じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

四條畷 淀川工科 履正社 大冠 大阪桐蔭 近大附属 関西創価

2021-07-25 15:47:39 | 高校野球
※守備
四條畷:小柄なエース右腕角田投手なかなか切れのあるストレートをオーバーハンド、ややスリークオーター気味から投げてました。左足をもっと踏み込んで下半身も使って投げられるようになると、球の強さも増すと思います。守備は動き、中継良かったです。
淀川工:チームとしての守備力はなかなかのものがありました
履正社:全国レベルで見て及第点レベルかと思われます。門真なみはや戦で登板した金澤、渡辺陽両右腕共に球威はあるだけに、今後キレが増してくればと思います。四條畷戦で先発したオーバーハンド右腕今仲投手も完投換算で投げてる割には、伸びのあるストレート投げてたと思います。
大冠:大阪桐蔭戦はオーバーハンドの右腕エースが先発も全国クラスの打線に歯が立たず。でもストレートはなかなか見るべきものがありました。初回の二死満塁を凌いでいれば、野間選手に安易に入れにいって見えたところを走者一掃喰らい守備のミスで野間選手まで帰られてしまったのが悔やまれて見えました。チームとしての守備力の高さをシティ信金スタジアムのような広い球場、大阪桐蔭打線のように全国クラスの強力打線相手にも発揮することが、今後のチーム作りの課題の一つにも見えました。広い球場ならではの外野の守備位置、全国クラスの打者特有の打球の伸びを理解する必要も感じられ、最後まで外野手が距離感を掴めていないように感じましたし、外野に打球が飛んだときに内野の追いかけが足りずにポテンにしてしまったりと悔やまれる場面も何度かあって見えました。
大阪桐蔭:大冠戦で先発の川原投手完投換算で投げると喰らいつかれギアを上げると力でねじ伏せるといった感じでした。この日くらいの打線相手にいかに完投換算で抑えていくかといった課題が、新チームのエースという意味でも浮き出て見えました。大冠戦、城東工科戦でリリーフした川井投手、球のキレ、制球力はあるだけに、今後いかに球の強さを増していくかかと思われます。城東工科戦で先発した別所投手、これまで見せてなかった?決め球が有効で、全国クラスの強敵にも通用する球に見えました。城東工科戦でリリーフした松浦投手、エースらしくドスの効いた球投げてました。
近大附属:エース右腕の山田投手の力量はなかなかのものがありました。守備も鍛えられてますね。
関西創価:背番号7の右が完投。健闘したと思います。守備で広い舞洲をやや持て余して見えたのは、今後の課題かもしれません。

※攻撃
四條畷:上位と城東工科戦で7番の角田選手は振りがしっかりしてました。下位ではいろいろ仕掛けて、に見えました。
淀川工:相手のキレのあるストレートをしっかりジャストミートしてました
履正社:過去2年のチームに負けず劣らずスケール感溢れる重量打線です
大冠:9番まで振りが力強い打線が大阪桐蔭投手陣相手でも片鱗は見せたかと思います。無得点とはいえよく喰らいついてました。全国クラスの球威を誇る相手には中軸といえど打球を遠くへではなく近くへ、これを徹底することが、今後のチーム作りの課題のひとつかもしれません。
大阪桐蔭:今更言うまでもなく今季も強力打線。今年のチームは例年以上に、舞洲での打球がよく伸びます。
近大附属:今後の戦いにおいて課題かもしれません。
関西創価:負けはしましたが打力ではやや勝って見えました。特に2番センターの左打者、佐々木選手?だったかの外を大きく振っても軸がぶれず強く振れるのが印象に残りました。


※四條畷:淀川工戦では終盤猛追受けるも何とか逃げ切る。秋春と強豪公立と初戦で当たり今季未勝利だったことから公式戦初勝利のプレッシャーも感じてたのかも知れません。履正社に喰らいつくも力負けしましたが、攻守に鍛えられて見えました

※淀川工:序盤は0-6と一方的なビハインド、そのあたりから吹っ切れたような守備走塁が目立ち功を奏するケースが目立つ。コールド負け寸前から一点差まで詰めた攻撃は見事でした

※履正社
スケール感は大阪桐蔭に勝るとも劣らずかもでやっぱり今季も大阪桐蔭の最大のライバル。エース左腕渡邊投手が投げない試合でいかにその打線が掩護出来るかだと思います。強敵相手にも。走塁が今後ポイントになってくるかも知れません。

※大冠
非常に攻守に力強くエース次第では大阪桐蔭相手にジャイアントキリングの可能性もと期待しましたが攻守に力負け。今後いかに勝負所で高い集中力と慎重さを持続するか、が今後のチーム作りの課題かもしれません。この日も初回の二死満塁でそれが出来ていれば、違った展開も期待でき、もっと力を発揮出来たかも知れません。

※大阪桐蔭
大冠戦では初戦より引き締まって見えました。城東工科戦ではいろいろな選手が起用される。特に今後の投手起用に注目かと思われます。松浦投手に覚醒の予感も。

※近大附属:秋春に続いての大阪桐蔭戦は、いかにロースコア勝負に持ち込むかかと思います

※関西創価
この日はロースコアで惜敗でしたが見る限り今季は攻撃型のチームに見えました。来季以降、大阪のメインスタジアムであるシティ信金のような広くてフェンスの高い球場でいかに守備力を発揮するかが課題かも知れません。