じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

日ノ本学園 京都精華 大阪桐蔭 

2018-11-10 08:17:22 | 高校サッカー

✳守備

日ノ本学園:敵陣で戦う時間が長かったせいか、相手に自陣に切り込まれた時の最終ラインの戻りがやや遅く見えたのは気になりました。下手すれば一点とられていたかもしれません。GK12の雰囲気と大きさが印象に残りました。

京都精華:自陣での戦いを強いられる時間が長くなる想定が出来ていたのか、そこで常に数的優位、各選手の距離感、ポジショニングをしっかり保って守ることが出来てました。後、GK1の落ち着きが印象に残りました。ゴール前での競り合いの場面で特にそれが感じられ、むやみに飛び込まずじっと身構え、ここぞのタイミングで迷わずいくといった感じで、抜き差し加減と決断力が見事に見えました。序盤から感じるものがあったこのGKが、勝敗に重大な影響を与えることになりました。後半ロスタイムに与えた同点ゴールに関しては、なりふり構わず点をとりにいった相手の気迫を誉めるべきと思います。

大阪桐蔭:1失点に抑えてるのですからよく守ったと見るべきだと思います。終盤に与えた先制点は、ゴール前絶妙なところに放り込んだ相手を誉めるべきと思います。GKが出ることも引くことも出来ないところに蹴り込まれました。

 

✳攻撃

日ノ本学園:FW22の球離れのよさ、シュートなど次のプレーへの決断力の鋭さが印象に残りました。

京都精華:攻める時間そのものが少なかったため、一点しかとれなかったのはやむ無し。攻撃で勝利を手繰り寄せるには、ボール支配率そのものがある程度ないと難しいかと思われます。

大阪桐蔭:敗因はこちらにあるかと思われます。引いて守ってカウンター狙いという相手の意図は早い段階で分かったかと思われ、前々ばかりでなく、後方でじっくりまわして相手を前に誘き寄せる動きがもっと欲しかったです。感じる力という点で、来期に向け課題が残ったかと思われます。

 

✳日ノ本学園:全国制覇を狙うレベルにある同校としては、この日の試合は、大勝の中に潜む粗探し、のような試合であったかも知れません。

 

✳京都精華

GK1の資質の高さが、大事な試合でのPK勝ち、全国ゲットにつながったかと思われます。ポイントになったのが大阪桐蔭の4人目が失敗した場面、コースを狙ってポストに嫌われるのですがこの時このGK、小柄でありながら相手が蹴ったコースのポスト付近まで飛ぶことが出来ており、この事により、以降に蹴る大阪桐蔭の選手に、このGKからはコースに蹴っても決める事ができない。駆け引きして相手と逆に蹴るしかないという心理的なプレッシャーを与えることが出来ていたように見えました。実際大阪桐蔭の5人目6人目はいずれもコースを狙うことより相手の裏をつくことに重きを置いて蹴って見え、5人目は逆をつくことができましたが、6人目は読まれてしまってました。先に外してしまった直後の相手二人目を止めるなどこのGKの緊迫した場面、不利な場面になればなるほど発揮された冷静さと身体能力の高さ、それにまずは守りを固めてそこからのカウンターというチームとして徹底されていた戦術、それを可能にした各選手の屈強そうに見えた体つきと、その強さを前面に押し出した上でのスピードとテクニックが、勝因になったかと思われます。

 

✳大阪桐蔭

京都精華のGKを誉め称える事ばかり書きましたが、大阪桐蔭のGKも良かったです。6人中二人がコースを狙いすぎて外してしまうのですが、この大柄なGKからはしっかりコースを突かないと決める事が出来ない、というプレッシャーを与えて見え、実際、相手は皆ギリギリを狙って蹴ってました。双方のGKの資質の高さが、見応えあるPK戦を作り出して見えました。目前で全国を逃した要因は、追手門学院戦でも感じた事ですが、戦いぶりを安定させる事が最後まで出来なかったことにあるかと思われます。良いときは全国制覇クラスの戦いが出来るがそれを継続できない。この日も内容あまりよくなく見えました。皇后杯とのW全国という、同校史上初の偉業なるかとも思われましたが、上記状態でそれがなせるほど甘くはなかったです。昨年全国を逃したときは、以降もギリギリまで三年生は公式戦に出続けたようですが、昨年とは違い今年はレギュラークラスの3年生がごっそり抜けることを考えると、3年生には申し訳ないですが、チームの今後を考えると、早めに新チームに切り替えた方が良いのかも知れません。とはいえ、今年の3年生は部史上最強と言っても過言ではないくらい強かったです。今年の3年生で冬の全国を逃すということは、それだけ大阪、及び関西の女子サッカーのレベルの底上げが進んでいるということかと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大阪薫英女子学院 東大阪大学敬愛

