i氏の海外生活体験記

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<part4>しもきた

マグロとベトナム

2015-03-07 23:22:31 | しもきた
3/6東奥日報WEBで伝えておりました。

-大間マグロのブランド生かせ-

 大間町は5日、「大間・まぐろ町会議」(会長・金澤満春町長)を設置した。国内屈指の知名度を誇っている大間マグロのブランド力を守り、新たな地域振興にどう生かしていくかを検討し、実行に移していく。

-引用終わり-

ま、大間は原発よりまぐろが似合う訳ですが、町長さんは今からでも遅くないので方向転換を願いたいですね。

さて、ちょっと前の記事2つを掲載します。

1.11/13ベトジョーで伝えておりました。

-日本式マグロ漁、漁民への技術普及が今後の課題-

 ベトナム南中部沿岸地方ビンディン省では、日本から導入した技術や設備を利用したマグロ漁が試験的に始まっているが、多くの漁民にどう普及していくかが課題となっている。

 10月初旬にビンディン省を視察した日本の専門家らは、マグロ漁のプロセスのうち特に急速冷凍処理に問題があり、品質低下につながっていると指摘した。新しい設備の扱いに不慣れで、正しい方法で使っていないことが原因だとしている。

 ビンディン省人民委員会は、日本式マグロ漁の技術を学ばせに農業農村開発局の専門家を日本に派遣している。しかしこの専門家は地元に戻ってきても、漁民を直接指導していない。漁業関係者は、漁民を派遣して直接学ばせるべきと話している。

 農業農村開発省水産資源利用・保護局のファム・ゴック・トゥアン副局長は、8月に日本に試験的に空輸したマグロが取引されたことは成功だったとし、12月下旬頃から始まる次の漁獲期に期待を示した。また、専門家を日本に派遣することについては、日本の専門家を招いて漁民を訓練をするか、漁民を日本に派遣するほうが効果的との考えを示した。

2.2/3VERACで伝えておりました。

-日本品質のマグロ7本を日本へ輸出、15年初出荷-

 ベトナム南中部沿岸地方ビンディン省にあるビンディン水産株式会社(Bidifisco)は1月31日、輸出業などを手掛ける株式会社加藤均総合事務所(大阪府堺市)の専門家と協力し、日本の技術により漁獲したマグロの品質検査を行い、日本の品質基準を満たしていると判断された7本のマグロが日本に向けて空輸された。日本の技術協力によるマグロ輸出は、今回が2015年の初出荷となった。

 これらのマグロは、日本から導入した技術や設備を利用したマグロ漁の試験導入プログラムの一環として漁獲されたもの。今回は5隻の漁船が出漁し、マグロ100本近くが水揚げされた。日本の品質基準を満たさなかった残りの93本については、漁民とマグロの購買契約を結んでいるビンディン水産が市場価格を上回る価格で買い取った。

 なお、2014年8月にはマグロ54本が水揚げされ、日本の品質基準を満たした37本のうち、9本が日本に空輸された。9本のマグロは大阪府で競りにかけられ、1kg当たり1200円(約21万7000VND)の高値で競り落とされたが、それ以降は品質基準を満たしたマグロが漁獲できず、日本へのマグロ輸出は行われていなかった。

 なお、農業農村開発省及びビンディン省人民委員会は1日、加藤均総合事務所の日本人専門家とマグロ漁獲技術向上プロジェクトに関する会合を開いた。今後は、漁船25隻に電気ショック装置(Tuna shocker=電気ショックにより、マグロやサメなどの大型魚の動きを止めさせ、暴れやスレによる魚体の損傷を最小限にする装置)を導入し、漁民に対してノウハウの訓練を行うなどして、マグロの更なる品質の向上を目指す計画だ。

-引用終わり-

ベトナムのマグロ業界は日本のノウハウを希望しているようですね。大間漁協も大阪の日本人専門家とタイアップでもして、活動範囲をベトナムに広げてみてはいかがでしょうか。ちょっと部外者の意見ですが・・・。

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忘れていた回答、議会報告会

2015-03-07 00:33:27 | 川内グランドデザイン
何気にむつ市HPを開いたところ、昨年7月に開催された市民への議会報告会&意見交換会の回答がUPされていました。7か月経っているとはいえ忘れていなかったのですね。真摯に回答しています。一歩前進です。

ところでHPがリニューアルされていました。表紙で横に勝手に動くヤツが流行りなんでしょうね。最近よく見ます。正直言えば少し見にくいです。大きさのバランスが悪く目で追うのに移動が速すぎるのですね。それとお知らせ項目が何か少なくなりました。各部署にアクセスして下さい、ということでしょうね。

実は「議会報告会の回答は無いのかなぁ」とずーっと思っていました。出席された方は気になりますよね。今後議会だよりもパワーアップ改善中のようですので期待しております。それと議員のHP、MAIL、FACEBOOKも一般市民の意見吸い上げには有った方が良いのではないかなぁ、と感じています。余計な事ですが・・・。それと満足度調査意見の回答というのはあるのかなぁ・・・。独り言です。

さて議会報告会回答の中で、私が勝手に策定している「川内グランドデザイン」の「避難計画を諦めない」という項目に関係する内容がありましたので、ちょっとコメントさせて下さい。先ず意見と回答を引用します。

ある意見:「原子力災害時の避難計画は現実的でないため変えるべき」

その回答:「むつ市内の報告会でも意見が出ましたが、県や市が出した計画はたたき台で出したもので、実際に考えれば何万人も一緒にバスで移動となれば無理です。基本はそうですが、現状に合わせて地域ごとに変更していく予定ですので、今後も議会と行政側の議論になると思いますし、各地区の現状を把握しなくてはならない。川内、脇野沢地区に避難した場合に全ての人を受け入れられるか、その先はどうするかなど、今後の議論になるかと思います」

-引用終わり-

素晴しい回答をしています。「その先はどうするか・・・」 その通りですね。問題意識抜群です。例え命が助かっても財産と安全・安心な暮らしがパァになったら・・・。

避難施設で受け入れた。その先はどうするのですか??? 避難民も生活しなければなりませんよね。子供や若い女性は出来れば遠方に住まわせたいですよね。高齢者、寝たきり、病人、身体障害の人は・・・。

福島の例であれば、その後「仮設住宅に入る」か「他県の親戚を頼る」の2択でしょうか。

大間原発の場合はどうでしょう。フルMoxは毒性が強いので30kmで良いのかなぁ、とシロウトは考えてしまいます。風向きにも依るでしょうが・・・。陸奥湾、農地もダメでしょうから他県、他国?に移住ですかね。

この覚悟はありますか?と函館は青森にも言っているような気がします。大間原発差し止め訴訟次回は3月19日です。

大間原発はより深刻ですよね。

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