オモチャ産業では世界を飛び回っていた兵というより、指揮官であった。贔屓のTさんの言葉には惹かれる。金型一つで家一軒を買える額で日夜勝負してきた決断力が伺われる。今の企業家はバックギヤーを持っていない。失敗したら白紙に戻ればよい。自己責任を転嫁するのは卑怯者だ。今日より明日へ、ノルマ達成と部下の尻を叩き、失敗しても腹も切れず、部下に責任の転嫁を・・・何処かの国の為政者に似ている。西郷さんの言葉に金も名誉も命まで欲しがらない人物でなければ・・・と、正面から・・・手のひらの猿の伊豆ボケ老人には受け止めるには玉が大きすぎる。
スムシ・オオスズメ蜂・西洋蜜蜂・・・と日本蜜蜂を取り巻く環境も厳しい。心優しい日本蜜蜂も流石に盗賊の西洋蜜蜂に立腹したのか格闘をしていた。あのちいさな体で十倍も大きなオオスズメ蜂にも果敢に戦いを挑むサムライ魂には感激する。頑張れ! 頑張れ! 頑張れ!・・・とのエールを。
一昨日、樹木医の加藤師匠の四度目のお見舞いの途中、夏の海の色に変った水平線上に伊豆の大島がスッポリと傘雲に覆われていた。梅雨の晴れ間と思っていたら夏日の様に気温が上がり午後のニュースでは記録的な熱中症の老人患者が発生したと流れた。節電の影響によるものか、人間の耐久力の低下か・・・もしかして、小生・・・も、自然の力を甘く見ては・・・・小心・小心・小心だ。
