三年連続で、路地でのパパイヤの栽培を行っている。結果は販売するほどの大きさに成長するのだか、完熟させるにはどうしても加温が必要になる。この温かい熱川温泉でも、冬の季節の気温では熱帯性のパパイヤの越冬は無理のようだ。養生料理に青パパイヤの料理方があるので来年はもうすこし増やしたいと思っている。ゴーヤもパパイヤも木や葉から発する独特の香りがあり好きだ。
これは、何かご存知ですか?・・・はい、恵比寿さま、否、大黒さま・・・・・。じっは、からすうりの種です。ビーナツを二つに割ってどっちが、おじいさんか、おばあさんかを当てっこした遊びがあった。からすうりの種も個性があるらしい、どのような遊び方があったか小生もよく分からないが昔の人は、よく観察していたと思う。
からすうりの開花は何時ごろだったか?梅雨の頃のような気もする、頼りない観察力である。ダリアの根茎にそっくりな球根やウリの大きさに比べ蔓は繊細だ。白い薄ぼんやりとした花は、あまり目立たないが、この季節になると存在感がはっきりとする。自然の豊かさを感じさせる。
東伊豆町の花は、ツワブキの花です。菊科の多年草でこれから、この花の季節となり、大きなつややかな葉に黄金色の花の姿は伊豆の海岸によく似合う。葉は打ち身などの薬用につかわれる、春の新芽の茎の佃煮は絶品である。小生は花より食い気がと、どうも情緒がない。(熱川では磯ぶきともよぶ)
山茶花が咲き始めた、早咲きの椿も、晩秋の扉を開き。時の移ろいの速さに戸惑いながら季節の定かさを感じている。海の青、空の藍、白い雲、空気も美味い、伊豆はよい。