じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

第94回センバツ高校野球大会に出場する選手の中学時代

2022-03-12 08:07:20 | 高校野球

※木更津総合

 捕手中西選手右右:奈良西シニア出身。細身も筋肉しっかり。強肩強打。守備の反応速く捕手に不利?なコリジョンルールをものともせず本塁クロスプレーも巧みで強い。スクイズも落ち着いて決める。報徳、明徳かつてのPLあたりに向いてそうな選手に感じたと当時印象に残っていたがまさか関東に渡っていたとは!2019年6月に観戦。甲子園常連校の正捕手として、センバツに乗り込む


※国学院久我山

 中堅手斉藤選手右左:京葉ボーイズ出身。小柄も俊足、肩も良い。打ってもシュアなバッティングと当時印象に。2019年8月に観戦。大阪桐蔭海老根選手とは中学時代チームメイト。明治神宮の決勝での対決も十分考えられる。東京チャンプのリードオフマンとして、センバツに乗り込む


※山梨学院大附

 中堅手岩田選手右左:静岡裾野シニア出身。やや細身も長身ガッチリ大型感ありお尻がしっかりした体型。広い舞洲をもろともしない本塁への低く鋭い送球を試合前ノックで披露。打っても振りが強いと当時印象に残っていたが1年夏からメンバー入りとは驚き。2019年3月に観戦。2年前の甲子園で夏の交流大会にも一年生ながら出場。最上級生となった今、攻守に要としてセンバツに乗り込む


※敦賀気比

 遊撃手米満選手右右:堺初芝ボーイズ出身。華奢。強く振れる。外を逆らわず強く捌くこともと当時印象に。2019年8月に観戦。

 
※京都国際
 左翼手岩内選手右左:京田辺ボーイズ出身。華奢、背は高め。ストライド大きいベースランニング鋭いと当時印象に。2018年12月に観戦。昨年は下級生ながらレギュラーで春夏甲子園。新チームでも当然レギュラーでセンバツに乗り込む
 内野手佐藤選手右右:和歌山南紀ボーイズ出身。余裕もってファーストへ矢のような送球。打ってもシュアなバッティング。ベースランニングもなかなかと当時印象に。2019年11月に観戦。新たに全国区に躍り出た古都の強豪で1年生ながらメンバー入り

※大阪桐蔭
 捕手松尾選手右右:京田辺ボーイズ出身。華奢。オーバーハンドから切れと強さを感じるストレート投げる。緩い球投げるときも腕しっかり振れており切れも鋭く緩急有効。制球も良い。フィールディング動作も鋭い。プレーの堅実さを今以上に上げることが課題かも。打ってもシュアなバッティング。大きくも振れる。ストライド大きいベースランニングも鋭いと当時印象に。2018年12月に観戦。まさか高校で捕手でレギュラーになるとは思わなかった。ショートでの起用も模索中?旧チームからレギュラー。新チームでは主軸としてチームを引っ張る。
 一塁手丸山選手右左:大東畷ボーイズ出身。大柄ドカベン体型だがガッチリしている。スタンス幅狭い打席での構え。軽く柔らかく振っただけでライト線迫力の打球。本来ファウルになりそうな打球の軌道なのにファウルにならないほど球足が速い。変化球に対しても、うまく捌く柔らかさを見せたかと思えば、ベース付近で鋭く曲がるそれをしっかり引き付けて鋭く弾き返すこともできていた。走塁が課題も意識はしっかりしてたため先は矯正可能。春先よりベースタッチの巧みさなど向上の跡が見えた。守っては柔らかいグラブさばきに光るものがあるだけでなく背走キャッチが求められる難しいファウルフライも難なく処理し、距離感の良さも感じさせ、肩も良いことから、脚力がつけば外野でもやれそうなところを見せる。全国制覇クラスの強豪高校でも核になる選手になれるだけのものを、十分に感じさせる選手と当時印象に。2019年2月から夏にかけて観戦。大阪桐蔭一の大砲として、打線に迫力を与える。
 中堅手海老根選手右右:京葉ボーイズ出身。大柄で上半身下半身共に分厚い体型。スイングスピード速く強く捉えた打球相手に怖さ与える弾道。ベースランニングも迫力あるだけでなく相手の隙を逃さぬ判断力も光る。挟まれた時の走塁も巧みで体に似合わずひとつひとつの動きに切れがある。守っても強肩。フライしっかり顔の前で捕れるため堅実性高い。こういう選手が、全国制覇クラスの強豪でも、中核を成す選手になるものと思われると当時印象に。2019年8月に観戦。
 右翼手谷口選手左左:京田辺ボーイズ出身。ガッチリしていてお尻しっかり。上半身も分厚い。それでいて引き締まり感もあり。強肩、送球正確。守備範囲広くフライの追い方、捕球イメージ出来ており、顔の位置でとれており堅実。ベースランニングもなかなか。打っても強く振れる。凡フライなど凡打でもあきらめない走塁を心がけられるようになれば、全国クラスの強豪高校でも、中核をなすレギュラーになるかと思われると当時印象に。2018年12月に観戦。大阪桐蔭の二番打者として、打線にアクセントをつける。
 投手川原選手右左:北摂シニア出身。長身細身も太股しっかり。上半身にも分厚さが出てくれば、全国クラスの強豪でも見栄えする体格に。大きく振っても低めを振っても軸がぶれない。手首の返しも強い。強くも柔らかくでも、鋭い打球飛ばす事ができる。投げても本格派で直球切れ伸び、そして強さあり制球力も高い。変化球も腕をしっかり振って投げる事が出来、切れもまずまずだが、全国クラスの高校でやっていくには、さらにその質を高めていく必要はあるかと思われる。連投等でスタミナを考えて投げないといけない時に点差、打順等によって時に省エネ投法など抜き差し加減もまずまず。投打両面で魅力的、パッと見は野手向きに見えたが、脚力には課題がありそうな分、投手としての将来性が、より高そうに見える。全国クラスの高校での活躍の鍵は、フィールディングなのかもと当時印象に。そのフィールディングだが高校でもしっかりこなしている。2018年11月に観戦。超名門で下級生からメンバー入り。新チームでは主戦投手の一人として、チームを引っ張る。
 
