じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

第104回夏の全国高等学校野球選手権大会に出場する高校球児の中学時代

2022-08-04 19:46:27 | 高校野球
※鶴岡東
 中堅手武田選手右右:河南シニア出身。小柄で華奢だが強く振って強い打球打てると当時印象に。当時はセカンド 2019年4月に観戦。リードオフマンとして甲子園に乗り込む
 捕手大安選手右右:北摂シニア出身。肩良い。股関節を鍛えるべく正しいスクワットを継続すれば、速いモーションで投げても怪我の危険性は薄まるかと思われると当時印象に。2020年2月に観戦。


※聖望学園
 遊撃手大橋選手右右:松原ボーイズ出身。華奢だが背は高め。守っては身のこなし軽快。ベースランニング鋭いと当時印象に。2019年5月に観戦。当時はセカンド。センバツベスト4の浦和学院を撃破したチームの2番打者として、夏の全国に乗り込む


※日大三
 二塁手寒川選手右左:オール枚方出身。やや細身もお尻から下が太くしっかりした体型。当時はサードや投手もこなす。とにかく肩が良くサードとしての適性を感じていたが、それとは現状違う起用法に。打っても大きく振れており振りそのものも鋭い。ベースランニングも鋭いスタートも良いと当時印象に。2018年から2019年にかけて観戦。復活した名門の曲者として、打線にアクセントをつける
 中堅手大川選手左左:小山ボーイズ出身。細身。器用にバットにあててましたので、それだけ球がよく見えているということかと思われます。配球読む力も高いかも⁉国学院栃木タイプかと当時印象に。2018年8月に観戦。当時まだ下級生だった?復活した名門の曲者として夏に臨む
 右翼手村上選手右右:オール枚方出身。やや細身も背は高め、太ももが割りとしっかりした体型。守備範囲広い。一歩目が速い。ベースランニングも鋭い。スイングも鋭いと当時印象に。2018年から2019年にかけて観戦。この選手が6番打者ということは、強打の日大三本気で復活かも?


※横浜

 右翼手岸本選手右左:静岡裾野シニア出身。上半身下半身共に分厚さを感じる体型。柔らかいバッティング。守っても肩良くモーションも速い。派手さは無さそうだがこういう選手が、全国制覇クラスの強豪校で活躍するのかもしれないと当時印象に。2019年3月に観戦。当時の印象のままに名門で下級生ながらレギュラーに。中学時代は捕手だったが高校では外野手で活躍中



※山梨学院大附

 中堅手岩田選手右左:静岡裾野シニア出身。やや細身も長身ガッチリ大型感ありお尻がしっかりした体型。広い舞洲をもろともしない本塁への低く鋭い送球を試合前ノックで披露。打っても振りが強いと当時印象に残っていたが1年夏からメンバー入りとは驚き。2019年3月に観戦。2年前の甲子園で夏の交流大会にも一年生ながら出場。最上級生となった今、攻守に要として最後の夏に臨む



※佐久長聖

 捕手寺川選手右右:生駒ボーイズ出身。ガッチリ体型。力入れてるように見えないスイングでも軸がぶれずに鋭く大きく軌道が綺麗なスイングができる。軽く投げただけで二塁へ鋭い送球が出来るので怪我の心配も少ないか?モーションも速いと当時印象に。2018年11月と翌年8月に観戦。名門の中軸として、全国へと乗り込む



※敦賀気比

 内野手米満選手右右:堺初芝ボーイズ出身。華奢。強く振れる。外を逆らわず強く捌くこともと当時印象に。2019年8月に観戦。


 
※愛工大名電
 左翼手石見選手右左:草津シニア出身。細身で背は高め。中学時代は投手として活躍も野手向きかとの印象のままに外野手として一年夏から名門で見事レギュラー番号ゲット。大きなスイングで夏の甲子園にてインパクトを残すはずである。


※県岐阜商
 捕手矢野選手右右:オール枚方出身。細身も背は高め。お尻から下がしっかりして見えた。スタート良い走塁が当時印象に。2019年秋から翌年2月にかけて観戦。名門で1年夏に続いてメンバー入


