徳島藍住シニア4投一赤澤選手左左:上背は特別でないにも関わらず大柄感、雰囲気を十分に感じさせる。ぶっとい太股など下半身はもちろん、上半身にも分厚さを感じさせる本格派左腕。腕を全力で振らず完投換算でクレバーに投げていてもストレートは力強く、抜き球カーブも切れがよく、得点圏に走者を背負いギアを上げるとそれらの強さとブレーキのかかり具合がさらに増して見えた。味方の度重なるエラーにイラッとした態度を見せたりもして見えたが、それがムラっ毛には繋がっておらず、マウンドでは常にどっしりと、ベンチでは常におおらかに振る舞うことが出来て見えました。同じ四国の今治西から早稲田大学を経てヤクルト等で活躍した藤井投手を思わせるその姿の今後に乞う御期待。こういう投手が高校でも世代を代表する投手になるのだろうと思わせるものがあった。投手らしく股関節の柔らかさがファーストの守備でも活かされており、ワンバンするような難しい送球も難なく捌いていた。打っても力に頼らず柔らかさで、広角に長打性の打球飛ばす事が出来ていました。
佐倉シニア9投堀内選手左左12:割りとガッチリしていてお尻から下がしっかりした体型。技巧派、オーバーハンドから伸び、切れのあるストレート投げ、変化球もストレートと同じ腕の振りで投げられるからストレートとの見極めがしづらく緩急も有効。回を追うにつれ制球が抜群になって見えたのは心のスタミナも豊富である証拠か。完投換算で投げることが出来て見え終盤なっても球筋衰えず。派手さはないがこういう選手もまた、全国制覇クラスの強豪校で、やっていけるものと思われます。
ヤングカープ岡山5投三宅選手右右22:長身細身。本格派。試合前の遠投で肩の強さが印象に。完投換算で投げても球速そのものを感じさせる強いストレートが投げられ制球も良い。フィールディングも落ち着いており、この選手もまた、全国制覇クラスの強豪でもやっていける雰囲気を感じた
徳島藍住シニア3捕土肥主将右右:小柄だがお尻から太股の太さはしっかりしたものがあった。まず感心したのが試合前のアップの意識のたかさ。例えば足を上げる動作ひとつとっても、他の選手が単なる行事ごと感覚で上げてるのに対し、しっかり足を振り上げひとつひとつの動きに切れ、抑揚が感じられ、それだけでも練習に対する姿勢、特にしなやかさという点で身体能力の高さも感じ、こういう選手が全国制覇クラスの強豪高校でも、中軸クラスのレギュラーとしてやっていけるものだと思わせるものがあった。捕手としてもそんなに腕を振って投げずとも2塁へ鋭い送球が出来るから怪我の心配が少なそうなだけでなく、1,3塁で一塁走者に2塁を陥れられやすい状況で走られたなか、送球によっては本塁突入を狙う三塁走者の動きを見切ってサードへ矢のような送球で相手走者の動きを封じるクレバーさなどにも、見るべきものがあった。打っても強く振ることが出来る。
枚方シニア4捕高橋つ主将右右2:小柄もガッチリしており下半身はもちろん上半身にも分厚さを感じる関西や首都圏の全国クラスの強豪校向きな体型。強肩でモーションも速い。フライへの反応鋭く球際にガッツ見せる。打っても強く大きく振ることが出来、軸がぶれないから相手に怖さを与える事ができる。走塁が課題だが見る限り、十分是正可能に見えた。こういう選手が、全国制覇クラスの強豪でもレギュラーとして活躍するものかと、思われます。
静岡裾野シニア3捕岸本選手右左2:上半身下半身共に分厚さを感じる体型。柔らかいバッティング。守っても肩良くモーションも速い。派手さは無さそうだがこういう選手が、全国制覇クラスの強豪校で、活躍するのかもしれない
松原ボーイズ4捕羽田主将右右2:ドカベン体型大柄で雰囲気あり。低めの難しいのを崩れずしっかりためて力まずそして強くさばける。バットの出し方タイミング良い。左中間放物線はあっという間の弾道。走塁も悪くない。肩もよく相手に虚を突かれても落ち着いて刺せる。全国制覇クラスの強豪でもきっと、中核をなす選手になるであろう。
ヤングカープ岡山3捕石井選手右右10:やや細身もマスク被るとより太く大きく見える。送球モーション速くノーステップでも2塁へ鋭い送球。打っても甘い球逃さない。集中力の高さを感じるプレーが随所に見られ、派手さはないがこういう選手が、全国制覇クラスの強豪でも、やっていけるものと思われる。
ヤングカープ岡山4一坂枝選手右右55:ドカベン体型もガッチリしている。軽く振っただけで鋭い送球。甘い球逃さない。足は遅いが走塁意識は高い。一死一二塁でこの選手が2塁走者でバントのサインが出たことからも、この選手の走塁への信頼が伺える。守っても送球などボールに泥臭く。この選手もまた、器用には見えないが、こういう選手が、全国制覇クラスの強豪でも、やっていけるものと思われる。
