じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭 京都工学院

2020-02-15 12:26:47 | 高校ラグビー
✳️FW
大阪桐蔭:先月観戦したときと若干陣容変わるも1列目はあんこ型揃い。ロックも大型で似たような体型。第3列もしっかりしており体格に穴なしという印象に変わりなし。この日もスクラム圧倒。しかもこの日は全国クラスの体格を誇る相手に。この事が逆転勝利の要因となって見えた。ただ、密集への寄りの速さで特に前半負けて見えたことは課題。ラインアウトの安定度は旧チームより上。両ロックの体型が似てることが要因と思われる。モールでは密集でロックが踏ん張り柱になり続けた事が、勝利を決定づけて見えました。
京都工学院:エイトがやや小柄もこちらも体格に穴なし。密集への寄りの鋭さでは相手より勝る。ただ、スクラムでは全国クラスのサイズを誇る相手に終始劣勢。これで疲弊したのか後半はその鋭さが鈍って見えた。

✳️BK
大阪桐蔭:こちらはFW以上に先月観戦したときから陣容が大きく変わる。この日はBKでも体格に穴感じず。この日はハーフ団の球だしの速さ、キック等課題が残り、このポジションはメンバーも含めて再考の必要ありと感じる。展開スピード、サポートは全国レベルで見ればまだまだなのも先月同様。これらがどこまで上がってくるかが、全国制覇を狙えるチームになるか否かのポイントという印象も変わらず。先月観戦したときにCTB12がトータル的に見てもかなり良いと感じたがこの日は観る限りリザーブ。ゲームのなかでのキックの精度が高く見えただけになんだかもったいなく感じる。SOで使えないものなのかと。旧チームからのメンバーである下級生河村選手がCTB12に入る。相手の出足の良さを逆手にとって裏を狙うキックを多様したゲームメイクは観るべきものがありプレースキックも経験が浅く見えるわりにはまずまずでしたが、この選手はそうした巧さより、縦を切り裂く強さで出来れば目立ってほしいと観てて感じました。長身のSO乾選手はやはりウィングで光りそうに見えた。
京都工学院:BKには華奢な選手もいたものの両CTBの体格はしっかりしていた。ハーフの球だしは良かったにも関わらず展開スピードは至って並。これがどこまで上がってくるかが、全国レベルの相手に戦えるチームになるか否かのポイントと感じました。

✳️大阪桐蔭
現状全国ベスト8、くじ運等も含めてうまくいけばベスト4もだが全国制覇を狙えるところまでは届いていない状態からの新チームスタートに見えたという先月の印象より下方修正しないといけないのが現状と思われます。2年ぶりの選抜へ大きく前進とはいえ今のままでは全国では厳しいと思われますが旧チームから活躍のプロップ松井選手はこの日も控えにも入らず。彼が入ってどう変わるかは楽しみのひとつではありますが、ベストメンバーが組めていないだけでなく、何がベストメンバーなのかがまだまだ見えていないように、例年以上に感じました。強さはあるだけにいかに鋭さを全国レベルに上げていくかが、FWBK共通の当面の課題かと思われます。

✳️京都工学院
鋭さでは勝るも当たりの強さで負けて選抜出場ならず。BKの展開スピードを上げること、FWが全国クラス相手にスクラム等五分に渡り合える強さを身に付けるこどが、当面の課題かと思われます。

北摂シニア 攝津シニア

2020-02-15 11:42:09 |  中学野球
✳️北摂シニア
1二松尾選手右右4:華奢だがお尻から下は割りとしっかりした体型。鋭いベースランニング、帰塁動作にも運動能力の高さが。瞬時の判断力も光る
2遊西本選手右右6:小柄。隙逃さぬ走塁。守っても動きよく打球への反応速い
3右中井選手右左9:細身で背は高め。速いストレートにも負けずにしっかり振れる。体が開かない。
4左堀田選手右右7:割りと大柄で上半身下半身共に分厚さを感じる体型。緩い球しっかりためて打てる。もちろん速いストレートにも全く負けることなく強く鋭いスイングで捉えた打球は放物線あっという間の弾道でレフトフェンス直撃。素振りの時から体の開きを我慢することを心がければ確実性、恐さもさらに増すかと思われる。走塁意識も悪くない。守っても強肩でちょっとした返球動作にも手首、上半身の強さを感じさせる。全国制覇クラスの強豪でもやっていけるものを感じた。
7捕大安選手右右2:肩良い。股関節を鍛えるべく正しいスクワットを継続すれば、速いモーションで投げても怪我の危険性は薄まるかと思われる
8中山本選手左左8:小柄で華奢だがフライ追い方良く伸びる鋭い打球にもしっかり距離がとれる。肩良く送球正確