※近江 

 三塁手横田選手右右:湖東シニア出身。華奢だが筋肉はしっかりして見えた。外を迎えにいかずしてしっかり引っ張れる。ベース付近から鋭く落ちる変化球にも全く崩れることなく強く、そして上手く手首を使って逆方向へ強く打てる。ベースランニング鋭いだけでなく打球判断良くスタート切れる。守っても動き鋭く軽快なだけでなく、打球コースへ最短距離で入る事ができる。体そのものの強さも感じ、上体がバネのごとくしなる様が送球にも活かされて見える。ジャンピングスローなど。外野フライもしっかり追いかけるから外野は処理しやすくポテンヒットの心配も少ない。投手としてもオーバーハンドから力強いストレート。力投型。威力があるから捉えられても力で外野フライに打ち取れる。フォームそのものもなかなかしっかりしていた。全国クラスの強豪でも十分やっていける選手。特に報徳あたりが合っていそうと当時思ったものだが報徳ではなく近江で一年夏からメンバー入りしセンバツにも出場。この夏も下級生ながら中軸を務める。中学時代は遊撃手だがサードでの出場はマウンドにと上がるため野手としての負担を少しでも少なくするためと推察。2019年秋口に観戦。

 投手外義選手左左:東住吉シニア出身。やや細身も割りとガッチリしておりお尻がしっかりしていた。ベースランニングしっかりしていたと当時印象に。2019年4月に観戦。センバツは直前でメンバー漏れしたが夏は見事にメンバー入り



※京都国際

 右翼手岩内選手右左:京田辺ボーイズ出身。華奢、背は高め。ストライド大きいベースランニング鋭いと当時印象に。2018年12月に観戦。昨年は下級生ながらレギュラーで春夏甲子園。今年は当然レギュラーでセンバツに乗り込む

 投手松岡選手右右:豊中シニア出身。細身も割りと長身。本格派。肘の使い方巧く割りと強いストレート。現状カウント球程度の変化球がボール球で空振りがとれるようになればと当時印象に。2019年2月に観戦。当時まだ中学一年生。高校でも下級生ながら分厚い投手層で優勝候補の一角をなす強豪でメンバー入り。出場機会を窺う