※東洋大姫路
 投手森選手右右:龍野ボーイズ出身。華奢だが外も強く振れる。投げても時折球速そのものを感じさせる力強いストレート。縦スライダーも鋭い。下でタメをじっくり作る独特のオーバーハンドと当時印象に。2018年12月に観戦。チームをセンバツへと見事に誘う投球を秋は披露
 一塁手高橋選手左左:龍野ボーイズ出身。華奢だが背は高め。強肩、送球正確。打っても大きく柔らかく振れると当時印象に。2018年12月に観戦。当時は外野での出場だったがファーストで名門校で見事スタメンゲットしセンバツに乗り込む
 
※天理

 三塁手内藤選手右右:生駒ボーイズ出身。2018年秋に観戦したときはドカベン体型という印象だったが年を越えて夏になると良い意味でスリムに引き締まり、それでいて上半身下半身共に分厚い印象を与える体型に変わって見えたあたりに、日々の練習を感じました。外角低めの変化球を力に頼らず左中間に運ぶうまさと、相手に怖さ与える強いスイングで内をガツンと逆方向に強い打球を放つ強さを併せ持つ。さらには、年を越えて走塁意識の高さ、さらにさらに守っても捕球姿勢の堅実さ、地肩の強さ、上体の強さを感じる選手になっており、月日が流れ全国制覇クラスの強豪でもやっていけると思わせるだけのものを感じさせる選手に成長を遂げて見えたと当時印象に。下級生時は一塁手登録だったが最上級生になり中学時代のサードとして、打っては4番としてチームを引っ張る存在に。2018年秋から翌年夏にかけて観戦。

 遊撃手戸井主将右右:松原ボーイズ出身。やや細身も長身で大型感あり雰囲気あり。遅い球もしっかり引き付けて打てる。外の変化球もためて強くしばく。外を引っ張って左中間あっという間の放物線。長打力ありと当時印象に。2019年4月に観戦。下級生時はサードでの出場が多かったが最上級生になり本来のショートに。打っても3番で内藤選手と共に名門天理の中軸を担う。

 投手南澤選手右左:大東畷出身。長身細身の本格派。この日も春先同様、ストレートは球速そのものを感じさせる迫力を見せつけ相手の主軸をも差し込ます力を見せつけてましたが変化球は全般置きにいって見え、見る日によっての感が。その精度、切れが安定してくれば、全国制覇クラスの強豪でも十分にやっていけるものと思われると当時印象に。変化球の切れが増してくれば次世代の天理のエースはもちろん、はたまたドラフト候補のエース達投手をもしのぐ存在に下級生ながらなることができるかも?と昨年感じていたがその通りに変化球も進化を遂げ名門天理のエース番号を担う存在に。2019年春先から6月にかけて観戦。

