じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭 神戸弘陵 

2019-08-25 08:39:19 | 高校サッカー

✳守備

大阪桐蔭:0点に抑えたのですから総じて見れば良く守ったと思います。後半はGK板敷選手のセービングに救われた場面も何度かあり、GKが良い意味で目立つことなく無失点で抑えるのが理想かと思われます。

神戸弘陵:4月に観たときは相手の最終ラインからのパス回しを高い位置でカットする場面が目立ち、組織としての守備には光るものがあって見えましたが、この日は前線や中盤のプレスが甘く見えたのが、気になりました。

 

 

✳攻撃

大阪桐蔭:相手のスペースをよく使えてましたし、ルーズボールへの寄せなど良かったと思います。右サイドのCKFKは中島選手、左からはレフティーの武田選手が蹴ってましたが逆の方が良いかもな?って思いながら観てました。ゴールに向かっていくボールを蹴られる方が基本、相手は嫌かもな?ってあくまで私的感覚で感じましたので。

神戸弘陵:相手の穴をつく最終ラインからのクロスからのカウンターには観るべきものがありましたが、そればっかりではなかなか得点には至らないかと思われ、つなぎの精度が上がってくればと思いながら観てました。

 

 

✳大阪桐蔭

良いゲームしてましたが2-0というスコアほど完勝ではなかったと思います。この日の同校のスタメンから考えられる攻撃パターン、狙われる場所、そうしたものを想定する力という点で課題が残って見えました。約2ヶ月近く空いての観戦でしたが、その時より体が大きくなって見えた選手が何人かおり、日々の練習を感じさせるものがありました。

  

✳神戸弘陵:屈強そうな選手が多く、こちらも大阪桐蔭同様、いやそれ以上の可能性も感じたという4月の印象から変わりません。特に最終ラインは皆強そうで、とても現状プリンス最下位のチームには見えません。ひとつ勝てばほぐれて一気に挽回してくる可能性は十分あり、逆転で残留する事はまだまだ可能かと思われます。本来、プリンス中位を争う力はあるかと思われます。