✳️攝津シニア
3遊松瀬選手右左6:細身で背は高めのスポーツマン体型。シュアなバッティング。力に頼らず遠くへ飛ばせる。守備は外野向きかも
4捕北野選手右右2:割りと大柄で上半身下半身共に分厚さを感じる体型。強肩、モーションも速いが股関節を鍛えるべく正しいスクワットを継続する必要はあるかも。でないと先は怪我の恐れも。走塁意識も悪くない。この日は癖のある投手を前に自分のスイングが出来ず。緩い球をしっかり引き付けて鋭く弾き返せるようになれば、全国制覇クラスの強豪でもやれるかと思われる
5一前田選手右右3:華奢だが体の開きをしっかり我慢した鋭いスイングが印象に。小柄ながらストライド大きいベースランニングも魅力
6右左間瀬選手右右9:上半身下半身共に分厚さを感じる体型。しっかりためて鋭いスイング。走塁もなかなか鋭い。派手さはないがこういう選手が案外と、全国制覇クラスの強豪でもやっていけるのかもと観ていて感じた。
8投吉竹選手右右1:やや細身だが割りとガッチリもしていた。オーバーハンドから回を追うごとに速さを増すストレートに強さと完投換算で投げれるクレバーさも感じた。緩い変化球も鋭い軌道

関大北陽 大阪桐蔭男子 大阪桐蔭女子

2020-02-02 14:07:32 | 高校バスケット
✳️関大北陽
一人一人のプレーの、特にパスの精度が高かったです。観てて感じるもの、が出てくれば、全国でも上位を狙えるかもしれません。

✳️大阪桐蔭男子
まずは大阪のトップの学校レベルにまで個々の、そしてチームとしてのひとつひとつのプレーの精度を上げていくことかと思います。12番の選手のプレーに光るものがあって見えました。

✳️大阪桐蔭女子
負けてるなどうまくいってないときに下を向かない。はいと返事するときが来たときはどんなに沈んでいてもお腹から大きな声を出して、はい❗️と返事する。どんなに沈んでいても円陣組んだらみんなでお腹から大きな声を出す。上記状況でも明るく元気よく、なんて思いませんが上記状況でも上記の心がけは必要不可欠かと思われます。観ててベストメンバーではなさげに見えるも下級生の頃からスタメンの選手が多かった世代が上級生になって陥りやすい落とし穴にどはまりして見えました。数少ない先輩レギュラーに支えられてたからこそ出来たプレーが、そうした先輩がいなくなって出来なくなる。今度は自分達がそれをしなきゃいけないのにまるでそうした先輩達の存在を懐かしみながらプレーしているようにすら見える。これでは、この日試合に出てた選手の中にいたのかどうかわかりませんが、現下級生や上級生でも今期から本格的に試合に出だした選手たちは力を発揮できません。旧チームからの主力が旧チームの上級生のようにどんなに苦しくても上を向いて声を腹から出して心身共に渾身で皆を引っ張っていけるようになれれば、薫英と優勝を争うはずが3位決定戦にまわってしまいそこでも敗れた悪夢のようなこの日の出来事が肥やしになり、旧チームからの主力が多く残っている事が、本当の意味で活きてくるかと思われます。

大商学園 大阪桐蔭 大阪学芸

2020-02-02 09:09:20 | 高校サッカー
✳️守備
大商学園:無失点に抑えましたがゴール前の競り合いで見た目の強さほど競り勝てていなかったのは気になりました。
大阪桐蔭:前半終了間際と後半立ち上がりに失点。集中力に課題を残したかと思われます。先制点献上の場面は相手が時間を与えてくれたにも関わらずシュートスペースを埋める事が出来てなく見えました。勝てた試合をミスミス落とすきっかけになる、何とももったいない先制点献上に見えました。大柄なFW6の前線での強さが守備で光りました。チームとしてもゴール前での空中戦は強かったです。
大阪学芸:後半の1失点に凌ぐ。時に相手の驚異にさらされながら最後まで集中だけは切らさなかったように見えました。

✳️攻撃
大商学園:今期もポゼッションサッカーは健在。引いて守る相手を誘き寄せるパス回し、グランドをワイドに使ったそれも出来てました。
大阪桐蔭:押しぎみに試合を進めながら1点に終わる。昨年からの経験値の高い強い選手を揃え上記のような展開ながら相手に怖さを与える場面が少なく見えたのは、次のプレーを意識したプレー、ゴールをイメージしたプレーが出来てなかったからに見えました。後、先制されるとどうしてもシュートへの決断力が鈍って見えました。苦しい展開だからこそ、そうした瞬時の決断力が求められるかと思われます。
大阪学芸:押されぎみながら2得点で相手を攻略。左サイドハーフ11、この小柄な選手のシュート力、ここぞを逃さぬ集中力、サイド、特に左サイドからのえぐりの鋭さが光って見えました。