 右翼手重舛選手右右:狭山ボーイズ出身。華奢だがスイング鋭い。スクイズ決めるなど小技も手堅い。ストライド大きいベースランニングも魅力。フライを顔の前で捕れており観ていて安心感がと当時印象に。2019年8月に観戦。名門天理のレギュラーを見事にゲット

 中堅手大城選手左左:磯城シニア出身。上下ともに分厚くなかなか大型。思いっきり振り抜いても軸がぶれない。捉えた打球あっという間の放物線。投手としても上手から手元でピュッと伸びてくるストレートを、力を入れずに投げる事が出来る。技巧派だが力強いといったところ。走塁意識が高まれば、全国制覇クラスの強豪でも核になる選手になれると当時印象に。2019年6月に観戦。名門天理のレギュラーを見事にゲット

 捕手山村選手右左:磯城シニア出身。出身。長身やや細身も太ももしっかり。強肩、打球への反応も速い。打っては振りが力強くフライがたか~く上がり相手に怖さを与える事が出来ると当時印象に。2019年6月に観戦。控え番号ながら名門天理のレギュラーを見事にゲット

 捕手赤埴選手:大阪東ボーイズ出身。細身もガッチリして見える。打っても大きなスイングで長打力の高さ見せると当時印象に。2019年秋から翌年6月にかけて観戦。中学時代はショートかセカンドだっただけに捕手というのはにわかに信じがたいが、大阪桐蔭の松尾選手も同様の経路をたどっているので、この選手も同様に何かしら適性を見出だされたのであろう。下級生ながらメンバー入り。


※市立和歌山

 投手米田選手右右:貝塚シニア出身。華奢だが球際強い守備が当時印象に。2019年4月か5月に観戦。高校では投手登録だが私がみたときは三塁手としての出場だった

 捕手松村選手右左:紀州由良シニア出身。華奢だがシュアなバッティングと当時印象に。2018年12月に観戦。当時はセカンドでの出場。高校では昨秋まで遊撃手だったがセンバツでは何と捕手として、リードオフマンとしてチームに勢いを与える

 外野手山崎選手右右:紀州ボーイズ出身。長身細身。外いっぱいも振りの強さとリーチの長さで強く引っ張れる。内への対応が課題。ベースランニングもなかなか。判断力を磨きたいと当時印象に。2018年12月に観戦。センバツでのスタメンゲットを狙う。


※倉敷工

 投手高山選手右左:倉敷中央ボーイズ出身。長身細身。オーバーハンドからなかなかなストレートとブレーキの効いた変化球を制球良く投げ込んでいたと当時印象に。2019年8月に観戦。選考当落線上から見事にセンバツ切符をゲットした学校のエースとして、甲子園に乗り込む。


※鳴門

 捕手土肥選手右右:徳島藍住シニア出身。小柄だがお尻から太股の太さはしっかりしたものがあった。まず感心したのが試合前のアップの意識のたかさ。例えば足を上げる動作ひとつとっても、他の選手が単なる行事ごと感覚で上げてるのに対し、しっかり足を振り上げひとつひとつの動きに切れ、抑揚が感じられ、それだけでも練習に対する姿勢、特にしなやかさという点で身体能力の高さも感じ、こういう選手が全国制覇クラスの強豪高校でも、中軸クラスのレギュラーとしてやっていけるものだと思わせるものがあった。捕手としてもそんなに腕を振って投げずとも2塁へ鋭い送球が出来るから怪我の心配が少なそうなだけでなく、1,3塁で一塁走者に2塁を陥れられやすい状況で走られたなか、送球によっては本塁突入を狙う三塁走者の動きを見切ってサードへ矢のような送球で相手走者の動きを封じるクレバーさなどにも、見るべきものがあった。打っても強く振ることが出来ると当時印象に。2018年冬に観戦。名門鳴門で下級生から扇の要を担い最上級生としてセンバツに乗り込む

※高知

 捕手西野選手右右:紀州由良シニア出身。肩良いと当時印象に。2018年12月に観戦。