※大阪桐蔭
 捕手松尾選手右右:京田辺ボーイズ出身。華奢。オーバーハンドから切れと強さを感じるストレート投げる。緩い球投げるときも腕しっかり振れており切れも鋭く緩急有効。制球も良い。フィールディング動作も鋭い。プレーの堅実さを今以上に上げることが課題かも。打ってもシュアなバッティング。大きくも振れる。ストライド大きいベースランニングも鋭いと当時印象に。2018年12月に観戦。まさか高校で捕手でレギュラーになるとは思わなかった。ショートでの起用も模索中?旧チームからレギュラー。最後の夏は主軸としてチームを引っ張る。
 一塁手丸山選手右左:大東畷ボーイズ出身。大柄ドカベン体型だがガッチリしている。スタンス幅狭い打席での構え。軽く柔らかく振っただけでライト線迫力の打球。本来ファウルになりそうな打球の軌道なのにファウルにならないほど球足が速い。変化球に対しても、うまく捌く柔らかさを見せたかと思えば、ベース付近で鋭く曲がるそれをしっかり引き付けて鋭く弾き返すこともできていた。走塁が課題も意識はしっかりしてたため先は矯正可能。春先よりベースタッチの巧みさなど向上の跡が見えた。守っては柔らかいグラブさばきに光るものがあるだけでなく背走キャッチが求められる難しいファウルフライも難なく処理し、距離感の良さも感じさせ、肩も良いことから、脚力がつけば外野でもやれそうなところを見せる。全国制覇クラスの強豪高校でも核になる選手になれるだけのものを、十分に感じさせる選手と当時印象に。2019年2月から夏にかけて観戦。大阪桐蔭一の大砲として、打線に迫力を与える。
 中堅手海老根選手右右:京葉ボーイズ出身。大柄で上半身下半身共に分厚い体型。スイングスピード速く強く捉えた打球相手に怖さ与える弾道。ベースランニングも迫力あるだけでなく相手の隙を逃さぬ判断力も光る。挟まれた時の走塁も巧みで体に似合わずひとつひとつの動きに切れがある。守っても強肩。フライしっかり顔の前で捕れるため堅実性高い。こういう選手が、全国制覇クラスの強豪でも、中核を成す選手になるものと思われると当時印象に。2019年8月に観戦。
 右翼手谷口選手左左:京田辺ボーイズ出身。ガッチリしていてお尻しっかり。上半身も分厚い。それでいて引き締まり感もあり。強肩、送球正確。守備範囲広くフライの追い方、捕球イメージ出来ており、顔の位置でとれており堅実。ベースランニングもなかなか。打っても強く振れる。凡フライなど凡打でもあきらめない走塁を心がけられるようになれば、全国クラスの強豪高校でも、中核をなすレギュラーになるかと思われると当時印象に。2018年12月に観戦。大阪桐蔭の二番打者として、打線にアクセントをつける。
 投手川原選手右左:北摂シニア出身。長身細身も太股しっかり。上半身にも分厚さが出てくれば、全国クラスの強豪でも見栄えする体格に。大きく振っても低めを振っても軸がぶれない。手首の返しも強い。強くも柔らかくでも、鋭い打球飛ばす事ができる。投げても本格派で直球切れ伸び、そして強さあり制球力も高い。変化球も腕をしっかり振って投げる事が出来、切れもまずまずだが、全国クラスの高校でやっていくには、さらにその質を高めていく必要はあるかと思われる。連投等でスタミナを考えて投げないといけない時に点差、打順等によって時に省エネ投法など抜き差し加減もまずまず。投打両面で魅力的、パッと見は野手向きに見えたが、脚力には課題がありそうな分、投手としての将来性が、より高そうに見える。全国クラスの高校での活躍の鍵は、フィールディングなのかもと当時印象に。そのフィールディングだが高校でもしっかりこなしている。2018年11月に観戦。超名門で下級生からメンバー入り。最後の夏はエースとして、チームを引っ張る。
 内野手村本選手右左:オール枚方出身。ガッチリしていて特に尻から太もものぶっとさは目を見張るものがある。完投換算で投げてもオーバーハンドから伸びのある力強いストレートを常時投げ込み変化球も鋭い。肘を曲げすぎずもっと腕を大きく使えればというのと、やや手投げにも見えたためもっと体全体を使って投げることが出来ればもっとダイナミックな球がいくように感じました。打っても振りが強く鋭い。外も逆らわず素直に対応し強い打球。地肩の強さが尋常ならざるもののため、遊撃でも深い位置から全力で放らずとも正確で強い送球が出来るから、野手としては故障につながりにくそう。動きそのものも一歩目が速い。ベースランニングも出色の鋭さで迫力十分。上半身の分厚さがもう少し増してくればなど、課題も多そうな現時点でこれだけのポテンシャルを見せることが出来るということは、まだまだ伸び代多く末恐ろしい存在であるということ。全国制覇クラスの強豪でも中核をなす選手になる可能性を多いに感じさせるものがあり、現時点では二刀流で腕を磨いていけば良いのだと思いますと当時印象に。2018年暮れから2020年のコロナ前にかけて幾度と観戦。3度目の春夏連覇を狙う超名門で下級生ながらメンバー入り
 外野手近藤選手右左:生駒ボーイズ出身。長身細身。体脂肪率が低そうなバランスのとれた体型。本格派。グランドレベルでみても速くて強いストレート、伸びも感じる。重たさも。スライダー等変化球の切れ、制球。抜いた球もカウント球として有効に使える。投げ終えた後しっかり捕手と整体出来ている点などほとんどの面で全国制覇クラスの高校生レベルに既に達している。試合前の遠投で低い軌道でもセンターフェンス付近からライトポール際付近の相手めがけて低い軌道でも正確に相手の胸元に収める事ができる、大阪桐蔭などトップランクの強豪校の投手でもなかなかできない正確な遠投が、ひとつひとつの質の高い球種をいずれも際どいところに投げ込むコントロールの良さも生み出して見えました。それは投手としてだけでなく、外野からのバックホームでもいかんなく発揮されておりました。打者としてもスイングスピード速く、ギリギリまで引き付け鋭く振り抜いた打球はライトへ高々と上がる放物線を描き、両翼92メートルのライトスタンドを遥かに越える特大のアーチへとつながったかと思えば、外角を軽く振っただけで右中間軽々と破り、相変わらず二刀流としての資質の高さも見せつけた逸材は、全国トップクラスのどの強豪に行っても、早い段階から活躍、そして大きく注目される選手になるかと思われるという思いは複数回観ても変わらず。ベースランニングももちろん出色。鍵は投手として長いイニング投げるスタミナが今後ついてくるか、なのかも知れませんと当時印象に。2018年から2019年夏にかけて幾度と観戦。私にとっては根尾昂の再来。おそらく外野手としての出場、ランコーも務めると推察されるが野手として遠くまでぶっ飛ばす姿が見たい。ないだろうが二刀流の可能性も