大東畷3一丸山選手右左9:大柄ドカベン体型だがガッチリしている。スタンス幅狭い打席での構え。軽く柔らかく振っただけでライト線迫力の打球。本来ファウルになりそうな打球の軌道なのにファウルにならないほど球足が速い。変化球に対しても、うまく捌く柔らかさを見せたかと思えば、ベース付近で鋭く曲がるそれをしっかり引き付けて鋭く弾き返すこともできていた。走塁が課題も意識はしっかりしてたため先は矯正可能。春先よりベースタッチの巧みさなど向上の跡が見えた。守っては柔らかいグラブさばきに光るものがあるだけでなく背走キャッチが求められる難しいファウルフライも難なく処理し、距離感の良さも感じさせ、肩も良いことから、脚力がつけば外野でもやれそうなところを見せる。全国制覇クラスの強豪高校でも核になる選手になれるだけのものを、十分に感じさせる選手。
淀川ボーイズ2一芝田選手右右31:ガッチリしていて上半身下半身共に分厚さを感じる体型。何故途中出場なのか分からなかったが試合前のノックからクラブさばきなどの堅実さに日々の練習を感じた。野手からの送球にたいしての股割に体の柔らかさ強さを感じ、イレギュラーな場面にも落ち着いて対応、肩の強さも光った。打球への反応そのものも鋭い。打ってもしっかり引き付けてスイング鋭く速い打球。走塁も速くはないが意識は高く感じ、派手さはないがこういう選手が、全国クラスの強豪でもやっていけるものと感じた。
オール枚方8二中尾選手右右12:小柄だがガッチリ体型。下半身はもちろん、上半身にも分厚さを感じた。セカンドでの姿の方がより大きく見える。コースヒットは許さぬ守備範囲の広さ、難しい体勢からファーストへストライク送球に、上半身下半身共に強さを感じさせ、守備は安心して観ていられる。打っても大きく振れ、しっかり壁を作ることができる。ベースランニングもなかなかの鋭い。サードではその強さがあるがための暴投もあったものの、派手さはないがこういう選手が、全国制覇クラスの強豪高校でも、レギュラーとれるものと思われるという印象は、何度観ても変わらず。試合に出てないときはランコーとしてもチームを牽引
奈良葛城ボーイズ4三福土主将右右5:ガッチリしていて上半身下半身共に分厚さあり。ひと冬越えてより締まった体つきに。膝元のストレートを、分厚い上半身の強さも使って難しい体勢からでも左中間割れる力強さ等、ガツンと振り強い。ベースランニングもなかなか。守っても捕球姿勢堅実でイレギュラーバウンドにも高い集中力でしっかり対応できるなど、いつみても高い安心感。捕球姿勢がしっかりしてるから。地肩強く送球正確。ファーストでも起用される理由は逸れた送球を股割全力で拾って見せる体の柔らかさと強さを買われてのものと推察される。主将らしくピンチの時など投手への声かけもok。こういう選手が、全国制覇クラスの強豪高校でもレギュラーの中心として、きっと活躍するのであろうという思いは、複数回観ても変わらず
生駒ボーイズ中軸三内藤選手右右5:ドカベン体型という秋から年を越えて良い意味でスリムに引き締まり、それでいて上半身下半身共に分厚い印象を与える体型に変わって見えたあたりに、日々の練習を感じました。外角低めの変化球を力に頼らず左中間に運ぶうまさと、相手に怖さ与える強いスイングで内をガツンと逆方向に強い打球を放つ強さを併せ持つ。さらには、年を越えて走塁意識の高さ、さらにさらに守っても捕球姿勢の堅実さ、地肩の強さ、上体の強さを感じる選手になっており、月日が流れ全国制覇クラスの強豪でもやっていけると思わせるだけのものを感じさせる選手に成長を遂げて見えました。
京田辺ボーイズ5遊二中石本選手右右24:やや小柄もお尻大きく下半身しっかり。上半身もなかなか分厚い。大きく振れる。強くも振れる。チャンス等ここ一番に強い。打席で構え、頭、顔が一切ぶれないから、ボールがよく見えている。俊足。守っても動きの鋭さは出色。集中力の高さ感じる。守備範囲広い。力入れなくても一塁へ強く投げる事が出来るため怪我のリスクも少ないか。捕球姿勢堅実なため、イレギュラーにも対応できる。こういう選手が、全国制覇クラスの強豪高校でも、中核をなすレギュラーになるかと思われます。
オール枚方4遊三木選手右右8:細身もスポーツマン体型で太ももしっかりしてるというのが梅雨時までの印象だったが夏になり上半身も分厚くなって見えた。スイング鋭く長打性でも球足速い打球を。守っては守備範囲の広さと難しい体勢からでも正確な送球が出来る肩の強さと体の強さ。走塁も、決して速くはないものの意識の高さは感じられ、全国クラスの強豪でも、やっていける選手に育って見えた。マウンドにも上がるが、あくまで野手であろう。
