じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

ウインターカップ2022での大阪桐蔭女子バスケ

2022-12-25 18:51:15 | 高校バスケット
負けた東海大諏訪戦も含めてリバウンド等接点の攻防での強さでは勝っていたと思います 1.2回戦共に序盤は後手を踏む展開でしたが上記状況でしたので視てて安心感がありました 3回戦の東海大諏訪戦でもスコアは競っていても強さでは勝って見えたのでいけると思っただけに勝てるゲームを落としたもったいない終焉に見えました 最終Qでのちょっとしたミスをきっかけに一気に突き放された事が致命傷になり敗北 野球で言えば僅差のゲートとはいえ常にリードしてる展開も7回に追いつかれ8回にビッグイニングを献上してしまい一気に勝負を決められた 9回追い上げるも及ばずって感じに見えました 力が五分の相手に勝つには単に強いだけではダメ 勝負所を逃さず与えずが求められるかと思われます とはいえ年間通してベストメンバーを一度も組めなかった中でのウインターカップ2勝は3年生は誇りに思って良いと思います

新チームには片山さんという1年生のときから強さを発揮してきた選手が最上級生として残ります 単に強いだけでなく複数の相手に詰められた難しい体勢からでもシュートを決められるようになり、スピードとテクニックも備わってきているように見えました これでフリースロー等シュートの精度が上がってくれば鬼に金棒です ここに今季のインターハイの京都精華戦で重傷を負ったと推察される北條さんが復帰すればより期待値も増してくるかと思われます その現実味が増すにはウインターカップ予選決勝の薫英戦でガードを務めた小池さんが新チームでもガードを務め北條さんとのWガードか北條さんをサイドで起用出来るようになるかかと思われます ガードは一般的に小柄な選手が務めることが多いため目立てば目立つほど潰されるリスクも上がってきます Wガードでマークを分散させるかそうでないなら他の選手にどんどんはたくタイプのガードになるかかと思われます そういう意味では小池さんは他の選手にどんどんはたくタイプとしてガードに適してると思いました ガードはサッカーでいうところのボランチ ボランチにははたくタイプとタメを作るタイプといますがバスケでタメを作って相手を引きつけるプレーが増えると潰されます ガードが潰されると以降の試合でのゲームメイクにも大きな悪影響を及ぼしかねません ガードはいかに目立たずして見るものが見れば分かる働きが出来るかかと思われます 2017年にウインターカップを制して以降なかなか優勝を狙えるチームが作れませんがそれは新チームになっても変わらずかと思われます 片山さんや北條さんくらいに全国で通用する選手が後何人出てくるかかと思われます そしてそういう選手のポジションが被った時に一方をベンチで温めるのではなくいかに同時に使うかも大事になってくるかと思われます