縁は偶然ではない必然だ。お釈迦様は縁無き衆生は救い難し。と説く。日本人をネガテブ形とポディテブ形に分類すると九十九パーセントがネガテブ形で、中でも成人男性にその傾向が強いと船井幸雄氏の説にあった。否定的なネガテブ形は、縁無き衆生、救い難い類となり、それが九十九パーセントとなれば由々しきことである。小生自身、日常において、この現象を否定できない。文化も政治のレベルも、噴水と同じ、水源の高さに比例する。
日本人の特性の一つに、単純化というものがある。こけし人形もその一つの表れで、胴体と頭で、手足もついていない、単純な人形は世界的にも珍しい。しかし、その奥に秘められた、筆使い一つとっても、簡単にマネ出来るものではない。無農薬、有機栽培、そしてその地の持つ地力や環境の絶妙のバランスによって育まれた野菜でなければ・・・この味は得られない。単純は単なる単純ではない。
何時もなら、三月の収穫の予定の新ジャガイモ、イノシシの被害に遭い、やむなく、収穫を早めた。こぶりだが、味は流石だ。三年ぐらい休耕にして作れば、もっと美味しいものができるのだが、EM農法のお陰で思ったより味は自慢できる。