i氏の海外生活体験記

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ベトナム農業のダラット

2015-03-06 23:15:55 | ベトナム滞在記
3/5日経新聞WEBで伝えておりました。

-ベトナム農業に「日の丸」品質 高原で通年栽培-

 ベトナム南部の高原都市ダラットで、日本の技術を使った「日の丸ブランド」の農業生産が進んでいる。冷涼な風土を生かし、イチゴやレタスなど高品質な農作物を通年で栽培する試みだ。価格は2~4倍だが、品質や安全性の面から現地では支持が広がる。冷蔵輸送網の整備も始まり、周辺国だけでなく日本への輸出も視野に入る。ダラットが東南アジア有数の農産地に成長する可能性も出てきた。

 ホーチミン市のイオンモールには昨年11月から「日本のいちご」と日本語ラベルが張られた商品が並ぶ。価格は300グラムで12万ドン弱(約700円)と一般商品の約4倍。それでも週3回の入荷後にすぐ売り切れるという。

 生産地は車で7時間ほど北に向かったダラットだ。標高1500メートル級の山あいに合計5000平方メートルの温室が広がる。日系農業法人のキラクベトナムファーミングが昨夏から消毒効果のある電解水を使い、化学肥料も減らした低農薬農法で、日本原産のイチゴ「ペチカ」「章姫」を栽培している。

 現地のイチゴは農薬の使用量が多く、糖度や香りが十分ではない。「日本の技術を使えばより安全でおいしいイチゴを作れる」(中島正宏・最高執行責任者)という。

 ダラットの気候は農産物の生産に適している。同地があるラムドン省の野菜生産量は年150万トン。国内消費量(約1100万トン)の1割以上を満たす農業地帯だ。

■まだ低い生産性

 ただ零細農家が多く、生産性の向上では遅れている。同じ高原野菜の産地でもマレーシアのキャメロン高原に比べ、単位面積あたりの出荷額は9分の1以下にとどまる。

 ベトナム人は野菜消費量が東南アジアで最も多い(英ユーロモニター調べ)こともあり「安心・安全に敏感なうえ、糖度の高いトマトなど高付加価値の作物を求める。日本と協力できることは多い」。約45万平方メートルの農場を持つ地場農業法人のフォン社長は日本ブランドを歓迎する。イオンの「安全野菜」コーナーでも“日本”野菜が人気だ。

 長野県川上村に本社がある日越合弁会社アンフーラクエは昨年1月、現地で栽培したレタスの出荷を始めた。今では地場のコープマート、仏系ビッグC、独系メトロなど同国の主要スーパー約30社に「朝霧」ブランドで1日2トンを出荷する。

 「生産を指導してほしい」。レタスの高い品質を見た地元農家から依頼が殺到したため、契約農家に栽培法を教え、規格を満たしたレタスの買い取りも始めた。地元農家は技術料を払うが、技術を磨けて販路も確保できる。今年2月には契約農家が栽培した「朝霧」レタスが初出荷された。

 今年は香港やシンガポールへの輸出に本格着手する。その先に見据えるのは日本。日本では難しい冬場の露地栽培もダラットでは可能だからだ。

■外資も熱視線

 「(約1週間の)輸送費込みでも冬場ならば日本の相場の半値で販売できる」。同社の花岡貴也社長は自信を示す。輸出をにらみ、年内にも栽培面積を17ヘクタールに広げる。

 日本以外の外資もダラットに進出している。オランダ系のフレッシュスタジオは地元農家への技術指導と種苗販売の傍ら、自社農場で栽培したトマトを米マクドナルドのベトナム国内店向けに出荷。韓国のハッピーファームも近く大規模な野菜農場を立ち上げる。

-引用終わり-

ダラット産の果物、野菜は有名ですね。ベトナムに無さそうな農産物を見ては「これはどこで穫れるの?」と嫁に聞くと殆どが「ダラット」と返ってきます。

先日テレビでもやっていましたが、奇跡のレタスはダラットにも進出しています。ベトナムでは野菜は一般に洗剤で洗います。農薬が心配なんですね。ダラットの野菜はみずみずしく農薬の心配がありません。ベトナム農産物の一大ブランドが出来そうですね。

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収穫ミニトマトを飾る

2015-03-06 02:25:12 | Danang sushi bar 日記
ベトナムでの屋上菜園でミニトマト栽培にトライしています。嫁が5個収穫したよ、とメールしてきました。

良く分からないのですが飾りのつもりです。こうすれば靴箱もおしゃれに見えるでしょう、と・・・。

それよりミニトマトの出来は色も濃くまあまあのようです。黄色のアイコも出来ました。嫁は「黄色じゃなくて金色だ」と言っていますが・・・。

行く行くは、このミニトマトとラディッシュをサラダに使えないかなぁ、と考えています。日本では普通ですが、ベトナムでは珍しいんですよ。

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