※社
 投手吉田選手右右:兵庫北播シニア出身。やや細身もガッチリした体型。バットコントロール巧み。力強さもと当時印象に。2019年に観戦。当時は打者としての印象が残ってたのと右投げ左打ちと記載してたことから苗字が同じで違う選手の可能性も。
 

※天理
 一塁手松本選手右左:橿原ボーイズ出身。上半身下半身共に分厚さを感じる体型。打席でどっしり構えることが出来ており相手に怖さを与えることが出来る。軸が本当に動かない。大きく曲がり低目に決まるカーブに全く崩れず大きなスイングで右中間真っ二つ。飛ばす力あり。守っては柔らかいグラブさばき、力まずともファーストへ鋭く正確な送球。さらには投げてもオーバーハンド、ややスリークォーター気味から伸び、切れのあるストレートを投げブレーキの効いたカウント球も有効。ストライド大きいベーランも魅力とどの側面からも魅力が感じられるように。大阪桐蔭等全国制覇クラスの学校でやれるとすれば野手かという印象のまま、一塁手として一年夏からスタメンゲット。今後投手としての稼働もあるかもだが、この夏は野手として、大きいのが打てる2番打者として、必ずや甲子園で暴れることであろう。

 三塁手内藤選手右右:生駒ボーイズ出身。2018年秋に観戦したときはドカベン体型という印象だったが年を越えて夏になると良い意味でスリムに引き締まり、それでいて上半身下半身共に分厚い印象を与える体型に変わって見えたあたりに、日々の練習を感じました。外角低めの変化球を力に頼らず左中間に運ぶうまさと、相手に怖さ与える強いスイングで内をガツンと逆方向に強い打球を放つ強さを併せ持つ。さらには、年を越えて走塁意識の高さ、さらにさらに守っても捕球姿勢の堅実さ、地肩の強さ、上体の強さを感じる選手になっており、月日が流れ全国制覇クラスの強豪でもやっていけると思わせるだけのものを感じさせる選手に成長を遂げて見えたと当時印象に。下級生時は一塁手登録だったが最上級生になり中学時代のサードとして、打っては4番としてチームを引っ張る存在に。2018年秋から翌年夏にかけて観戦。

 遊撃手戸井主将右右:松原ボーイズ出身。やや細身も長身で大型感あり雰囲気あり。遅い球もしっかり引き付けて打てる。外の変化球もためて強くしばく。外を引っ張って左中間あっという間の放物線。長打力ありと当時印象に。2019年4月に観戦。下級生時はサードでの出場が多かったが最上級生になり本来のショートに。打っても3番で内藤選手と共に名門天理の中軸を担う。

 投手南澤選手右左:大東畷出身。長身細身の本格派。この日も春先同様、ストレートは球速そのものを感じさせる迫力を見せつけ相手の主軸をも差し込ます力を見せつけてましたが変化球は全般置きにいって見え、見る日によっての感が。その精度、切れが安定してくれば、全国制覇クラスの強豪でも十分にやっていけるものと思われると当時印象に。変化球の切れが増してくれば次世代の天理のエースはもちろん、はたまたドラフト候補のエース達投手をもしのぐ存在に下級生ながらなることができるかも?と昨年感じていたがその通りに変化球も進化を遂げ名門天理のエース番号を担う存在に。2019年春先から6月にかけて観戦。

 中堅手重舛選手右右:狭山ボーイズ出身。華奢だがスイング鋭い。スクイズ決めるなど小技も手堅い。ストライド大きいベースランニングも魅力。フライを顔の前で捕れており観ていて安心感がと当時印象に。2019年8月に観戦。名門天理のレギュラーを見事にゲット

 左翼手大城選手左左:磯城シニア出身。上下ともに分厚くなかなか大型。思いっきり振り抜いても軸がぶれない。捉えた打球あっという間の放物線。投手としても上手から手元でピュッと伸びてくるストレートを、力を入れずに投げる事が出来る。技巧派だが力強いといったところ。走塁意識が高まれば、全国制覇クラスの強豪でも核になる選手になれると当時印象に。2019年6月に観戦。名門天理のレギュラーを見事にゲット