2018-11-03 21:58:20 | 陸上

✳大阪薫英女学院

1区谷口さん

レース前のアップからして体の柔らかさ、切れなど感じるものがある。ただ、レースになると思ったほど二位との差を離せず。前振りになり余計なスタミナロスにつながって見えた腕の振りが、もっと後ろに振れるようになれば、タイムももっと良くなると思います

2区村尾さん

腕をしっかり後ろに振ることが出来ており、力強い走りでした

 

✳東大阪大敬愛

中距離で無敵の同校、今回の駅伝予選で二位、3年生は一人だけ。大阪は長らく薫英の一強が続いてますが、今後待ったをかける存在になるかもしれません。個人で800にエントリーするくらいの選手でも、短距離区間ならエントリーしてくる学校多いですので😃


阪南大学高校 大阪桐蔭

2018-11-03 20:02:14 | 高校サッカー

✳守備

阪南大学高校:前からいくのか引いてブロックを形成するのかはっきりせず、相手のパス回しに最終ラインが誘き寄せられ裏をとられては、再三に渡りピンチを招いていたのは課題として残ったかと思われます。それでも無失点に切り抜けられたのは、ポジショニングだけは最後まで乱れなかったことによるものかと、思われます。

 

大阪桐蔭:先週同様、束でしっかり守れていましたがこの日は相手の個の強さにやられた終盤の2失点に見えました。

 

✳攻撃

 阪南大学高校:5月に見たサンフレッチェ広島ユース戦同様、相手にボールを支配され攻撃機会が少なくなってましたが、その時と違ってシュートチャンスで各選手が瞬時に決断出来て見えました。それがゴールには結びついてませんてしたが、春先より進歩した点かと思われます。後半30分の先制点は5月に観たときも印象に残ってたFW和田選手6の強さ、同37分のCKからの2点目は右CB中川選手3のバックヘッドのうまさが光りました。この選手かどうか分かりませんが、前半もこのバックヘッドで相手を脅かしてました。チームとしても、強さ鋭さを感じさせる中でのパスワークを見せることが出来てました。

大阪桐蔭:攻めの形は素晴らしかったですが、やっぱり、シュートチャンスでシュートがワンテンポ遅れて見えた場面が多かったことが、再三に渡る決定的なチャンスを悉く逃した要因かと思われ、そういうことを繰り返していてはしまいには相手にゴールを奪われる、勝てない、ということかと思われます。

 

阪南大学高校:各選手の体格が全体的にはここ数年ほどではなかったのが気になった5月より、各選手の体の分厚さが増してみえ、ここ数年の同校の姿に、今期もなって見えました。FW和田選手6の強さがこの日も光りました。

 

※大阪桐蔭

負けたら最後という集大成の大会でベストメンバーが組めてなく見えたことが、やはり致命傷になって見えました。残念だったのが0-2にされてからやや集中が切れてしまって見えた点。オンタイムでは残り3分ほどでしたがロスタイムが6分あり、内容的には逆のスコアで勝っていてもおかしくないサッカーがチームとして出来ていただけに、同点に追いつくまでなら十分チャンスあったと思われます。ボランチ白井選手7が救急車を呼ぶほどの大事に至る負傷を頭部付近に負うまでに頑張ったことにより生まれた時間を活かすことができませんでした。GK西岡選手12はポジショニングが絶妙、左SB小池選手2は体の入れ方などディフェンスがうまくなっており、FK等でのクロスの精度も上がってました。CB田中選手6の負傷退場は痛かった。後、出来ればこの選手をボランチで使う布陣が出来れば良かったかと思われます。CB向田選手5はパスミスもありましたが体の入れ方、ボールを奪いにいくタイミング等ディフェンスそのものは良く、この選手を何らかの理由で下げたことで、チームとしての守備のバランスがおかしくなって見えました。右SB永野選手18はインターハイ予選ではCBの選手が常にフォローしなければいけないほど、つたなかったですが選手権予選では特に興国戦での守備が光りました。来期は主力として、特に守備で引っ張っていく存在になるべき選手の一人かと思われます。左MF才木選手はプリンスリーグでは守備につたなさが感じられる時もありましたが選手権予選では足下でボールを奪いにいく技術の高さを見せてました。確かまだ下級生。来期が楽しみです。この日はボランチ、後半から本職?のCBに入るもPKにつながるファウルを犯してしまった岡田選手17もまだ下級生かと思われ、これを肥やしに来期飛躍してほしいと思います。ファウルを犯した原因はプレミアでも通用するほどの強さを誇る相手選手との単純な力量差、ですのでまずは個の力を磨くことかと思われます。プリンスでは活躍が目立つ右MF大野選手16はインターハイも含め大事なトーナメント戦では目立つことができてなく見えました。来期は負ければ終わりの試合であればあるほど目立った存在になるべき選手かと思われます。トップ下?の深澤主将8は試合に出れば常に光るものを見せており、さすがは一年目からレギュラー張ってるだけはあり、この日も競り合いの中で足の使い方のうまさを見せてました。ただ、キャプテンが再三に渡り決定的なチャンスを外していては、勝てません。今後はこの日のような最大級にプレッシャーのかかる試合、場面でも決めることの出来る選手になってほしいですし、きっとなれると思います。FW木村選手10は興国戦阪南大学高校戦ともに良さがたくさん出てました。インターハイ予選などつい最近までは個人で突っ込んでは潰されるの繰り返しでしたが、この大会では周囲との連携素晴らしく、個に目をやっても強さだけでなく巧さにおしゃれなプレーもいけてました。シュートの決断力も良くなってましてが、それでもまだ、ワンテンポ遅かったように思います。途中出場のボランチ北岡選手22はダイレクトタッチよく、相手に対し強さ鋭さを見せてました。まだ下級生なら来期が楽しみ。この選手を起点に、来期は同校らしからぬ強さを前面に押し出したサッカーを展開、その中で才木選手や大野選手が巧さも発揮し、みたいなサッカーが期待出来るかと思われます。