オール枚方2左木本選手右右7:やや細身。お尻がしっかりして見えたのが梅雨時までだったが夏になりガッチリ感が増して見え、上半身下半身共に分厚さが増して見えた。肩のよさとベースランニングの鋭さ、打っても振りの鋭さあり。派手さはないがこの選手もまた、全国クラスの強豪でも、やっていける選手に育って見えた。
淀川ボーイズ4左上甲選手右右46:ドカベン体型だがガッチリ感あり。足は速くないが走塁意識は高い。肩良くフライの捕球しっかり顔の前で捕ることが出来ており堅実さを感じた。動きそのものも悪くなく打球への反応も良い。打っても力入れて振らずとも速い打球打てる。迎えにいくバッティングが課題かもだが、派手さはないがこういう選手が全国クラスの強豪でもやっていけるものと感じた。マウンドにも上がったがあくまで野手であろう
生駒ボーイズ中軸投中左近藤選手右左17:長身細身。体脂肪率が低そうなバランスのとれた体型。本格派。グランドレベルでみても速くて強いストレート、伸びも感じる。重たさも。スライダー等変化球の切れ、制球。抜いた球もカウント球として有効に使える。投げ終えた後しっかり捕手と整体出来ている点などほとんどの面で全国制覇クラスの高校生レベルに既に達している。試合前の遠投で低い軌道でもセンターフェンス付近からライトポール際付近の相手めがけて低い軌道でも正確に相手の胸元に収める事ができる、大阪桐蔭などトップランクの強豪校の投手でもなかなかできない正確な遠投が、ひとつひとつの質の高い球種をいずれも際どいところに投げ込むコントロールの良さも生み出して見えました。それは投手としてだけでなく、外野からのバックホームでもいかんなく発揮されておりました。打者としてもスイングスピード速く、ギリギリまで引き付け鋭く振り抜いた打球はライトへ高々と上がる放物線を描き、両翼92メートルのライトスタンドを遥かに越える特大のアーチへとつながったかと思えば、外角を軽く振っただけで右中間軽々と破り、相変わらず二刀流としての資質の高さも見せつけた逸材は、全国トップクラスのどの強豪に行っても、早い段階から活躍、そして大きく注目される選手になるかと思われるという思いは複数回観ても変わらず。ベースランニングももちろん出色。鍵は投手として長いイニング投げるスタミナが今後ついてくるか、なのかも知れません。
八尾シニア中軸中宝代右左8:小柄だが上下共に分厚さを感じる体型に日々の練習を感じ、年を越えて、より大きさを感じる体型になって見えた。日々の練習を感じたのは体型だけでなく、遠投や速い送球も含めて常に相手の胸元に正確に投げる姿にも表れていたと印象に。守備だけでなく体が全くぶれない走塁に上半身の強さを感じ、打っては器用なバット捌き、大きなスイングは高校時代の森友哉を彷彿とさせるスラッガーの匂いを醸し出し、バットの先っぽでもライトの頭を軽々と越える長打性の打球を披露。こういう選手が、全国制覇クラスの高校でも活躍するものと思われるという印象はさらに強まる。足も速く守備でのカバーリングも速い。打席での仕草から体柔らかそうなため、高校ではファーストやるのも良いかと思われます。
京葉ボーイズ4中海老根選手右右8:大柄で上半身下半身共に分厚い体型。スイングスピード速く強く捉えた打球相手に怖さ与える弾道。ベースランニングも迫力あるだけでなく相手の隙を逃さぬ判断力も光る。挟まれた時の走塁も巧みで体に似合わずひとつひとつの動きに切れがある。守っても強肩。フライしっかり顔の前で捕れるため堅実性高い。こういう選手が、全国制覇クラスの強豪でも、中核を成す選手になるものと、思われる。
兵庫夙川ボーイズ4中正重選手右右1:大柄。上半身下半身ともに分厚い。太い首に長期離脱につながる怪我をしにくい強さを感じる。マウンドに上がれば本格派で重たそうなストレート投げるが観る限りでは野手向きか。センターの守備で強肩なだけでなく低い弾道で遠投で正確な送球が出来ていました。フライの捕り方も良く、前でとることが出来ていました。打っては詰まっても力でヒットにできるだけでなく、ややむかえにいった感じでタイミング外されがちでも、外をリーチの長さで引っ張ってライナーで迫力のレフト越え。ベースランニングも鋭く迫力あり。内への対応、スイングそのものにはまだ課題も感じたものの、この日見る限りでは、全国制覇クラスの強豪でも中軸はれるだけのものを十分に感じた。
以上です。