※守備
大阪桐蔭:相手にほとんどシュ━トエリア内への侵入を許してませんでした。特にセンターの小林さん18の最後まで相手やボールなどに体を伸ばしてくる守備意識の高さ、体そのものや、ひとつひとつのプレーの、際、への強さが光りました。さすがはメンバー変更で入ってきただけのことはある3年生です。ひとつひとつのプレーに、3年間の練習の日々、が、感じられました。
桜花学園:こちらもまた、相手にほとんどシュ━トエリア内への侵入を許してませんでした。
岐阜女子:こちらもまた、相手にほとんどシュ━トエリア内への侵入を許してませんでしたが、攻撃の核であるバイクンバ選手7、このセンターの選手が守備に回ったときのゲ━ムメイクには課題が残ったかもしれません。
※攻撃
大阪桐蔭:センター竹原レイラさん15の黒人特有の強さがとにかく光りました。この選手がいれば大概シュ━トエリア内に入れてましたし、そこからこの選手の中でのプレーを起点に得点を重ねていたように見えました。この選手がベンチに下がるととたんに中に入れなくなり、個人の力にやや頼って見える攻撃は課題かなと途中までは思ってみてましたが、後半2年生ながらFW、ガ━ドとつとめた田中さん11が入ってからは、竹原さん抜きでも攻撃がしっかりと機能していました。この選手、試合前アップの時から切れのある動きを見せてましたが、ピッチに立つとそうした切れ味鋭い動きで中へ切れ込むだけでなく、遠目からのスリ━ポイントの精度も高く、攻撃に関してはオ━ルラウンダ━だなと思ってみてました。小柄で華奢な選手であるためか守備には課題が残って見えましたが、今後の守備の上達次第では、大きく飛躍する可能性を秘める選手だと感じました。大きなストライドで全力疾走できるあたり、競技、性別は違えど同じ大阪桐蔭の2年生、根尾を彷彿とさせるものがありますね🎵
桜花学園:誰がどうというより、パスワークなどとにかくチ━ムとしての攻撃に、非常に見るべきものがありました。
岐阜女子:バイクンバ選手の存在は強烈ですね🎵この選手がゴ━ル前にでんと構えてれば、とにかくこの選手にパスを出していれば良い。というくらい、受けたパスはほとんど得点につなげてました。ただ、こうした強烈な個の力に、チ━ムとしての攻撃がやや頼りがちに見え、この選手が怪我で退くと、以降ほとんど中に入ることが出来てなかったのが、気になりました。
※大阪桐蔭
竹原レイラさんという強い攻撃力を誇る選手を擁するチ━ムですが、チ━ムとしてはどちらかと言えばディフェンス型のチ━ムに見えました。全国に出るクラブというのは、試合前のアップなどからしても、なんか感じるものがあるなと思ってみてました。厳しさを良い意味で感じました。
※桜花学園
今年は珍しくここまで無冠だそうですが、チ━ムとしてのバスケは、この日観たなかではここが断トツで光ってました。今年はここ数年のような強烈な黒人選手はいなさそうですが、そうした選手がいるライバルを向こうにまわしてここが頂点に立つことがあれば、この世代の日本の女子バスケット界の未来も明るいということが言えるのかもなと思いながら観てました。
※岐阜女子
まずはバイクンバ選手の足の怪我の状態が気がかり。途中で下がるもベンチにはいましたし、試合後は足を引きずってる様子はなかったので大事なさそうに思いますが、その通りであれば良いですね。この選手が守りに回ったとき、また攻撃でもこの選手が封じられたときのチ━ムとしてのバスケをどう良い方向に持っていくかが、夏冬連覇への鍵かと思われます。
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