✳️大商学園
例年ほどパッと見のでかさ強さを感じる選手はいませんが、体の分厚さ、体の芯の強さを感じる体格をした選手が多く、安定感という点では歴代でも屈指のものがありそうに見えました。今期も力は全国クラスと思われます。CB4の強さとクロスの精度の高さ、ボランチ、右のサイドハーフ、FW7の集中力の高さからくる反応の速さ、左サイドハーフだったかの小柄な11の相手に寄せられたなかでも高い精度を誇るシュート、FW,ボランチ10の強さなどが印象に残りました。

✳️大阪桐蔭
例年より体格のしっかりした選手が多くパッと見の強さは大商学園に勝るとも劣らぬ、昨年の学芸のそれを彷彿とさせるものがありながら、それがまだチーム力には反映されてなく見えました。個々は強くうまく速い選手を揃えさらにはそれでもまだベストメンバーではなく見えただけに、この日出たチームとしての攻守の課題を克服し、負けてる展開ながら交代カードを1枚しか切れなかった選手層の厚みを増す事が出来れば、4年ぶりの全国大会出場はもちろん、全国でも戦えるチームになるかと思われます。後この日の相手学芸のように、攻守にもっと最後まで貪欲にプレーする必要もあるかと思います。この日は特に攻撃で諦めが早く見えた場面が目立ちました。さらに言えば、相手を感じる力も足りなく見えました。例えば試合終了間際に相手が屈指の攻撃のカードに見えた11を下げたということは、3点目をとりにいくより2-1で逃げ切りにかかってることが推察されて見えましたため、大阪桐蔭としては、かさにかかって攻撃するべきでしたしそれができるシチュエーションに見えましたが、そういう姿は特に感じられなかったように思います。控えにも良さげな選手がいましたし、上級生下級生共に強さを感じる世代なだけに、今後の期待はかなり大きいものかと思われます。

✳️大阪学芸
全国ベスト4の昨年度と比べるとやや小粒ですが攻守に最後まで貪欲な姿勢は健在。追いかけたところでキーパーチャージになるだけに見えた場面でも最後まで相手にプレッシャーをかけ、結果反則とられず決定的な場面に結びつけた点等に、それが表れていたと思います。



東香里中学 四条畷中学

2020-02-01 19:26:37 | 中学バスケット
✳️東香里中学
8番:キンさん、か、キムさん、と呼ばれていたように思います。試合前からの練習からして動きに切れがあり、試合でも相手はこの選手を止めるのに手を焼いており、時に3人がかりで止めにいく場面も見受けられました。ただ、チームとしてのバスケにフィットしていなく見え、スターター唯一の下級生なのかもな?とか思いながら観てました。こういう選手が、大阪桐蔭や薫英で活躍するのかもですね。チームの中で割りと背が高い方の部類でありながらFWでの起用は、時にガードもといったオールラウンダーで活かしたいという意図なのかもなと思いながら観てました。

✳️四条畷中学
4番:リオナさんかなんか忘れましたがそのように呼ばれていたように思います。主将っぽく見えました。派手さはありませんがガードとしてのプレーには難しい体勢からでもパスを通すなど強さと安定感かありました。大阪桐蔭より薫英に好まれそうな選手に見えました。
5番:アオイ先輩入りまぁす!のベンチの声がやたら印象に残りました。プレーヤーとしてもFWとしてだけでなくオールラウンダーとしての体の強さとスリーポイントとの精度の高さが印象的で、ゲームに大きな影響 を与えてました。この選手もまた派手さはありませんが、大阪桐蔭より薫英に好まれそうな選手に見えました。

✳️四条畷中学は一人一人がよく動けており、それが一見通すのが難しく見えたパスも通る事につながってみえた点など基本的な部分でチームとして相手より勝って見えました。ただ、第一ピリオドで大量リードを奪ってるのにスリーポイントを安易に許してしまい一時逆転されるほど競ってしまった点が、最終的には突き放して勝ったとはいえ、課題として残ったかと思われます。ゲームメイクが成熟してくれば、北河内を出てからの戦いでも、やれるのではないかと思いました。そういえばこの日の試合で記録をつけていた背の高い選手はなかなか雰囲気があって見え、怪我か何かでこの日はメンバーに入ってないだけで本来は主力の一人なのかもなと邪推しながら観てました。