 捕手山村選手右左:磯城シニア出身。出身。長身やや細身も太ももしっかり。強肩、打球への反応も速い。打っては振りが力強くフライがたか~く上がり相手に怖さを与える事が出来ると当時印象に。2019年6月に観戦。名門天理のレギュラーを見事にゲット

 捕手赤埴選手:大阪東ボーイズ出身。細身もガッチリして見える。打っても打っても大きなスイングで長打力の高さ見せると当時印象に。2019年秋から翌年6月にかけて観戦。中学時代はショートかセカンドだっただけに捕手というのはにわかに信じがたいが、大阪桐蔭の松尾選手も同様の経路をたどっているので、この選手も同様に何かしら適性を見出だされたのであろう。下級生ながらメンバー入り。

 内野手下林選手右右:大阪北ボーイズ出身。華奢だが俊足。振りも強く鋭い。2020年に観戦。名門天理で下級生ながらメンバー入り



※智弁和歌山

 捕手渡部選手右右:住吉ボーイズ。やや華奢も背は高め。強肩。モーションも速いと当時印象に。2018年12月に観戦。名門で一年秋から正捕手を務め最上級生の夏を迎えた。

 一塁手岡西選手右左:橿原ボーイズ出身。大柄で上半身下半身共に分厚い体型。雰囲気がある。 いつみてもシュアなバッティングを披露し力だけでないところを見せつける。投げてもいつみても本格派右腕として威力ある球を投げており、スライダーの切れもよく、完投換算で投げても球威等保つ。欲を言えば初回からもっと飛ばしていけるようにもなりたいところ。スリークォーター気味に投げてる時の方がよりスタミナのロスを少なく切れ、強さを感じさせる球を投げていた。全国制覇クラスの強豪高校でやっていけるかどうかは、走塁が鍵かと思われると当時印象に。2018年夏から翌年夏ころにかけて何度か観戦。当時の怪物ぶりそのままに、強豪智弁和歌山で下級生ながら中軸で活躍した昨年に加え、今年は主将として2連覇に挑む。高校では野手専任だが中学時代は二刀流で活躍。

 内野手坂尻選手右右:紀州由良シニア出身。やや華奢。強く振れる。柔らかいバッティングでも強い打球打てる。守備も動き良いと当時印象に。2018年12月に観戦。中学時代はショート。

 外野手中西選手右右:橿原ボーイズ出身。やや華奢だが軽く投げただけで二塁へ鋭い送球。打っても鋭いスイングで飛ばす力あり。一方で力に頼らず逆方向にも長打性の打球打てると当時印象に。2018年11月から12月等に観戦。当時は捕手で活躍

 内野手小畑選手右左:紀州ボーイズ出身。華奢だがなかなか強く振れるから逆方向にも長打性の強い打球打てる。甘い球逃さない。ベースランニングもなかなかと当時印象に。2018年12月に観戦。当時まだ中学一年生。名門智弁和歌山で一年夏に続いてメンバー入り

 外野手沖選手右左:紀州ボーイズ出身。体型に特別なものは感じなかったがお尻はしっかりしていた。力入れずとも2塁へ鋭い送球。打っても大きく柔らかく振れると当時印象に。2018年12月に観戦。当時は捕手で活躍

 内野手中塚選手左左:泉州阪堺ボーイズ出身。上半身下半身共に分厚さを感じる体型で大柄。柔らかく振って右中間あっという間。相手の隙を逃さぬ積極的な走塁。守ってはフライをしっかり顔の前で捕れる堅実さと強肩を披露。こういう選手が、全国クラスの強豪でも中核のレギュラーとしてやっていけるものと思われるとの当時の印象のままに2連覇を狙う名門で下級生ながらメンバー入り。2019年10月等に観戦。当時は外野で活躍

 投手清水選手右左:泉州阪堺ボーイズ出身。ガッチリした体型。地肩強い。動きに切れ、鋭さ。足も速いと当時印象に。2019年10月に観戦

 投手塩路選手右右:由良シニア出身。やや細身も割りとガッチリしていて背は高め。オーバーハンドから直球手元でピュッときていた序盤から、回を追うにつれ、それの伸びと重たさが増してみえ、完投換算で投げるクレバーさも感じた。シュートも投げるのか、右打者打者相手に膝元つけるのは大きな武器。スライダーも鋭い。ベースランニングもなかなか。打っても力に頼らず遠くへ飛ばせると当時印象に。2018年12月に観戦。名門智弁和歌山のエースとして2連覇に挑む



