じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭 報徳学園

2022-11-05 15:13:29 | 高校野球
※投手力
大阪桐蔭:南恒投手10の先発も予想された中、スーパーエース左腕前田投手がマウンドへ 立ち上がりのピンチを凌いで以降は1-0のしびれる展開にも関わらず安心して観ていられる内容でした 立ち上がり押し出し連発の彦根総合戦から一転の内容は、修正してきたというよりはちょっとしたことでピッチング内容も大きく変わってくるということかと思われます 確か最終回以外は三塁踏ませなかったのではと思われます
報徳学園:先発はエース右腕の盛田投手ではなくこれまで主にリリーフだった細身の1年生右腕間木選手11がマウンドへ 上手からブレーキの効いた変化球が冴え、ストレートを助けて見えました 4回途中1失点で降板 リリーフした盛田投手も同様に細身ながらストレートは伸びがあり無失点に抑える。体がもっと出来てくれば球威も増すかと思われます 8回1イニングを背番号10の1年生右腕今朝丸投手がなんとか凌いだ事が、最終回の相手の守備を際どいものにしたのかもですね


※打力
大阪桐蔭:この日は岸本選手がサードに入り打順もほぼこれまでどおりの陣容 優勝したものの相手の堅守にも阻まれ内野ゴロの1点のみに終わり新チームになり初めて公式戦で3点以内に抑え込まれる 相手の先発投手を読み違えたと邪推しながら観てましたがそうしたときや継投で交わされた時の攻撃に課題が見てとれました 
報徳学園:こちらも新チームになりおそらく初めて3点以内に抑え込まれ完封を許す 一線級の投手にはまだまだ歯が立たない事かと思われ、高いレベルでの課題は残ったかと思われます



※大阪桐蔭
最終回ラマル選手がサードに入るも最後あわや同点の送球エラー ポテンシャルは間違いなく主力クラスですがレギュラー奪取には攻守にまだまだ安定感が足りないかと思われます そうした送球に対するファーストの捕球対応もまだまだこれからかと思われます 秋の近畿に続き明治神宮大会でも2連覇果たせるか否かは、やはり前田投手が中心になるかと思われます その上でエースが先発マウンドに上がらない試合をいかに凌ぐか 個々の打力は旧チームよりじゃっかん劣って見えますが機動力は旧チームより上 それをどう活かすか、かもしれません


※報徳学園
決勝では投手陣を堅守で盛りたて大阪桐蔭相手に接戦に持ち込む 秋の戦いを通して守備の強さは印象に残りました。 分厚くガッチリした体型の選手が野手には多く、その強さがバッティングにも反映されるようになれば、全国でも優勝候補に浮上するかと思われます






堺初芝ボーイズ 生駒ボーイズ 大阪北ボーイズ 大阪堀江ボーイズ 中百舌鳥ボーイズ 大阪箕面ボーイズ

2022-11-03 16:23:23 |  中学野球
※堺初芝ボーイズ
2遊柳主将右左6:小柄だが地肩 足の踏ん張り強い 打球への反応も速い 
6左平山選手右右15:下級生 細身だが割とガッチリしてる しっかり振れる 走塁もなかなか迫力あり 守ってもフライへの反応等速い 特に打席で雰囲気出てくれば



※生駒ボーイズ
4投松本選手右右5:細身 上手から速さ力強さ感じるストレート投げる 手首指先まで使えるようになれば球筋も出てくるかと思われる


※大阪北ボーイズ
3三吉田選手右右1:やや小柄も上半身下半身共に分厚い コンパクトに振れる
6捕三木選手右左3:上半身下半身共に分厚くガッチリした体型 9月に観たときの1番から打順下がったのは捕手というポジションと他にも打てる選手がいるための負担軽減と推察 この日も強肩遠投力まず伸びてノーバン鋭く 軽く投げて二塁へ鋭い送球 モーションも無理なく素早い ノーステップでも同様  手首強く柔らかく指先まで使って投げれるからそれができる 投手もやっては?足もなかなか 申告敬遠に強打者ぶり 力を入れずとも強く振れる 軌道もきれいなだけでなくレベルダウン共にいける 大阪桐蔭等全国制覇クラスでいけるかと思われる




