

蒔かない種は芽が出ない、蒔いても出るとは限らない方程式。凡夫の伊豆ボケ老人には失敗は付きもので、失敗は成功のアッハッハの母の連続なのだが。三月に蒔いた柿の種から、やっと一本芽が出た。子供の頃、早く芽を出せ柿の種・・・出さぬとハサミでチョン切るど、と、乱暴な、猿・カニ合戦のセリフを思い出した。物語の結末は、猿に傷つけられたカニを助け、臼や蜂や栗か゜力を合わせ、悪知恵の猿を懲らしめ。平和な国造りに一致協力する物語に思えるのだ。我が国の政治家は、足の引っ張り合い合戦で一致協力の気配は感じられない・・・困った。正義のハサミで不徳の輩をチョン切る為政者・・・は出ないものか。南洲は、私欲を認めてもっての志は、志に非ず。・・・西郷さんの再来・・・を。