
漢方薬として使われる。枳具子(きぐし、キグシ)と呼ばれ、日本、中国、朝鮮半島に分布する、ナツメの仲間、クロウメモドキ科の落葉高木、果実は甘くて熟した梨の味がする。成分にはトリテルペノイドのホベン酸、ブドウ糖、硝酸カリ、リンゴ酸カルシウムが含まれる。と説明にあった。水約600mlに乾燥した実を約20~30gを入れて強火で加熱し、沸騰後約5分弱火で煮出して飲む、民間では二日酔い、口渇、嘔吐などの症状に用いられてきた。 二日酔いにはよく利用される。我が家では口臭止めに、餃子など食べた後、これを飲むと瞬時に消える。不思議だ。
ケンポナシの幹から採った樹液はキグシジュウといい、腋臭(わきが)の薬として利用されてきた。漢方薬店では500g3000円前後で販売されているのだが、中国産というのが気がかりである。