※大阪堀江ボーイズ
3投中石原選手右右33:細身で背は高め サイドから遠投正確ライナーで相手の胸元へ マウンドでも球速そのものを感じるキレッキレのストレートをサイドから右打者の膝元へ初回先頭打者初球からいけるなどコーナーワーク制球抜群でマウンド度胸も感じされるものがある ベース付近から沈むのも決め球に有効で強打者からも空振り三振とれる ベースランニングもなかなか鋭くバッティングもしっかりしてる 身体の厚みや筋肉をこれから作っていく必要はあるが大阪桐蔭等全国制覇クラスの学校でやれる選手に育つ可能性を秘める
4遊南川選手右左49:やや細身も上半身下半身共に分厚さも感じる体型で背は高め 振り強烈合わせるうまさも 守っても打球への出足速い
5捕伊藤選手右右38:上半身下半身共に分厚い体型で大柄 強肩


※中百舌鳥ボーイズ
4遊捕福田選手右右6:小柄だが上半身下半身共に分厚くガッチリした体型 大きく振っても軸がぶれず雰囲気のあるスイング 合わせる感じでも決してあてにいく感じにならず逆方向に強く引っ張れる 肩もまずまず
7投和気選手右右1:長身やや細身も大柄 真上から投げ下ろすストレートは中日のリリーフエースマルチネス投手を彷彿とさせる速さ強さ重たさを感じさせマウンドで雰囲気がある そうしたのが常時いくようになればというのと変化球のキレが上がってくれば面白い


※大阪箕面ボーイズ
1二清水選手右右24:小柄も上半身下半身共に割と分厚い体型 9月に観たときは印象に残ってなかった選手だったがこの日改めて観るとベースランニングなかなか鋭く迫力あり モーション見抜く巧みさも スタートも良い 振りもしっかりしてる 大きく振っても軸も軌道もぶれない等印象に
4捕一捕三村選手右右2:上半身下半身共に非常に分厚くガッチリしている こすった打球がレフトフェンスまで たか〜く上がるフライにスラッガーの匂い やはり軽く投げても二塁へ鋭い送球 走力がもうちょっとついてくれば大阪桐蔭等全国制覇クラスでもやれる選手になると9月に観たとき感じたが心なしかその時より良くなってる気もした







龍谷大平安 投手王国大阪桐蔭

2022-11-03 15:48:50 | 高校野球
※投手力
大阪桐蔭:この日先発は1年生右腕境投手15 上手から伸びのあるストレート投げてましたがフォーム全体にもっと躍動感が出てくると打者の体感速度に球威も増してくるかと思われます 2回1失点 3回から5回を同じく1年生右腕の南陽投手18が相手をねじ伏せ無失点リリーフ 上手から力感溢れるフォームで球威球筋等申し分ないストレート 抜き球系の変化球とまだまだエイヤーな投球術が課題ももっと長く観たかったです 67回をサイド右腕松井投手14がこちらも無失点リリーフ サイドと書きましたが府大会より腕が上からにも見える いずれにしてもキレッキレのストレートで危なげなかったです 8回から登板した1年生右腕の平嶋投手20は残念ながら2失点で一死もとれず降板となりましたがスピンの効いたストレートが常時いくようになれば安定感も増すかと思われます この回途中から緊急登板?となった南恒投手10 緊急登板ながら8回の同点逆転のピンチを凌ぎ9回も一打同点のピンチを無死で招くもそこからギアを上げて無失点で逃げ切ったのは圧巻 流石は旧チームからの経験者だと感じました 決勝での先発マウンドも予想されるかと思われます まさに、今季の大阪桐蔭は投手王国 そのことを示したこの日の試合だったかと思われます


※打力
大阪桐蔭:この日は投手を1番に据え9番に先日はラマル選手との兼ね合いで控えに回った岸本選手5を9番で起用 8番から4番まで左を並べたのは相手のサイド右腕対策と推察 3番徳丸選手両左9の調子が上昇傾向に見える  チーム全体で見るとこの日もリードを許す展開しかも相手変速気味のサイド右腕に手こずり気味の展開の中でも結局は5得点と相手投手を攻略は流石かと思われます


※龍谷大平安
敗れはしましたが伝統の堅守でエース桒江投手を支えたのみならず、大阪桐蔭の機動力を封じたのは光りました 投打にもうワンランクレベルアップしてセンバツに乗り込みたいところかと思われます




※大阪桐蔭
ラマル選手ファーストも無難にこなす ここまで威力を発揮してきた機動力は相手の堅守に阻まれる 全国にはそうした堅守を誇り投手も一線級というチームが必ず存在します  そうした相手をいかに攻略するかという課題が残ったかもしれません