※投手力
大阪桐蔭:南恒投手10の先発も予想された中、スーパーエース左腕前田投手がマウンドへ 立ち上がりのピンチを凌いで以降は1-0のしびれる展開にも関わらず安心して観ていられる内容でした 立ち上がり押し出し連発の彦根総合戦から一転の内容は、修正してきたというよりはちょっとしたことでピッチング内容も大きく変わってくるということかと思われます 確か最終回以外は三塁踏ませなかったのではと思われます
報徳学園:先発はエース右腕の盛田投手ではなくこれまで主にリリーフだった細身の1年生右腕間木選手11がマウンドへ 上手からブレーキの効いた変化球が冴え、ストレートを助けて見えました 4回途中1失点で降板 リリーフした盛田投手も同様に細身ながらストレートは伸びがあり無失点に抑える。体がもっと出来てくれば球威も増すかと思われます 8回1イニングを背番号10の1年生右腕今朝丸投手がなんとか凌いだ事が、最終回の相手の守備を際どいものにしたのかもですね
※打力
大阪桐蔭:この日は岸本選手がサードに入り打順もほぼこれまでどおりの陣容 優勝したものの相手の堅守にも阻まれ内野ゴロの1点のみに終わり新チームになり初めて公式戦で3点以内に抑え込まれる 相手の先発投手を読み違えたと邪推しながら観てましたがそうしたときや継投で交わされた時の攻撃に課題が見てとれました
報徳学園:こちらも新チームになりおそらく初めて3点以内に抑え込まれ完封を許す 一線級の投手にはまだまだ歯が立たない事かと思われ、高いレベルでの課題は残ったかと思われます
※大阪桐蔭
最終回ラマル選手がサードに入るも最後あわや同点の送球エラー ポテンシャルは間違いなく主力クラスですがレギュラー奪取には攻守にまだまだ安定感が足りないかと思われます そうした送球に対するファーストの捕球対応もまだまだこれからかと思われます 秋の近畿に続き明治神宮大会でも2連覇果たせるか否かは、やはり前田投手が中心になるかと思われます その上でエースが先発マウンドに上がらない試合をいかに凌ぐか 個々の打力は旧チームよりじゃっかん劣って見えますが機動力は旧チームより上 それをどう活かすか、かもしれません
※報徳学園
決勝では投手陣を堅守で盛りたて大阪桐蔭相手に接戦に持ち込む 秋の戦いを通して守備の強さは印象に残りました。 分厚くガッチリした体型の選手が野手には多く、その強さがバッティングにも反映されるようになれば、全国でも優勝候補に浮上するかと思われます