失点。集中力に課題を残したかと思われます。先制点献上の場面は相手が時間を与えてくれたにも関わらずシュートスペースを埋める事が出来てなく見えました。勝てた試合をミスミス落とすきっかけになる、何とももったいない先制点献上に見えました。大柄なFW6の前線での強さが守備で光りました。チームとしてもゴール前での空中戦は強かったです。
大阪学芸:後半の1失点に凌ぐ。時に相手の驚異にさらされながら最後まで集中だけは切らさなかったように見えました。

✳️攻撃
大商学園:今期もポゼッションサッカーは健在。引いて守る相手を誘き寄せるパス回し、グランドをワイドに使ったそれも出来てました。
大阪桐蔭:押しぎみに試合を進めながら1点に終わる。昨年からの経験値の高い強い選手を揃え上記のような展開ながら相手に怖さを与える場面が少なく見えたのは、次のプレーを意識したプレー、ゴールをイメージしたプレーが出来てなかったからに見えました。後、先制されるとどうしてもシュートへの決断力が鈍って見えました。苦しい展開だからこそ、そうした瞬時の決断力が求められるかと思われます。
大阪学芸:押されぎみながら2得点で相手を攻略。左サイドハーフ11、この小柄な選手のシュート力、ここぞを逃さぬ集中力、サイド、特に左サイドからのえぐりの鋭さが光って見えました。

✳️大商学園
例年ほどパッと見のでかさ強さを感じる選手はいませんが、体の分厚さ、体の芯の強さを感じる体格をした選手が多く、安定感という点では歴代でも屈指のものがありそうに見えました。今期も力は全国クラスと思われます。CB4の強さとクロスの精度の高さ、ボランチ、右のサイドハーフ、FW7の集中力の高さからくる反応の速さ、左サイドハーフだったかの小柄な11の相手に寄せられたなかでも高い精度を誇るシュート、FW,ボランチ10の強さなどが印象に残りました。

✳️大阪桐蔭
例年より体格のしっかりした選手が多くパッと見の強さは大商学園に勝るとも劣らぬ、昨年の学芸のそれを彷彿とさせるものがありながら、それがまだチーム力には反映されてなく見えました。個々は強くうまく速い選手を揃えさらにはそれでもまだベストメンバーではなく見えただけに、この日出たチームとしての攻守の課題を克服し、負けてる展開ながら交代カードを1枚しか切れなかった選手層の厚みを増す事が出来れば、4年ぶりの全国大会出場はもちろん、全国でも戦えるチームになるかと思われます。後この日の相手学芸のように、攻守にもっと最後まで貪欲にプレーする必要もあるかと思います。この日は特に攻撃で諦めが早く見えた場面が目立ちました。さらに言えば、相手を感じる力も足りなく見えました。例えば試合終了間際に相手が屈指の攻撃のカードに見えた11を下げたということは、3点目をとりにいくより2-1で逃げ切りにかかってることが推察されて見えましたため、大阪桐蔭としては、かさにかかって攻撃するべきでしたしそれができるシチュエーションに見えましたが、そういう姿は特に感じられなかったように思います。控えにも良さげな選手がいましたし、上級生下級生共に強さを感じる世代なだけに、今後の期待はかなり大きいものかと思われます。

✳️大阪学芸
全国ベスト4の昨年度と比べるとやや小粒ですが攻守に最後まで貪欲な姿勢は健在。追いかけたところでキーパーチャージになるだけに見えた場面でも最後まで相手にプレッシャーをかけ、結果反則とられず決定的な場面に結びつけた点等に、それが表れていたと思います。