 

 

 

 

 


日本ウェルネス 土佐塾 大船渡 2019選抜 早すぎる21世紀枠出場3校予想

2018-11-02 15:21:52 | 高校野球

東:日本ウエルネス(東京、都ベスト16)通信制高校

西:土佐塾(四国、県ベスト8)屈指の進学校

ランダム:大船渡(東北、岩手県ベスト4)話題の剛腕投手

補欠:岐阜(東海、県ベスト8)偏差値72、県はおろか全国でも屈指の進学校

 

各地区推薦校

北海道:釧路湖陵(道大会ベスト4)進学校

東北:大船渡(岩手県ベスト4)話題の剛腕投手

関東:日本ウエルネス(都ベスト16)通信制高校

北信越:富山東(県ベスト4)進学校

東海:岐阜(県ベスト8)県はおろか全国でも屈指の進学校

近畿:京都国際(府準v)元々は韓国系の学校

中国:大社(県v)久々に県を制したかつての名門

四国:土佐塾(県ベスト8)超進学校

九州:小林西(県準v)九州大会で九州優勝校に善戦

 

各都道府県推薦校

北海道:釧路湖陵(道大会ベスト4)

青森:弘前東(県準v)

秋田:秋田修英(県v)

岩手:大船渡(県ベスト4)

山形:酒田光陵(県ベスト8)

宮城;古川(県準v、東北ベスト4)

福島;磐城(県ベスト8)

茨城:石岡一(県ベスト4)

栃木:今市工(県ベスト8)

群馬:渋川青翠(県ベスト4)

埼玉:浦和実(県ベスト4)

千葉:暁星国際(県ベスト4)

東京:日本ウエルネス(都ベスト16)

神奈川:横浜商(県ベスト8)

山梨:甲府一(県ベスト8)

新潟:新潟南(県準v)

長野:松本第一(県準v、北信越ベスト8)

富山:富山東(県ベスト4)

石川:鵬学園(県ベスト4)

福井:金津(県ベスト4)

静岡:清水桜ヶ丘(県準v)

愛知:西尾東(県ベスト4)

岐阜:岐阜(県ベスト8)

三重:暁(県ベスト8)

滋賀:近江兄弟社(県準v)

京都:京都国際(府準v)

大阪:星翔(附ベスト16)

兵庫:東播磨(県ベスト8)

奈良:登美が丘(県ベスト4)

和歌山:田辺(県ベスト4)

岡山:明誠学院(県ベスト8)

広島:広(県ベスト8)

鳥取:米子東(県準v)

島根:大社(県v)

山口:聖光(県準v)

香川:志度(県準v)

徳島:富岡西(県ベスト4)

愛媛:聖カタリナ(県準v)

高知:土佐塾(県ベスト8)

福岡:真楓館(県ベスト4)

佐賀:北陵(県準v)

長崎:佐世保北(県ベスト8)

熊本:球磨工(県ベスト8)

大分:大分工(県ベスト8)

宮崎:小林西(県準v)

鹿児島:武岡台(県ベスト8)

沖縄:普天間(県ベスト8)

 

当たれば奇跡✨