✳投手力
智弁和歌山:左腕矢田投手11、テレビで視るより切れのある強いストレート投げますね。
初芝立命館:先発の林投手10、2回の9失点の場面、0-0で一死一二塁の場面でラストバッターに、初回上位を封じた外角低めの緩い球をちょこんと合わされて満塁なって以降、ストレート系中心での勝負になってしまい、力で勝る相手にガツンといかれまくることになってしまいましたが、緩いの主体での勝負を勇気をもって続けていれば、違った展開もあったかもしれません。捕手もそうしたリードをしていればどうだっただろう、とも観てて思いました。
✳打力
智弁和歌山:やはりよく打ちますね。ただ、緩いのを引っ張ってはファウルになる。合わせにいっては外野フライで打ち取られるは気になりました。利き腕の逆の手で押し込む力に課題があるのかもしれません。ブレーキの効いた抜き球を、しっかり腕を振って投げられる投手への対応が、今後ポイントになってくるかもしれません。
✳総合力
智弁和歌山:和歌山大会で4点以上奪われてる試合が多かったのでディフェンスがどうだろうと思ってましたが、旧チームの同時期より総合力上回ってるかなと感じました。全国制覇への鍵はやはり自慢の得点力。ノーゲームになったこの日は、本塁いけたかなと思われた場面で三塁ストップの場面が何度かあり、走塁も今後鍵になってくるかもしれません。
初芝立命館:一方的な試合でのノーゲームは基本、やられてた側に優位に働くと思われます。特に打たれた投手陣は良いサンプルがこの日打たれまくったことで出来たわけですから、是非とも翌日の試合に活かしてほしいと思います。