人間の内質を幼稚にした犯人は、テレビ・パソコン・携帯電話の三種だと石原慎太郎氏の言葉である。情報過多の環境は、自身に内在する想像力や思考力をそぎ落とす。経済優先の競争に踊らされ、例え勝組となりえてもその先には新たな敵が現れ、格差社会を拡大し、テロや諍いの源となって戦いの火蓋が耐えない。人間様は愚かだ。不知足ノ者ハ富リト言ドモ貧シイばかりか地球の自滅をも早める・・・困った。
現地・現場・現認が、成功に導く失敗学の畑村洋太郎教授の要諦だそうだ。著者は、日本社会には、失敗を恐れ、失敗を恥じ、失敗を隠そうとし、 失敗に学ばないという欠点があると主張している。それなら・・・失敗の山盛りの伊豆ボケ老人には朗報なのか・・・同じ失敗を性懲りも無く重ねる愚昧な小生には・・・根本的に無理なのか・・・JapaneseMaskHistryMuseum
縁無き衆生は救い難しは、お釈迦様の言葉だが・・・無料を求める者は基本的に使命感と責任感が欠如している。それは過去に良縁に恵まれなかった証しでもある・・・と、何故か伊豆ボケ老人のことを言われているみたいだ。JapaneseMaskHistryMuseum
口に入れて暫らくして・・・一体これは何だ・・・と、自称釣り名人のTさんの口から驚きの声が漏れた・・・ケンポナシです。・・・と家内の説明に・・・今までこんな美味しいものは、干し葡萄が大好きだが、それよりこちらの方がナチュラルで美味しいと太鼓判だ。人間も自然、味覚も自然、タバコは不自然だと愛煙家の彼に、健康的にも自然が一番と云えたら、俺からタバコを取ったらキチガイに変身すると笑っていた。彼は奥さんの前でも、部屋の中でも、まして食事中の席では決して喫煙をしない。その点のマナーには感心する。 JapaneseMaskHistryMuseum
早朝の四時半に自称釣り名人のTさんは出かけた・・・三時間後の成果は、イワシ一匹と手のひらサイズの磯ギンメを二匹だった。一日一匹の目標であればそれはそれで・・・今朝の空気の美味しさと日の出の美しさが加われば、これで満足かも知れない。不知足ノ者は富メル言エドモ卑シイ・・・伊豆ボケ老人も見習わなければ。