※創志学園
 内野手大西選手右右:兵庫伊丹ヤング出身。小柄も球際強い守備が当時印象に。2018年11月に観戦。甲子園での出場機会があると良いですね


 
下関国際大附

 遊撃手仲井選手右右:兵庫北播シニア出身。長身やや細身もガッチリ体型。本格派、なかなか力強いストレートと当時印象に。2019年6月に観戦。下級生時はエースとしてセンバツに乗り込んだが最上級生となった今夏はリードオフマンのショートとして甲子園に乗り込む。中学時代はセカンドとしても活躍。

 捕手橋爪選手右右:兵庫北播シニア出身。やや細身。ベースランニング鋭いと当時印象に。2019年6月に観戦。当時はライトで出場。

 内野手那波選手右左:三木シニア出身。やや細身も太ももしっかり。上半身も出来てくれば。捕球から送球の動作鋭いと当時印象に。昨年センバツに続きセンバツ今夏も見事番号ゲット。2019年6月。当時は捕手として出場。

 投手藤本選手右右:貝塚シニア出身。やや細身。肩強く送球正確。マウンドでの姿も見たかったかもと当時印象に。2019年4月に観戦。甲子園でマウンドに上がる姿を是非見たい



※鳴門

 捕手土肥選手右右:徳島藍住シニア出身。小柄だがお尻から太股の太さはしっかりしたものがあった。まず感心したのが試合前のアップの意識のたかさ。例えば足を上げる動作ひとつとっても、他の選手が単なる行事ごと感覚で上げてるのに対し、しっかり足を振り上げひとつひとつの動きに切れ、抑揚が感じられ、それだけでも練習に対する姿勢、特にしなやかさという点で身体能力の高さも感じ、こういう選手が全国制覇クラスの強豪高校でも、中軸クラスのレギュラーとしてやっていけるものだと思わせるものがあった。捕手としてもそんなに腕を振って投げずとも2塁へ鋭い送球が出来るから怪我の心配が少なそうなだけでなく、1,3塁で一塁走者に2塁を陥れられやすい状況で走られたなか、送球によっては本塁突入を狙う三塁走者の動きを見切ってサードへ矢のような送球で相手走者の動きを封じるクレバーさなどにも、見るべきものがあった。打っても強く振ることが出来ると当時印象に。2018年冬に観戦。名門鳴門で下級生から扇の要を担い最上級生として春に続き夏も甲子園に乗り込む



※帝京五
 中堅手大井選手右右:奈良葛城ボーイズ出身。細身で背は高め。ベースランニング鋭い。肩も良いと当時印象に。2018年12月等に観戦。初出場校のリードオフマンとして、全国初勝利に挑む


※明徳義塾
 中堅手井上選手右右:河南シニア出身。華奢だがベースランニングなかなかのものがある。守備範囲広く動きのひとつひとつに鋭さがある。顔付近でしっかりとれるフライの乗り方も堅実。打ってもスイング鋭いと当時印象に。2018年11月に観戦。下級生から名門のスタメンを張り、最上級生となったいました、リードオフマンとしてチームを引っ張る
 投手浅野選手右右:大阪交野シニア出身。華奢。オーバーハンドから強いストレート投げる。腕を思いっきり振って投げるため肩、腕の故障が懸念されないとも言えず、もう少し柔らかい振りでも強い球が投げられると尚良いかと思われます。緩い球投げるときも腕が振れており緩急有効。打ってもシュアなバッティングと当時印象に。2018年11月等に観戦。甲子園での登板があると良いですね
 捕手杉本選手右右:河南シニア出身。華奢。肩良い。モーションも速い。打っても強く振れると当時印象に。2018年11月に観戦


※九州国際大付属
 内野手藤木選手右右:大淀ボーイズ出身。華奢だが球際強い。体強く地肩強いと当時印象に。2019年8月に観戦。優勝候補の一角で下級生ながらメンバー入り


※明豊

 二塁手牧野選手右右:豊中シニア出身。やや細身もガッチリした体型。ストライド大きいベースランニング。膝元の強いストレートを脇をしっかり締めて強く鋭く振ってレフト線あっという間の打球に日々の素振りを感じる。広角に強く打てると当時印象に。2018年11月等に観戦。中学時代下級生からスタメンはってた選手が九州の名門のスタメンとして甲子園に乗り込む

第104回夏の全国高等学校野球選手権大会3回戦まで展望

2022-08-03 22:01:21 | 高校野球
※明秀日立が中心 他の3校は投手力で対抗
 投打のバランスとスケール感で勝る明秀日立が優位も初戦の相手鹿児島実の左腕赤崎投手も好投手 ロースコアの接戦に持ち込む力はある 仙台育英も高橋投手や古川投手等分厚い投手陣を誇り個々の力強さでも明秀日立に負けていない。鳥取商は岩崎投手中心にロースコア勝負に持ち込みたい


※九州国際大付がやや優位も不気味な明徳義塾 さらには打の高松商も
 攻守のバランスと力強さで九州国際大付がやや優位も初戦の相手明徳義塾も戦力では負けておらず加えて試合巧者とくるだけに予断を許さない。この勝者を迎え撃つことになる高松商も強打者浅野選手を中心に打線は力強い。佐久長聖との初戦は点の取り合いか


※投手力で下関国際 富島とみるも混戦
 富島の本格派右腕日高投手はMAX140後半を誇る屈指の好投手 これに対して下関国際はチームとしての投手力で対抗。有田工ー浜田は経験値で有田工がやや優位か


※智弁和歌山が優位
 2連覇を目指す同校が優位。投打共に力強い。初戦の相手は日大三島ー国学院栃木の勝者 得点力は國栃かも日大三島も経験値では勝る。九州学院ー帝京五は帝京五が点取りゲームに持ち込めるかかと思われる


※愛工大名電ー星稜の勝者が中心か
 優勝候補同士が初戦から激突 夏にふさわしい力勝負が期待できる。左腕有馬投手擁する名電が守備が乱れなければ優位に試合を進められるかと思われる。迎え撃つ京都国際は左腕森下投手などチームとしての投手力は屈指 初戦の相手一関学院としてはロースコアの展開に持ち込みたい。明豊ー樹徳は打撃戦が予想される。八戸学院光星も打力が高いが創志学園も個々の力強さなら負けていない。


※近江ー鳴門に天理 さらには海星等激戦
 近江ー鳴門も1回戦屈指の好カード 鳴門の打力が上がっていればがっぷり四つかと思われる。天理も投打に力強い。初戦の相手山梨学院大付は好右腕榎谷投手を中心にロースコア勝負に持ち込みたい。海星も派手さはないが投打に力強い。対する日本文理の本格派右腕田中投手もロースコア勝負に持ち込む力はある。鶴岡東ー盈進は得点力に勝る鶴岡東がやや優位か


※名門ばかりの混戦ブロック
 興南ー市立船橋の勝者と三重あたりが投打にバランスがとれていそうだがこのゾーンを勝ち抜く決め手があるとまでは言えないかと思われる。三重の初戦の相手横浜の左腕杉山投手の力量は高く投手戦に持ち込めば同校の個々の力強さが活きることも十分に考えられる。日大三ー聖光学院は打撃戦か。日大三打線はかつてのスケール感はないがそれを補うしぶとさがある。敦賀気比ー高岡商は高岡商が打撃戦に持ち込めるかが焦点かと思われる


※大阪桐蔭を取り巻く伏兵達 最激戦区の香りも
 大阪桐蔭以外に前評判の高い学校は見当たらないため同校はクジに恵まれた という論評をする人もいるかもだがとんでもない話である。総合力+決め手になる投手がいるという点で同校が中心となることに違いはないが初戦の相手旭川大高の右腕池田投手の力量は高くセンバツに出場したクラーク国際の投手陣を攻略した打線も侮れない力があると見る。2回戦で対戦する可能性のある能代松陽の打線もしぶとい。右腕三浦投手も伸びのあるストレート投げる。対する聖望学園は県大会決勝でセンバツベスト4の浦和学院に競り勝っており侮れない。さらには3回戦であたる可能性のある札幌大谷は初出場ながら本格派左腕森谷投手のストレートは力強く道大会決勝で知内の好投手を攻略した打線もスケール感がある。初戦の相手二松学舎大付もセンバツのときより攻守にビルドアップされており上位進出の力はある。県岐阜商ー社は投打のバランスでは県岐阜商だが野手の力強さでは社に分があるかと思われ予断を許さない。抜き差しならない学校ばかりのこのゾーンは最激戦区となる可能性を秘めているかと思われる。